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タッチ_のブログ一覧

2015年02月24日 イイね!

車間距離と予測運転(其の四)

車間距離と予測運転(其の四)さて最終回ですd(^.^)

前回までのブログで、

①i-DM、5thステージの過剰判定基準によって度々食らう減点を撲滅するために予測運転の見直しを迫れ、
②予測運転を見直してブレーキを踏まされる事無く、常に自らブレーキを踏むためにどうすれば良いかを模索していたら、、
③或る程度「こうすれば良いのでは?」というのが見えてくると、そもそもブレーキを踏む必要が無い事に気付き、、、
④結局、予測運転が上手く出来ているかどうかは、周りのクルマとの間合いが適切に取れているかどうかに帰着した。


ってな経緯になったと紹介しました。

間合いとは、前走車に対しては車間距離であり、隣車線の車に対しては位置取りです。

これが"適切か否か"は、直接的には自分の運転に影響し、最終的にはクルマの動きに影響します。

最初は「周りの状況に影響されてブレーキを踏まされる」事を撲滅するために始めましたが、試行錯誤の結果、自分が「こうしたい」という運転が常にできるような状況に自らを置くことが可能と判ったんですね。

じゃぁどうしたい?と考えたら、それは当然「上手に運転したい」ワケですから、①滑らかな加速度変化、②加速度一定の維持、③余計な加速度変化の抑止、の三点を高度にバランスさせるところに、自然と行き着きましたd(^.^)。

ですから逆に、目の前や並走するクルマたちとどういった位置関係にあれば、この①②③を高度にバランスさせられるか?という観点から、車間距離などがどれくらい必要か?と考えるようになりました。

前回のブログでも書きましたが、この間合いは常に変動します。前を走るクルマが違えば当然変わってきますし、同じ車でも道路の状況によっても変わります。一時的に短くなったり長くなったりすることもありますが、そうやってこの間合いをある種のクッションにして自車の動きの影響を最小限に抑えます。

ですから、前走車のブレーキランプが点いたからといって直ぐにブレーキペダルを踏むことはありませんし、逆に前走車がブレーキを踏まなくてもボクが必要と思えば減速する場合もあります。結果的にブレーキを「踏まされる」ことはほぼ無くなり、常に自分の意思でブレーキを踏むようにもなりましたv(^o^)v


ということで、そうやって走っている自車の動きがボクの想定を超えて影響を受ける(①加速度変化が滑らかさを欠く、②加速度一定を保てない、③余計な加速度変化を余儀なくされる)事が、想定外の事態という風に定義出来ます。

これにどんなパターンがあるかを考え出したらキリがないのですが、イメージし易い具体例をいくつか挙げると

・青信号で発進し加速中に前走車のブレーキランプが点灯した
・走行中、一見なにも無い場所で急に前走車がブレーキを踏んだ
・並走中のクルマが十分なスペースが無いにも拘らず突然車線変更を試みた

なんてケースですね。ドライバーがブレーキを踏むのも車線を変えるのも、必ず理由があります。またそういった車の動きの変化には意外に予兆があったりしますから、十分に注意を払っていれば察知することも可能で、察知できればそれに対応した間合いを取ることも可能です。ところが例に上げたような、青信号で発進加速してく前走車が突然ブレーキを踏むなど普通は有り得ませんよね(^_^;)。前走車の更に前に車が居れば話は別ですが。

というような感じで、最近のボクの運転ではかなりの部分を想定の範囲内に収めることが出来るものの、こういった想定外の(というか理解不能な)他車の動きと言うのは、決して多くはありませんが極々稀に発生します。

これにどう備えるか?これは今のボクにとっても難問ですが、実は一連の予測運転の見直しの中で、意外に効果的ないくつかの運転方法を改めて認識(確認)することが出来ました。


①間合いの取り方

「結局それかぃ!?」とツッコミが入りそうですが(^_^;)、結局コレが意外に効きます。

想定外というのは本当に全く想定されない予兆も無い状況で発生するものですから事前の備えと言っても限界があるのですが、例えば流れのペースが変わるとか、それに伴って周囲全体の車間距離が詰まるとか、そういった交通の状況変化が起こったときが案外トリガーになったりします。

