≪最終更新 2013年6月≫
今朝はイマイチの天気の土曜日。
久しぶりにゆっくり起きました。
今日の散歩はお休みにして、CBに乗換えて半年/2000km余りを過ごした印象を記します。
(乗換えたときしか出来ませんからね・・・)
なお、CB乗換直後は長年乗り続けたXJRとの差異がハッキリと
違和感となって感じられたのですが、いまはそんな事もなくなりました。身体が馴染んだのでしょうね。
【スタイル】
モダンで存在感の大きなCB
ちょっと
古典的な雰囲気が漂い女性的な柔らかなスタイルのXJR・・・
当初の印象と変わりありません。 好みの問題ですね。。
空冷特有のフィンを見せつけるXJRのエンジンは見ていて惚れ惚れします。
しかし、CBの水冷エンジンの存在感も魅力的です。
【ポジション】
CBのハンドルはやや高めのため高速道路での風圧はキツイです。
カウル未装着の状態だと
100km巡行が気持ちいいです。
CBの方がハンドル幅が広いです。高めのハンドルと相まって大柄な姿勢となります。
この軽微な(数ミリ?数センチ?)差のため、すり抜けのときにクルマのミラーに擦ることが何回かありました。
(ゴメンナサイ)
CB1300SF(SC54)は2009年11月のマイナーチェンジ(外観の主な変化はテール形状とグラブバー)で、ハンドルが14mm手前&23mm上方に見直されました。(私のモデルはこのタイプです)
以前のモデルでは、ハンドルが遠い・・・との意見が多かった様ですがちょっと楽チンすぎです。
操り感は大きいのですが、抑えが効かなくなった印象です。
特に、横浜ベイブリッジなどの横風の強いうえに大型トラックによる乱気流に襲われる超高架橋での安定感の無さは恐怖のひと言です。(XJRではそこまで感じなかった恐怖感です)
基本的にノーマル主義ですが、ハンドルを下げることを考えています。
≪2013年6月追記≫
【エンジン】
当初、XJRの方がトルク感が上・・・と感じましたが、それは繊細なアクセル加減での話。
アクセルを積極的に開ける乗り方がCB流のようで、そうすることで強烈な加速が味わえます。 高速道路での全開加速は高めのハンドルと相まって危険を感じるほどの加速をします。
ただ、CBは状況によってドンツキが出ます。良く出来た最近のインジェクションでもアナログなキャブには敵わない部分です。(人間もアナログですからね)
⇒慣れの問題でカバーできる範囲です。Uターンも問題ありません。 ≪2013年4月追記≫
また、CBは意外にもアクセル開度や回転数により微振動や唸りがあるのでちょっとKawasakiチックでもあります。(最近のカワサキの方が振動ないかも!?)
【車体/サス】
CBは硬いです(キッパリ!)。
それはサスペンションやシート、車体全体を含めた乗り心地だったりエンジンのレスポンスだったり・・・。しっかり感や剛性感を感じますがが、
もう少ししなやかさがあってもよいと思います。
ちなみに指定空気圧は CB…F2.5/R2.9、XJR…F2.5/R2.5 なのでCBのリアが0.4も高いのも影響しているかもしれません。
想定されているライダーの体重が重めなのかも知れません。
(75kg位が想定? 当方60kgです)
Fスプリング:標準目盛+1本(5本目)
Rスプリング:1(最弱)
にすると快適です。旋回性云々はわかりませんが。。
≪2012年09月03日追記≫
タイヤをミシュランパイロットロード2からメッツラーに交換したら更に気にならなくなりました。
調べてみるとパイロットロード2は硬いタイヤとの評判でした。
≪2013年4月追記≫
【ツーリング】
硬質な乗り味と気持ち良い排気音(交換してます)で
気分を高揚させるCB。
柔らかい乗り味とノーマル2本マフラーの排気音で
ゆったりまったりのXJR。
どちらもツーリングは愉しいです。
ちなみに荷物の搭載性も両車とも◎

2012年5月 桜の河口湖

2011年11月 紅葉の河口湖
XJR最後のツーリング
シートもCBは硬め、XJRは柔らかめです。
CBはちょっとお尻が痛くなりますが慣れの問題ですね。。
対するXJRは、疲れにくいワイラックスシートを採用しているので何時間乗り続けても本当にお尻は痛くなりませんでした。 ≪2012年8月1日追記≫
【山道】
CBにコツなんて必要ありません。
素直にコーナーをクリアしていきます。これは長所でもありますが、ブレーキ-倒し込み-アクセル・・・のタイミングで
