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タッチ_のブログ一覧

2013年11月10日 イイね!

隔世の感

隔世の感もう直ぐ東京モーターショー2013が開幕しますね。

実は2年前の前回、会社帰りにモーターショーに足を運んだのですが、最後に訪れたのが独身時代ですから実に20年ぶりの東京モーターショーでした(^_^;)。

足が遠ざかったのは開催が晴海から幕張に移り遠かったというのもありますが、やはり魅力的な出展が期待出来なかった点が大きな理由。

いーかげん歳のせい(苦笑)か、到底手に入れる筈もないスーパーカーや、全く趣味の合わないジャンル違いのクルマは元より、将来出るか出ないかも定かでは無い夢のようなコンセプトカーを、わざわざ足を運んで見に行く気にならなかったんですね(苦笑)。一方で、技術的なモノには非常に興味が強かったものの、意外にモーターショーで得られる技術情報は陳腐で、これも本やネットの方が情報量が豊富です。

ってな感じで、本来夢を見に行くモーターショーに全く興味が無くなって久しかったボクを、会場に半ば強引に吸い寄せたのはマツダの"TAKERI"だったんですね。

丁度アクセラを契約た直後でしたが、

「近い将来市販されるであろうコイツの市販版を愛車に出来たら、どんなに嬉しいだろう」

などとしみじみ思って帰ってきましたが、まさか1年半後に本当に手に入れちゃうとは全く予想できませんでしたね(^_^;)>ポリポリ

一方、ホンダブースは「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」を大々的に発表したものの、如何にもマツダの「SKYACTIV TECHNOLOGYのパクリ」感アリアリだし、実態があるのか無いのか判らないパワートレインなどなどで、ひどくガッカリして帰ってきたのを思い出しますね。

さて今年のモーターショーです!

実はあまり行く気になってないのですが(^_^;)、個人的にはマツダもホンダも元気なのが嬉しいですね。

マツダは今回、アクセラを前面に出す一方で、前回の目玉だった"TAKERI"のようなコンセプトカーはありません。タイミング的にはCX-3とかmazda2とか期待したいところですが、マツダの基幹車種であるアクセラを先ずは前面に立てる作戦には賛成です。なにしろ「これはイイ」と思った客は、ディーラーに足を運べば直ぐに買えますし(笑)。

ホンダも今度は実態のある(笑)、EARTH DREAMS TECHNOLOGYでリベンジです。既に軽のNシリーズの他にアコード、フィットに載せて2種類のHVユニットが市場に出てますし、第3のHVユニットである3モーターSH-AWDが載ったNSX CONCEPTの出展もあります。


思えば、更に遡ること2年の2009年。

この年にi-stopを塔載したBLアクセラがデビューしているんですが、春先にホンダが出したインサイト、続いてフルモデルチェンジした3代目プリウスの影に隠れて、随分と辛いデビューだったと記憶しています。世の中「クルマ買うならハイブリッド」みたいな風潮が真に右肩上がりのような状態で、直噴ガソリンエンジンにアイドリングストップの組み合わせなど「今頃、ナニやってんの?」ってな具合だったでしょうか。タイミングが悪かったといえばそうなのかもしれませんが、試乗記で自慢の走りの評価は高かったものの、燃費性能含めて大きな話題になることもなく肩身の狭いデビューでした。

ボクも随分、歯がゆい思いで見守っていた記憶があります。

それが!ですょー!!

今度のアクセラはひと味、、、いやいや全然違います!

ガソリンあり、HV有り、クリーンディーゼル在り。現在現実的に考えられるパワートレインを総揃え。

お安いのが欲しい?ならガソリンを。
ハイブリッドが気になる?勿論ご用意しています。
速いのが好き?最新のクリーンディーゼルは如何でしょう?

どれをお求めになっても、走りの楽しさは他社には絶対負けません!