また、周囲の流れに対して極端に速いクルマ、或いは遅いクルマが居る場合、そのクルマ自体、或いはそれに近接するクルマが想定外の怪しい動きをする場合があります。

そういった場面に遭遇したときに、流れに任せてしまうのではなく敢えて車間距離を長めに取るとか、出来るだけ並走車の死角に入らない位置取りをするとかいった対応をすると、危険を避けることに繋がる場合があります。「君子危うきに近寄らず」ではないですが(^_^;)。


②5km/h速度を落とす

これも「そんな当たり前のこと」とか言われちゃいそうですが、これの効果は侮れません(^^;)。
もっとも効くのは、歩行者や路駐の多い繁華街みたいなところ。当然、皆それなりに気を使って走ると思いますが、試しにそんな場面でいつも出しているスピードから5km/h、落としてみるとボクの云わんとするところが理解できるかもしれません。SKYACTIV車なら先ずi-DMの白ゲージや減点が激減します(笑)。次に、周りがもの凄く良く見えるようになります。たったの5km/hなんですが、自身が「ゆっくり走っている」と多少なりとも自覚できるレベルまで速度を落とすと、意外やそれで生じた余裕を周囲の状況把握に向けられるんですね。

逆に言えば、普段のペースというのは車自体を動かす労力と、周囲への気配りが個々のドライバーなりにバランスしている状態なのでしょう。どちらかが増えればもう一方が減る理屈です。だから一方を減らしてあげると他方が増やせるという事。

「スピードを落とせ」とはなんともベタなアドバイスなのですが(^_^;)、速度が上がれば運転は難しくなり、速度を落とせば運転の難易度は下がります。これは真理。ただ闇雲に「速度を落とせ」では、なかなか実用になりません。故に、嫌な予感がしたりとか(笑)、そんな気分になったときに試してみると、その効果や使い時が分かるかもしれません(^_^;)。

「ふむふむ、なるほど」と思った方は、是非ご自身の運転に応用してみて下さい(^-^)。
Posted at 2015/02/25 02:28:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | "上手な運転"の基礎知識 | クルマ
2015年02月19日 イイね!

車間距離と予測運転(其の参)

車間距離と予測運転(其の参)さて、前回のブログまでで以下のような経緯から予測運転の見直しに行き着きました。

・i-DMスコアを高く保つためには不本意な減点を撲滅する必要がある
・交通の流れの中で食らう不本意な減点は、主に周りの状況によってブレーキを踏まされている事に起因した
・どんな状況でも受動的でなく、能動的に(自らの意思で)ブレーキを踏めれば減点されない
・常に能動的に行動(操作)をするためには予測運転が肝要
・今現在(当時)不本意な減点を食らっているということは、今までの予測運転では不十分(甘い)ということ


で、改めて周りのクルマを観察しながら今までの予測運転のどこに甘さがあるかを突き止めていった結果、自分も含めた公道上のクルマの動きには一定の秩序が存在し、その範囲内で色々な事が起こるという極めて当り前の結論に今更ながら至るワケですが、その上でじゃぁどのように運転して何を拠り所に予測を行えば良いのか?抽象論だけではアレなので(^_^;)、少し具体例を挙げてボクがやってきたことを説明します。


先ずは前走車との関係について

①前走車のドライバーが十分に上手であれば、青信号で加速度一定で加速し巡航速度を一定に維持。速度は上がりも下がりもせず、赤信号で減速度一定で停止します。こんなクルマの後ろに付いて淡々と走る場合、もう本当に何も起こりません(笑)。仮に車間距離を一般には不適切と言われるレベルまで詰めたとしても、何の心配も不安も無いもんですd(^.^)。但し、極端に車間距離を詰めてしまうと前走車のドライバーが「オレを抜かしたいと思っている?」なんて誤解してしまいますから、まぁ常識的な車間距離を維持します。

②前走車のドライバーが特段、上手でなければ、青信号での加速度がバラついたり巡航速度も多少の増減を繰り返したりします。
赤信号では早めに減速し過ぎてしまって途中から減速Gを緩めたり、なんてことが起こります。こんなドライバーのクルマが前に居ると、上手なドライバーと同じようには当然いきませんが、適切な車間距離を取ってやるとこの多少不安定な運転の影響を最小限に留めることが出来ます。
例えば巡航時にちょっとした登り坂で速度が落ちたりすると、当然ボクのクルマとの車間距離は詰まります。車間距離が詰まれば最終的にはこちらも減速を余儀なくされる可能性が出てきますが、前走車も登り坂が終わって下りに転じたりすれば増速したりしますから、再び車間距離がひらくこともあります。つまり車間距離が減少する理由によってそれは一時的なもので、必ずしもこちらも減速しなければならないとは限らないってことです。

