
シュガーマンとは、麻薬の売人
1970年代頃、日本車の台頭によりデトロイトが荒廃していく!
失業、そして麻薬に溺れる者
1967年にアフリカ系黒人の暴動が起きている。
そんなデトロイトの日常を見て、ボブディランよりも鋭い歌詞で低所得者へ歌いかける
酒場の片隅でギターを片手に歌うロドリゲスに、後にスティービーワンダーやマイケルジャクソンをも手掛けた大物プロデューサーの目に止まりアルバムを作成するも全く売れず
2枚のLPアルバムを作成した時点で契約を切られる!
当時を知っているプロデューサーは、今も絶賛する。
ロドリゲスの曲は素晴らしいと
しかし、全く売れず、アメリカではミュージシャンとして誰も知る人はいない
アルバムも手に入らない
変わって、アメリカから地球の反対側、アパルトヘイトが行われていた南アフリカ
1994年に激しい廃止運動により廃止されている
誰かが、南アフリカへ持ち込んだロドリゲスのアルバム
1980年代頃、南アフリカはかなり世界の情報が隔離された人々に規制されていた!
そこで、ロドリゲスのアルバムが誰もが知る南アフリカ最大のヒットになる
人口4千万人の国で、100万枚
ローリングストーンズよりも有名!
それは、ロドリゲスのアルバムが隔離された人々の変革への心に響き、心支えになっていた
アパルトヘイトが廃止され、南アフリカの人々がロドリゲスを探す
アルバム作成から、およそ30年❗️
アメリカで全く売れなかったミュージシャンを知る手掛かりはない
もう、死んだとも噂されている
1990年後半、インターネットでロドリゲスさんを捜すサイトを立ち上げると、ロドリゲスさんの娘が気付き
南アフリカとの懸け橋が出来た。
連絡がつき、即、コンサートの要請
ロドリゲスは、すぐに娘を連れて旅立つ
彼は、もうミュージシャンではなく、デトロイトで日雇いの労働者であった
もう、30年近くも
しかし、ただの日雇い労働者ではなかった、現場ではスーツ姿だったり(; ̄ェ ̄)
でも、かなり日雇いの仕事への態度は曲がりないもので
地域活動にも積極的に参加し
デトロイトの市長選挙にも立候補している!(◎_◎;)
そうして、ミュージシャンとして歌う事なく、娘を三人育て
言葉だけで言えば、日雇い労働者
そんな彼らが、南アフリカの空港に着くなり、リムジンの迎えを受ける❗️
まるで、日本へビートルズが初めてやってきたように
コンサート会場は、まるでプレスリーのように熱狂の渦
6回のコンサートがソールドアウト
彼は、真のミュージシャンであった❗️
30年無縁の音楽活動であったのに
まるで、この時の為にミュージシャンであったかのよう
もう、50も過ぎ大御所の風格
「奇跡に愛された男」
ロドリゲスは今もデトロイトで暮らす。
デトロイトのシーンでは、よく雪景色である。
どちらかといえば、中南米に近い暖かい地域かと思っていたが( ̄▽ ̄)
上の方だったのね
それなら、FFとか四駆も強そうだけどね^^;
今も、日雇い労働者
現場から持ってきた木材で暖をとる
常に社会の底辺の暮らしをして、
しかし、彼は真のミュージシャンであり、芸術家!
真の政治家であり、革命家であった❗️
4、50年経ちアメリカでも日本でもアルバムを購入できるようになった
Posted at 2013/10/17 20:54:19 | |
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