え?燃費はどうかって?そんなの、、、


どれも素晴らしいに決まってます!当たり前じゃないですかっ!( ̄▽ ̄*)

真に隔世の感ですねA^_^;)


ホンダも二代目インサイトを"安さ"を武器に出しました。ホンダのIMAはカタログ燃費でトヨタに勝てない。実燃費の差はさほど大きくはないものの、若干劣るのは事実でした。後はシンプルな機構故に低価格が可能な点が唯一の活路で、とにかく安いHVとして勝負を掛けるしかなかった。

ところが、、、

後出しジャンケンの如く、トヨタの価格引下げ作戦にあえなく完敗。。。(T_T)

ハッキリ言ってシェア40%以上を誇る業界トップ企業のすることか?と憤りも呆れも通り越して言葉も無かったのですが、今のホンダは違います

アコードハイブリッドは30km/LでカムリHVを圧倒。
フィットハイブリッドはアクアを抜いて燃費No.1
もう「性能で勝てない分、低価格で勝負」なんて、ホンダらしくない闘いを挑む必要はありません。
堂々と性能で勝負が出来ます!

しかも次に控えるのがNSXの3モーターHV。

トヨタさんはレクサスのLF-LCで勝負かしら?New NSXは速さと燃費で真っ向勝負でしょう。ホンダは恐らく、どちらも負ける気はサラサラ無いハズ。いやー楽しみです。

これも、真に隔世の感ですね(^-^)。

よーし、段々モーターショーに行きたくなってきたぞ(笑)。
Posted at 2013/11/11 21:04:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車市場 | 日記
2013年11月09日 イイね!

惚れなおした。。。

惚れなおした。。。先週末の連休、新潟から長野を周って岐阜の飛騨まで旅行してきました。


9月の東北旅行に続くドライブ旅行となりましたが、今回はあまり燃費には頓着せずに走りました。




結果、改めてアテンザに惚れなおしました、というお話(*^^*)。

・エンジンのトルク&レスポンス

・直進安定性

・ワィンディングでのハンドリング

どれも期待を裏切らない気持ち良さで、三日で1,000km以上走ったんですが、全くもって飽きません(*^^*)。

燃費にはほとんど頓着しなかったとはいえ、トータルでは15.93km/L走ってますからコレも満足。

いやぁ~、良い買い物しちゃった感120%ってところですね♪
Posted at 2013/11/09 12:11:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | アテンザ 25S | 日記
2013年11月07日 イイね!

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(完)

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(完)一連のブログのまとめです。

BLアクセラで存在した"マツダスピードアクセラ"が、新型にはラインナップされませんでした。
近い将来、マツダスピードの登場があるのか?アテンザには?今後のマツダの"スポーツグレード"はどうなるのか?がお題でした。

リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方

先ず、BLアクセラと同様のマツダスピードは出ないでしょう、という話。もっとも大きな要因は、載せるエンジンが無い(^_^;)。

リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(2)

じゃぁ、スポーツグレードは出ないのか?それを予想するためには、マツダの標準グレードがどのような乗り味をもって"走る歓び"を実現しているのか?これを紐解かないと話が先に進みません。

詳しくはリンク先を読んでいただくとして、これを書き終えた時点では、正直マツダがどうしようとしているのか、可能性が様々あるが故に予想が付いていませんでした。ところが数日を置かずにその方向性に一定の予測が立ちました。で、この話題も再開です。

リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(3)

実は1年前のアテンザ・デビューの頃から、スポーツグレードというか、ハイ・パフォーマンス版の必要性を感じていたボクは、標準グレードのみで競合に対して伍していけるのか?を危惧していたんですね。アクセラのデビューでも、この危惧は払拭されなかったんですが、、、

リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(4)

改めて、マツダ車の乗り味とその魅力を紐解くと、競合とは明らかに異なるアプローチで独自の"走る歓び"を実現していることに気付きます。これはライバルと"性能比べ"をするのとは一線を画する、真に独自の価値なんですね。

となれば、他社が揃えているような従来型の価値観による"スポーツグレード"が出る可能性は極めて小さくなります。

リンク:アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(5)