③前走車のドライバーが下手クソな場合(笑)、その車の動きは非常に不安定で一貫性を欠きます。前を走られて困るケースと言うのは、全く必要もないと思われる場面で頻繁にブレーキランプを点灯させること。これの主な原因は速度管理が上手く無いため、前のクルマとの車間距離を不用意に詰めてしまって減速せざるを得ない場面を自ら作り出してしまう事が大半です。また、このクルマの前を走るドライバーが②のような場合で車間距離が不適切な場合でも、同様に車間距離の減少に見舞われてブレーキを踏まざるを得ない場合もあるでしょう。
しかし、車間距離が詰まり過ぎてしまってブレーキを踏んだのなら、適度な車間距離が取れた時点で減速は終了して再加速、巡航速度に復帰してくれます。つまり適切な車間距離を取っていれば、一時的に車間距離が詰まることがあってもブレーキを踏むまで至らずに済ませることも出来ます。

という感じに、元々はブレーキを踏まされる場面を撲滅し、常に自らの意思でブレーキを踏むにはどうしたらイイのか?という発想で始めた予測運転だったのですが、三例に挙げたような前走車の運転パターンを見極めて、適切な車間距離を取ることが出来れば、そもそもブレーキを踏む必要すらない事が解ってきました(爆)。


次に隣の車線を走る並走車との関係について

並走車は前走車と違って、ドライバーの腕前とはあまり深く関係しません。なぜならばクルマの速度が不安定に上下しても、直接自分の運転に影響が及ばないからです。ただ腕前の上手下手は関係しなくても、クルマのペースによってドライバーのタイプを窺い知ることが出来ます。ボクはウサギ傾向のある多数派タイプですから、基本的にペースは速めです。このボクと同じペースで並走するドライバーは、同様にペースが速めである可能性が高い。一方、ボクよりペースが遅いクルマは標準的な多数派タイプか、亀タイプの可能性があります。逆にボクを追い抜いて行くクルマは明らかにウサギタイプとなります。これらは隣の車線を走っているクルマが、ゆっくり後ろに下がっていく(自分が追い抜いていく)か、ほぼ同じ位置にいつも居るか、前方に遠ざかっていくかによって簡単に識別することが出来ます。

それじゃぁこいつらの何に気を配れば良いか?といえば当然「彼奴等が自分の前に車線変更して入ってくるか否か」です。
タイトル画像を例に取れば、青いクルマですね。彼がボクの前に割って入ってくる可能性は、A.この先の交差点で右折したい、かB.彼の前走車を追い抜きたい、の二通り。A.であれば普通は交差点の手前十分に余裕があるタイミングで車線変更をするでしょうが、彼が右折したいかどうかを当然ボクは知りませんから、ウィンカーが出るなり彼が意思表示をしたタイミングで適切に対応する必要があります。B.に関しては、前走車が亀タイプであるとか、左折しようとして減速したとか、いずれにせよ彼の前走車と彼の関係に着目すれば、おおよその予測が出来ます。

更に彼と自分との位置関係が、彼が車線変更を実行出来るか出来ないかを最終的には決定付けます。

例えばタイトル画像の例でいえば、この位置関係であれば並走する青いクルマの彼はいつでも車線変更が可能です。彼の前走車が「亀タイプでペースが遅い」とか「左折のために減速した」などの原因が生じれば、先ず彼と前走車の車間距離の減少を招きます。彼がアクセルを緩めるとかブレーキを踏むなどして減速すれば、ボクのクルマと彼のクルマの位置関係は当然変化します。ボクのクルマが彼のクルマに並び掛ければ、もう彼はボクの前に割り込むことは出来ません。

青のクルマの彼が車線変更をしてくるか?それは概ね以下のような組み合わせで判断出来ます。

①彼がウサギタイプであれば、前走車の減速理由に関らず車間距離が詰まればもう追い抜きモードです。前走車が左にウィンカーなど出そうものなら、かなりの高確率で右にウィンカーが出るでしょう。

②彼が多数派タイプであるならば、前走車が左折のために減速したのを受けて車線変更して抜きに掛かることはほとんどありません。一方で亀タイプに追いつきつつあるケースでは、一定割合のクルマが車線変更する場合が想定されます。
この違いがなぜ生じるかと言うと、前走車の左右折に伴う減速というのは、それが意思表示されない限りは判らない、つまり突発事態だからです。流れに乗って走るタイプであれば、この突発事態に呼応して車線変更を伴う追い抜きを咄嗟に決断するドライバーは圧倒的に少数です。それをするのはウサギタイプ。
一方、亀タイプに追いついていくようなケースでは、次第に近づいてくる前走車を見ながら、前のクルマが自分より明らかに遅いことが事前に察知可能です。つまり「あれに追いついた後、後ろを淡々と走るか?追い抜くか?」を考える時間があるのです。「どっちにしようか?」と考えたときに、隣に車線変更可能なスペースの余裕があれば、前走車に追いつく前に車線変更を実行するドライバーは一定数は居ます。

③彼が亀タイプであれば、そもそもペースの遅い前走車に追いつくというケースは稀ですが(苦笑)、仮にそうなった場合でも車線変更をするケースはほぼ皆無に近いです。

というところまでが解ってくると、隣の車線を並走するクルマの走行ペースと位置関係、そして並走車の前方に気を配ってさえ居れば、彼が目の前に割り込んでくるか否かはかなりの高確率で予想が立ちます。予想が立てば、後はやることは基本的に二つです。1.「彼がいつでも入って来れるようにスペースを空けておく」か2.「彼が入って来れないようにスペースを詰める」か、です。入って来れないようにスペースを詰めると書くと、何か意地悪をしているように思うかもしれませんが、相手が車線変更の意思表示をしたときにスペースを詰めてはダメですょ。それでは接触の危険に繋がりますから。相手が車線変更をしようかと考えたときに、自分が居る位置取りの話です。その時点で半車身でも並走車と重なって走っていれば、隣のクルマは絶対に車線変更は出来ませんよね?重なってなくても、十分なスペースが空いていなければ強引に入ってくるヤツはウサギタイプのみです。

という感じに、割り込みが生じないようにするか、割り込まれる可能性がある場合に事前にスペースを空けてしまうか、隣の車線を走るクルマとの位置関係を適切に取ることで、目の前にクルマが割り込んできたとしてもブレーキを踏む必要は生じない事が解ってきました(爆)。

以上の通りに前走車に対する車間距離、そして並走するクルマに対する位置関係、この二点をどのようにすれば良いのかを意識して走るようにしていたら、両者を最適に確保できればナント!ブレーキを「踏まされる」場面が激減するに留まらず、「自らの意思で踏む」機会すらも減ってしまいました(爆)。減速はもうアクセルオフによるエンジンブレーキで十分(苦笑)。こうなると、周りを様々なクルマに囲まれて勿論色々な事は起こるのですが、自分は常に加速度一定で加速し、一定の速度で巡航しながら余計な加速度変化はほとんど起さず、赤信号などを確認して自らの意思で減速停止するだけ。これって周りにクルマが居ない状態と運転自体は大差はありません。よってブレーキを「踏まされる」ことも無いワケですd(^.^)。

で、この頃からボクは周囲のクルマとの距離を"間合い"と意識し始めるのですが、前走車との関係は正に車間距離そのものです。
"間合い"とは「適切な車間距離」であるワケですが、んじゃ何をもって適切なのか?それは

前走車によって自分の運転が簡単に乱されない距離

ということになるんですが、既に述べた通りで適切な車間距離は、走行速度や道路の混み具合などの環境面以外に、ドライバーの技量やタイプによっても左右されます。つまり一定では無いんですねd(^.^)。後ろを走りながら、どのくらいの車間距離があれば「ボクのXX一定の走行」が維持できるか?これに加えて隣の車線のクルマの位置関係にも気を配る。それを微妙に調整しながら周囲のクルマに対して位置取りをする。

正に"周囲との間合いを取る"ということです。

ここまで来ると、周りで起こっている事の大半はほとんど起こるべくして起こる事であって、ボクにとっては「何も起こらない」ことと大差はなくなってしまいます。では、それでも起こる予測外とは何で、それに備えるためにどうするか?は次回ww
Posted at 2015/02/20 16:35:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | "上手な運転"の基礎知識 | クルマ
2015年02月16日 イイね!