じゃぁ、その独自の価値でユーザーの心を本当に掴めるのか?この疑問に対して一定の解が得られたので纏めました。


結局、マツダ車の乗り味に於ける他社にはない魅力が"人馬一体"である以上、それを成す"クルマ"と"ドライバー"の双方のコラボレーションが欠かせません。ドライバーの運転技術が高ければ高いほど、その魅力はより大きく、他社のクルマとの違いも明確になっていきます。

そうなると、マツダ車の魅力を広く市場にアピールするためには、操るドライバーの技量をなんとかして高める必要がどうしても出てきます。こればかりは、いくらクルマを乗り易くしても限界があり片手落ち。問題がドライバーの技量ですから自動車メーカーには難題ですが、これを避けて通ることは出来ません。

ところが、マツダは既にココに手を打っていたんですね。それがi-DM。

なるほど、マツダがSKYACTIV世代の新型車の全てにi-DMを標準装備している理由が納得いったという決着です。

なにか「こいつ、またi-DMかよ」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)、マツダ自身が「マツダ車の性能を最大限楽しむ」ために開発した「まさに“人馬一体”を目指したシステムである。」と云っている以上、マツダ車の"走る歓び"を考察すれば、結局i-DMに行き着いてしまいます(^_^;)。

やはりボクは、i-DMを啓発していく他に道はないようです。。。
Posted at 2013/11/09 11:57:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2013年11月06日 イイね!

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(5)

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(5)マツダの特徴は"人馬一体"を実現する"ダイナミックフィールの統一感"を持ったクルマであり、それによって"走る歓び"をお客に提供しようというもの。

前回のブログ「それでライバルに勝てるのか?」に続いてボクが抱いていた懸念は、①それが本当に"売り"になるのか?であり、②それが一般の顧客に理解されるのか?というモノでした。

順に行きますが、①"売り"になるのか?についてはNOであり、YESでもあるという事(^_^;)。

この答えに辿り着く重要なヒントをくれたのはお友達のFLAT6さん。彼はスバルオーナーでスバル車の話題をたまたまブログに書いてくれて、コメントのやり取りの中でハタと気が付きました。

マツダ車特有の"人馬一体"の乗り味は、顧客がクルマを購入する前に"売り"になる必要は必ずしもないのだ、ということに。

それは顧客がクルマを買って乗り続ける中で、徐々に理解し惚れ込んでいけば良い。

なるほど言われてみれば確かに、"乗り味"などという曖昧なモノは、長く使い(乗り)込んでいかなければ本質を理解することも、それが自分にとって良いものなのかどうかも定かには判らないものだという気がします。実際、オーナーとなって数年も乗り続ければその乗り味は自分にとって当たり前のモノとなりますし、手放して他社製の車に乗り換えて初めて、かつての愛車の価値に気付くなんて、意外に良くある話かもしれません。

FLAT6さん曰く、スバルの強みはボクサーエンジン、シンメトリカル4WDや低重心が織り成す乗り味や走破性なのですが、そんなものは多くの顧客にとって、どこまで理解しているかは極めて怪しい。そして様々なハードル(苦笑)をクリアして購入に至った後に、その威力を体感するとめでたく"スバリスト"デビューとなるって言うんですね。確かに今ではAWDなどどこのメーカーも作っていますし、ボクサーエンジンのナニが嬉しいかなど、大半の一般ユーザーには興味がないでしょう。
ボクはそんなスバルが"アイサイト"を実に有効な"掴み"のデバイスとして販売を伸ばしたと分析していますが、一度スバルを買ってその価値に気付いた顧客は、次はアイサイトではなくスバルを買うという構図はとても理解出来るものです。

で、マツダです。"走る歓び"、"人馬一体"が売りになるのか?ボクは心配していたワケですが、別にならなくても良いのです。"魂動デザイン"や"SKYACTIVテクノロジー"が"掴み"として機能すれば。"魂動デザイン"もクリーンディーゼルも、"人馬一体"よりは遥かに解り易い(笑)。