車間距離と予測運転(其の弐)

車間距離と予測運転(其の弐)前回、予測運転を見直すことになった経緯を説明しました。

事の発端は公道の流れの中で食らうi-DMの白ゲージ減点を撲滅すること。目的はどこを走ってもi-DMのスコア5.0点を取りたい!えぇ、最初の動機は不純でした(苦笑)。

周囲のクルマの動きに翻弄されてブレーキを踏まされる事なく、常に自らの意思で踏むために予測が重要であるという、今更な結論に至ったワケですが、運転経験も性格も異なる全く知らないドライバーたちが運転する、しかも複数のクルマの動きなんか、常に正確に把握する事なんて出来るんでしょうか?(^_^;)

ここで改めて、自分と周りのクルマの動きがどーなっているかを観察してみました。

ドライバーは皆、道交法に従って走ります。日本のドライバーは赤信号を無視することはほとんどありません。逆に制限速度は10~20km/hくらいの超過は日常茶飯事。車線も基本的には守りますし、車線変更禁止区間で車線変更を行うクルマも意外に少数です。

ってな具合で、当り前っちゃぁあたりまえの話ですが、ドライバーは道交法に基本的に従い、ある程度の運転マナーを守って運転しています。つまり一定の秩序が存在するんですね。皆、好き勝手に運転していると言っても、それはあくまで法令とマナーの範囲内で、ということになります。

例えば東京都内の典型的な片側二車線・対向四車線の幹線道路。信号待ちから青信号で発進し、50km/hもしくは60km/h+αの速度まで加速して巡航、赤信号で減速停止します。これも当り前に思えるかもしれませんが、逆に言えば

「青信号になっても止まったまま発進しないクルマは居ない」とか、
「制限速度50km/hの道路を30km/hで走るクルマはほとんど居ない」とか
「青信号で止まるクルマは居ない」とかとか
「信号もないところで突然とまるクルマも居ない」とかとかとかw

という事なんですねd(^.^)


さて、道交法とある程度の運転マナーという秩序の存在を確認したところで、それでも全てのクルマが全く同じような動きをするワケではありませんね。じゃぁ、どんな違いがあるのか?に目を向けて見ました。

先ず、その道路の流れに乗って走るドライバー。制限速度が何キロだろうが、その道を走る大多数のクルマが概ね出す速度というのは、身近な道路をイメージすればわかると思います。大体このタイプが多数派を占めますね。

次に、こういった交通の流れに頓着しないドライバー。周りがいくら自分より速かろうがバンバン抜かれようが唯我独尊。制限速度かそれ以下の速度で淡々と走り、自分の前が如何に開けていようが、自分の後ろに何台ものクルマが連なっていようがお構いなし。まぁ交通の流れの中にあっては亀さんタイプですね(苦笑)。

※こういったドライバーはあくまで道交法を守っている限りは悪い運転ではないものの、これを高速道路の追越車線とか、一般道の右車線でやるのはボクはマナー違反だと個人的には思いますが、、、(^_^;)

最後は亀さんとは反対のウサギさんタイプ。制限速度が何キロだろうが、交通の流れが何キロだろうがお構い無しで兎に角、前へ前へとクルマを追い抜いて行きます。よほど急いでいるんでしょうが(笑)、前走車のお尻に噛付かんばかりに車間距離を詰め、隣の車線に隙があらば車線変更をし、流れの中を縫うようにして先を急ぎます。信号待ちで先頭に止まろうものなら、青信号と共にバビューンと見えなくなってしまいますが、意外に次の信号待ちで後続車を待っててくれたりするからウサギさん(苦笑)。

まぁ大体この3タイプに分類できそうだということが判りました。割合は多数派タイプが7~8割、亀さんタイプが意外に多くて2~3割、ウサギさんタイプは数%って感じでしょうか。多数派タイプがもっとも多いが故にバリエーションも幅があります。亀傾向とかウサギ傾向とか(笑)。

で、この3タイプがワタシ(アナタ)も含めて公道上を入り乱れて走り回るワケですが、そうすると何が起こるか?

例えば1台の亀さんタイプが居たとしますd(^.^)。

彼(彼女)は制限速度というか、自分のペースで淡々と走りますが、このクルマの後ろから亀さんタイプが来たとしたら?後ろに付いた亀さんは前の亀さんを決して抜こうとはしません。後ろに付き従って淡々と走ります。

一方、亀さんタイプの後ろにウサギさんタイプが来たら、絶対に抜きに掛かります。もう一刻も早く!という勢いで(苦笑)。

じゃぁ多数派タイプの場合は?

亀さんタイプのペースにも寄りますが、制限速度を著しく下回って無い限り、直ぐに抜こうとはしません。また、隣の車線の交通量が多い場合も、あまり無理をして車線変更をしてでも抜こうとはしません。逆に道路が空いていて労せず車線変更が可能である場合は、スマートに追い越しを掛けますね。

ってな感じに、ここでも一定の秩序というか法則、パターンが存在するんですね、意外にも(^_^;)。

ということまで解ると、じゃぁ自分の周りを走っているクルマが、亀かウサギか多数派か?という色分けさえ出来てしまえば、これから自分の周りで起こるであろう様々なクルマの動きが、大体見えてくるかもしれません。

じゃぁどうやって見分けるか?というと、ボクの場合は簡単でした。なぜならボク自身は多数派に属するものの、ペースが速いウサギ傾向だからです(苦笑)。

亀タイプのクルマには直ぐに追い付き、追い越してしまいます。つまりボクの周りに居る時間は極めて短く、直ぐに後方に置き去りになっちゃいます。一方でそんなボクに追い付き、追い抜いて行くクルマは間違いなくウサギタイプ。その他の、ボクの周りに比較的長く居るクルマたちは多数派タイプということになりますね。

という感じで、先ずは道交法と運転マナーによる秩序、その上で亀、ウサギ、その他多数派というタイプ別が存在するが故のパターンがあるという認識に立てば、それらによって周りで起こる様々な事は、或る意味「信号が青に変わると」だったり「一時停止の標識があると」というレベルにあながち遠くない、起こるべくして当たり前に起こることに見えて来ます。

そしてそれが「当り前」となった瞬間に、そういった諸々の事以外の出来事のみが「予測外」という話になるワケです。

つまり、「i-DMの今回のスコアで5.0点が取りたい」という邪まな動機(苦笑)で始めた予測運転の見直しが、意外やこの「予測外の範囲を限定する=予測の範囲を広げる」ことに繋がったんですね(^-^)。

んじゃその予測内に対してどのように振る舞い、予測外に対してどう備えるか?というのは次回w
Posted at 2015/02/17 16:44:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | "上手な運転"の基礎知識 | クルマ
2015年02月14日 イイね!

車間距離と予測運転(其の壱)

車間距離と予測運転(其の壱)こんばんわ。

「興味があったら『イイね!』を付けてね♪」と書いたら、なんと60以上も付いちゃって、ちょっと焦っているタッチ_です(^_^;)。

ところで車間距離も予測運転も「何を今更」と思った人も多いみたいです。ボクだって運転歴二十ウン年、自分なりの車間距離なり、予測運転なりは当然のようにやって来ました。

事の経緯はこうです。

BLアクセラSKYACTIVを買って半月。i-DMは早々に5thステージに上がってしまって、コレで本当に運転が上手くなるんかぃ?なーんて思っていた頃でした。当時はまだi-DMの機能も効果も良く解っていなかったため、エクストラステージの5thステージで5.0点が労せず取れるようになれば、運転が上手くなると信じてしがみついていたのですが、この判定基準過剰の鬼ステージが、意外な事実を見せてくれます。

前走車が居ない状態で走行しているときは何の問題も無いのに、周りをクルマに囲まれて流れに乗って走っていると、なぜか運転操作が乱暴であることを示す白ゲージが1個、チラチラ点灯します。白が点けばスコアを減点されることもあります。特にブレーキング

最初は未だ5thステージの判定基準に運転操作が適応出来ていないからだと思っていたのですが、単独で走る上ではほとんど白を貰わなくなった後も、一向にこの白1個が無くなりません。

なんなんだ?一体!