買った後、"ダイナミックフィールの統一感"による乗り味がどう評価されるか?ここが勝負です。

ロードスターの成功がありますし、ボク自身のアクセラ、アテンザに対する評価でも、それは十分にオーナーを虜にする魅力があるという点は断言出来ます。

んじゃなんで②それが一般の顧客に理解されるのか?を心配しているかというと、ひとつにはこの新しいマツダFF車の乗り味が、前世代のマツダ車オーナーから不評な点。そしてもうひとつは、この素晴らしい乗り味は、四輪に掛かる荷重をキッチリ操ってはじめて味わえる点です。

"ダイナミックフィールの統一感"によって、極めて自然で乗り易く仕上がっているのですが、単に普通に転がす限り、同等の印象を持つクルマは世の中にいくらでもあります。市街地の試乗コースなどでは違いは微妙と言わざるを得ません。

一方、例えばワインディングロードなどでキッチリ荷重移動を伴って走らせると、今のマツダ車は俄然輝きを増していきます。ドライバーが操る実感と、クルマが軽快に旋回する爽快感とが合わさった、なんとも言い難い一体感があるのです。必ずしもスピードは必要ありません。常識的なペースで十分。逆に、さほどスピードを出さなくてもクルマを操る実感と楽しさが得られる点が驚きなのです。但し、きちんと荷重移動が出来れば、、、

そうか、だからi-DMなのか。。。

i-DMを紹介するマツダ技報には冒頭で「マツダ車を運転する多くのドライバが楽しく運転技術の向上ができることを期待し開発したもの」と説明されていました。

このことからボクは、i-DM自体はあくまでもMUST(必須)ではなく、Nice to have(あれば嬉しい)という位置付けの機能だと認識していて、i-DM活用術でもそのようなスタンスを取ってきました。
しかし以前ブログで書いた通り、あまり好意的ではないオーナーが多いにも関わらず、マツダはCX-5、アテンザで全グレード標準装備としたばかりか、アクセラでは機能のブラッシュアップまでしてきました。

改めてマツダ技報を見返すと、このような記載がありました。

「我々マツダ開発部隊は,新型プレマシーで代表されるような,車のダイナミック性能を「統一感」という思想のもと,基本性能である走る/曲がる/止まるをリニアで軽快なフィールに統一させた開発を行い,楽しく気持ちよく走る車づくりを行っている。今回紹介する「Intelligent Drive Master(以下i-DM)」は,「統一感」という思想を継承しながら視点を変えた試みであり,「統一感」の思想で開発した車の良さを,運転操作の習熟により更に効果的に引き出し,マツダ車の性能を最大限楽しんでもらいたい,との思いで開発したものである。
車の性能を高め,更にその性能を最大限に発揮するように車がドライバの運転技術向上を支援していく,まさに“人馬一体”を目指したシステムである。」

マツダ車の強みは、その"人馬一体"の乗り味にある。

どうやらボク自身のi-DMに対する認識は、改める必要がありそうです(^_^;)。
Posted at 2013/11/08 01:36:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2013年11月05日 イイね!

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(4)

アクセラに見るマツダ"スポーツグレード"の行方(4)マツダが目指す乗り味は"人馬一体"であり、それはこれからも今後も全てのマツダ車で実現していくもの。よって他社でいう"標準グレード"、"スポーツグレード"という性格分けはそもそも存在せず、所謂全て"Fun to Driveグレード"というべきものというのが、ボクの中での理解であると、前回のブログで書きました。

この整理によって、それ以前からボク自身が抱いていたマツダのクルマ造りや姿勢に対するいくつかの疑問について、解を得ることが出来ました。

疑問1.:欧州プレミアムブランドのダウンサイジング攻勢にどのように対抗していくのか?