と思ってこれの撲滅に挑むワケですが、先ず最初にやったのが車間距離を少し長く取る事。しかしこれは早晩、上手くない事がわかります。単独で走るときと同じように、となるためにはなんと以前の2~3倍の車間距離が必要になってしまいました。それが取れれば白ゲージの点灯は避けられるのですが、そんなに前を空けていると都内一般道ではバンバン割り込まれます。車間を取ろうとすると割り込みの度に車速を落とさねばならず、早い話が亀さんです。これでは走っていて楽しく無い上に、そもそもボクらしい運転じゃありません(苦笑)。

流れの先頭など、単独で走れば白を貰わないのに、流れの中で前走車が居ると白を貰う。自分としては当然、同じようにブレーキ操作をしているつもりですし、別に追突の危険などもありません。にも関わらず前走車のブレーキランプの点灯や、車間距離の減少を受けてブレーキペダルに足を乗せた瞬間、白一個が点灯する事実が示すもの。それは極めて単純明快で、前走車が居るときにはブレーキ操作が違っていたということです。

で、この違いが何によって生じているのか?という疑問と向き合うワケですが、出た結論がコレ。

◎自らの意思でブレーキを踏んでいるとき、白ゲージは点かない
×白ゲージが点くとき、ボクはブレーキを踏まされている

運転歴二十ウン年にしてこれは真に目から鱗の事実で、ちょっと周りをクルマに取り囲まれると、意外にも正しい運転操作が出来ていないという事実が露呈したんですね(^_^;)。

で、道路が空いていようが混んでいようが、ペースが速かろうが遅かろうが、常に正しく運転操作が出来るためにどうしたら良いのか?咄嗟のときにでも正しい運転操作が出来る事、これもひとつの解決策ですが、当然そんな事はずっと意識していて未だに出来ないワケですから、いつまで掛かるか分りません。で、色々と試行錯誤を繰り返したのですが、「咄嗟のときにも正しくブレーキが踏める」という発想がそもそも間違いで、運転が上手いドライバーというのは「咄嗟の」なんていう場面になんか、滅多に遭遇しないものなんですな(^_^;)。

なにしろこの「ブレーキを踏まされる」機会を撲滅し、常に自らの意思で「ブレーキを踏む」ことを実現するためには、どうしても自車の周りで起こる様々な事を、全て自分の掌の上に乗せる必要が出てきます。

と、この段になって、改めて自分の予測運転というものを見直すことになります。

今まで自分が出来ていると思っていた予測運転も、十分だと思っていた車間距離も実は単なる本人の思い込みであったと、まぁ認めざるを得なかったワケですな(^_^;)。

結果、いつからどのレベルでそう出来るようになったかは自分でも定かではないのですが、前回のブログで紹介したとおり、不測の、であったり咄嗟の操作というもの自体がほとんど必要なくなりました。

それは例えば

斜め前の車線を走るクルマが目の前に割り込んでくるとき、そのクルマがウィンカーを出したときにはもうブレーキペダルの上に足が乗っている

なーんて感じだと思いますか?違うんですねぇd(^.^)


斜め前の車線を走るクルマが目の前に割り込んできたとしても、ボクはほとんど何もしません。そのまま入ってきたら当たる、という場合にクラクションを鳴らすくらいでしょうか(苦笑)。

相手のクルマだって接触をいとわず割り込みを掛けることはまぁ稀です。つまり目の前にクルマが割って入っても、直ぐに何かをしなければ接触するなんて事はありません。

逆に減速しなければぶつかるようなタイミングでクルマが割り込んでくるような場合、ボクはそのクルマがが割り込んでくる以前からもう減速を開始しています。

そう、割り込んでくるクルマに「ブレーキを踏まされる」ことはなく、「自分の意思でブレーキを踏む」運転って、こういうことなんですねd(^.^)。

次回から本題に入りますが、この「(他車によって)させられる」ではなく、常に「(自らの意思で)する」運転というのが今のボクの予測運転であり、それを実現するためには周囲のクルマとの間合い(車間距離)は、非常に重要な要素になります。

i-DMの5thステージって、判定基準が過剰で運転が上手くなるのを阻害する事が多いのですが、この件だけは、ボクの運転技術の見直しに貢献してくれましたね(苦笑)。
Posted at 2015/02/15 13:23:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | "上手な運転"の基礎知識 | クルマ
2015年02月13日 イイね!

車間距離と予測運転(其の零)

車間距離と予測運転(其の零)ブログタイトルを変えたので、それらしいネタも少しは書かないとね(^_^;)

マツダのi-DMは、ドライバーの技量を高めるコーチング機能と、上手な運転を促すティーチング機能の組み合わせた、中々優れモノの運転評価システムです。

何が優れているか?っちゅーと、i-DMが見ているのは①滑らかな加速度変化、②加速度一定の維持、③余計な加速度変化の抑止、という三点だけなのですが、例えば上手に運転することを目的にこの3つ以外の何かを意識したとしても、その何かを突き詰めていくと、結局この3つを最適化するところに行き着いてしまいます。つまり、運転の良し悪しに関わる根っこであるということなのでしょう。

今回テーマに取り上げる「車間距離」や「予測運転」も同様です。

i-DMのスコアを高く保ちたいと考えたとき、周りのクルマとの間合いや予測運転の必要性を感じるようになります。勿論、これらを意識することは安全運転にも通じる話なんですが、結局先に挙げた3つを最適化するところに行き着いてしまいます。

逆に言えば、先の3つをとことん最適化すべく努めていくと、車間距離も予測運転も、ひいては安全運転も意識せざるを得ないという話d(^.^)。

但し、i-DMは滑らかな加速度変化や加速度一定に青ランプを点灯して教えてくれますが、適切な車間距離は教えてくれませんし、予測運転のやり方も教えてくれません(苦笑)。


ボクがi-DMの活用を通じて予測運転や車間距離、というか周りのクルマとの間合いについてちょっと真剣に見直しをしたのは2012年1月以降。アクセラSKYACTIVに乗り換えて、i-DMが5thステージになった後でした。そのことは過去にブログでも紹介していますし、i-DM活用法でもi-DM攻略法でもその必要性は指摘していますが、じゃぁ「適切な車間距離ってどのくらい?」とか、「何を見て周りの動きを予測するのか」なーんて具体的な事については、実は書いたことがありませんでしたね(^_^;)。

i-DMは、不適切な車間距離や不測の事態によって行う運転操作(主にブレーキ)に対して、「操作が乱暴」であることを検出して、白ゲージ/白ランプ点灯とスコアの減点によって教えてくれます。

この「緊急回避に伴う減点」は、実は某クチコミ掲示板で「だから私はi-DMを無視します」という理由のトップ3にランキングされてたりします(笑)。

他は"高スコアを狙うと燃費が悪い"と"スコアを気にすると思い通りに走れない"なんかですね(苦笑)。

この白ゲージ/白ランプ減点、5thステージともなるとちょっとした不注意でも簡単に点灯するくらい神経質なので、相当にキッチリと予測運転が出来て、適切な間合いを取り続けなければ回避は困難です。

ところでこの予測運転ですが、「周りの車の動きを100%予測するなんて不可能」という意見もあります。まぁ確かに100%というのは神様でもない限りは無理だと思いますが、じゃぁボクは今、どのくらい予測が出来ているのか?ちょっと調べてみました。

最近、平日は毎日、往路が一般道30km、復路が首都高速で30kmの計60kmほどを走行しています。往路でのブレーキ回数が大体40~45回、復路が35~40回なので、合計で一日75~85回です。

で、不測のブレーキングをどのくらいの頻度でしているか?ちょっと気にしていたんですが、10日走ったら一回ありました(笑)。

あ、ちなみにこの不測のブレーキングって、別に緊急回避ではありませんょ。d(^.^)
「あっ!」って思ってブレーキに足を乗せた瞬間、白ゲージが2個点いた、というヤツで、別に追突しそうになったとかではありません。ヒヤッするような緊急回避は、まぁ一年に1回くらいなもんです。

ということで、100%はやはり無理でしたが、10日に1回、1日80回ブレーキ踏んでますから、800回に1回ということになりますね。確率を計算すると、、、99.875%となりました(笑)。

ボクの普段の走行条件は東京都内の一般道、首都高が中心です。空いてるときもありますが、混んでるというか、交通量は多いことの方が多いです。そんな中で、i-DMのアベレージはずっと5.0点ですし、SKYACTIV車では燃費が最も悪いG2.5にも関わらず、標準燃費は今だに14km/L弱をキープしてます。んじゃ燃費を気にして運転しているか?といえば、普段走っていて抜かす車がほとんどで、抜かれる事はほとんどありません。えぇ、ハッキリ言って飛ばして走っている方です。

さて、σ(^_^;)は普段、一体どんな運転をしているのでしょう?(苦笑)

というところを、予測運転をネタに、ちょっと種明しなんかしてみよーかなーとか思ったんですが、ウケが良くなさそうだったら書くのを止めようかしら?(爆)

興味のある人は、是非イイね♪をお願いします(笑)。
Posted at 2015/02/14 01:11:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | "上手な運転"の基礎知識 | クルマ

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