メルセデスのAクラスが現時点では象徴的な存在ですが、欧州プレミアムブランドがCセグメント以下に進出してきます。これは日本メーカーが徐々に上級クラスへ進出していった過去とは全く逆の現象で、ホンダやマツダをはじめ日本メーカーが得意としてきた小型車市場が真に侵食される危機です。

しかもメルセデスはA(コンパクトハッチ)、B(ハイトワゴン)、CLA(4ドアクーペ)、GLA(SUV)といきなりフルラインナップを揃えるばかりか、A,CLAにはプレミアムスポーツグレードのAMGまで用意と、真に万全の布陣を敷きつつあります。AudiもA3を刷新し、S3、RS3を準備していますし、BMWも1シリーズに加えて2ドアの2シリーズ、スポーツグレードとしてM135iなど、従来のM3、M5よりはややライトながらもスポーツグレードをラインナップを整備しつつあります。同じ欧州メーカーであるVWはゴルフ7にGTI、そしてゴルフRでこれらを迎え撃ちます。

真にCセグメントは戦国時代とも言えるような状況ですが、そんな中でデビューした新型アクセラは、マツダスピードもなく俗に言う「標準グレード」のみで、果たしてこれらの強敵に対抗出来るのか?

こんな書きっぷりをすると、不安になるでしょ?(^_^;)

この疑問は実は、1年前のアテンザ・デビューの際にボクが抱いたモノで、アクセラに限らずアテンザも同じ構図があり「XDにAWDも無く、大丈夫か?おぃ」って感じだったんですね(苦笑)。


しかも、紹介したメルセデスのAクラスはA180が284万から、CLAクラスはCLA180が335万からとアクセラ、そしてアテンザと微妙にバッティングする絶妙な価格での日本販売です。両モデル共にボトムエンドの価格とは言え、消費者に「この金額ならメルセデスだって買える」を実現したことは事実です。


マツダは、アクセラは大丈夫か!?








結論は、大丈夫なんです(笑)。

Cセグメントのベンチマークと言われるゴルフが標準モデル、GTI、ゴルフRといったパフォーマンスのヒエラルキーを形成し、メルセデスをはじめとするライバルがコレに倣うという構図に於いて、その根底に流れるのは「速さ」という価値観です。つまり「速い事が偉い」と。

一方、マツダの強みは"人馬一体"であり"走る歓び"、"意のままに軽快に操る楽しさ"にあります。そこに"速さ"は必要条件ではありません。

つまり同じCセグメントのハッチパックモデルでありながら、ゴルフやAクラス、他とアクセラは競合しない、ということになります。

確かにマツダ自身が「競合と比較して選ばれるのではなく」というところを目指していると明言しています。速さに価値基準を置けば必ず「どっちが速い」という性能比較が付いてまわりますが、マツダ車の価値はそこじゃない。「走って楽しいか?」なんですね。

現実問題として、実際にそういった視点で消費者が見てくれるか?というのは大きな課題ですが、幸いにしてマツダには成功体験があります。ロードスターは多くの競合の追従を受けましたが、変らずにその価値を保ち続けて販売台数でギネスブックにも記録されています。メルセデスがSLKを出そうがBMWがZ3を出そうが、云わば"負けなかった"ワケです。

いやむしろ、プレミアムブランド(メルセデスSLK、BMW Z3、Z4)やハイパフォーマンスモデル(ホンダS2000)など、多くのライバルが追随してきたにも関わらず、なぜロードスターはパイオニアとして存在し続けられたのか?一体、その価値はどこにあるのか?これをマツダ自身が十分に研究し、理解した結果がこの流れとなっていると推察します。

但し、ロードスターは確かにパフォーマンス面では秀でたモノを持たなかったものの、FR、50:50の重量配分、四輪ダブルウィッシュボーン、オープン2シーターと、誰にでも解り易いスポーツカーとしてのキャラクターを持っていました。

同じ"人馬一体"を全てのモデルに、と云ってもアテンザはFFのセダン/ワゴン、アクセラもFFのハッチバック/セダンと、プロフィールから見る車両キャラクターは全く異なります。しかも"乗り味"ってヤツはカタログには謳えても、目には見えないものです。

狙いは良いと思います。果たして狙い通りに機能するか?

~更に続きます(^_^;)~
Posted at 2013/11/06 02:26:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | マツダ | 日記

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