クルッ!と曲がるXJRの愉しさを知ってしまうと
何か物足りません。
効率的に曲がるCB(スピード重視!?)と
曲がるプロセスを愉しむXJR・・・両車で一番の違うところです。
ちなみに、CBで廻り込んだタイトコーナーをXJRのつもりで曲がっていくと、クルッ!と曲がれずにオーバーランしそうになった事が数回ありました。同じNKでも乗り方ってあるのですね。。
※車重とホイールベースの差も大きいかもしれません。
CB…261kg/1515mm、XJR…245kg/1500mm (参考ダエグ…246kg/1470mm)
コーナーの愉しさはヤマハに軍配です。。
XJRは柔らかい足回りの特性を活かして姿勢変化をきっかけに曲がっていくイメージでしょうか。リアタイヤをで路面を掴む感じで安心感◎。細めのニーグリップ部も膝に力を入れて尻を浮かせてライディングするには最適。。
対するCBはフロントからフラッと倒れ込んでいく感じ。倒し込みとスピードを優先しているかの印象です。フロントからすくわれそうで不安な感じを受けます。切り返しも腰を浮かせてのライディングよりもシートに座ったままの方が安定するのかな? まだまだCBに慣れていないですね・・・。 ≪2012年8月1日追記≫
CBのタイヤをミシュラン/パイロットロード2からメッツラーZ6へ交換したところ、コーナーへの不安感が薄れました。軽快感重視のPR2から安定感重視のZ6へ交換した影響だと思われます。
軽快なハンドリングと倒し込みが好みならPR2を・・・
しっとりとした安定感が好みならZ6がお勧めです。
XJRのコーナーは、腰を浮かせて体重移動を積極的に行うライディングが愉しいです。対するCBは積極的に操ってもシートに座ったままでもそれ程変化が感じられない様な・・・。≪2012年10月14日追記≫
【取り回し】
CBは重いです!そして重心もシートも高めなのでバランスを崩すとかなり緊張します。
ギックリ腰に要注意です。
その点、XJRの方が重心が低くシートも低いので意外と何とかなります。
慣れました。もう大丈夫です。。 ≪2012年10月14日追記≫
【その他】
XJR(02)はゴールドチェーンが純正で装着されていましたが、CBは錆びる通常のチェーン。コストダウンでしょうか。(現行のXJRも通常のチェーンの様です)
XJRには空冷大排気量ゆえの持病がいくつかあります(シリンダーヘッドやクラッチのoil漏れ、インシュレーターのひび割れ、オイル減り・・・等)が、CBの持病ってあるのでしょうか?
【どうでもイイこと・・・】
①Keyオンで、CBはヘッドライトが点灯しますが、XJRはエンジン始動まで点灯しません(ポジションのみ)。
②ウインカー点滅時、XJRは点滅の反対側は消灯しますが、CBは点灯したままです。
③テールカウルのサイドにあるタンデムバーは乗車時にちょうど膝がぶつかります。必要以上に頑丈なのでアザが出来るほど痛いです。(>_<)
④同じCB乗りから「シート替えてる?」ってよく聞かれます。後期型のシートってそんなに違うのかな?
⑤ツーリング先で話しかけられることが多くなりました。CB乗りが多い(白バイも含め!?)・・・って事もありますが、XJRではそんな事はなかった気がします。
CBもXJRも動いていれば扱いやすいオートバイですが両車とも大型オートバイです。
大型二輪免許が取得できたからと言って誰にでも扱える代物ではありません。
メディアでは、リターンライダーや大型初心者でもお奨めと言われるCBですが、それは動いているときの扱いやすさの話であって、エンジンを止めたときの扱いはそれなりの経験とキャリアが必要だと感じます。
可能であれば、実際に8の字を押してみることをお奨めします。
CB(261kg(SBは266kg))とXJR(245kg(ZRXやバンデットもこれ位です))の差を実感できると思います。
身体的、体力的、年齢的なものを判断して無理のないオートバイライフを愉しんでほしいものです。
かく言う自分も、倒れたCBを一人で起こせるかは不安ですが・・・。(^_^;)
【CBと1年 7000kmを共にして・・・】
この一年間、毎週のようにCBと共に過ごし、さらに夏には北海道を旅したことによってすっかり馴染みました。
当初は、身体にしみついたYAMAHAの味付け(洗脳?)との差異に戸惑いましたが、今ではそんなことはありません。CBにはHONDAの味付けがありそれぞれのメーカーの個性だと思います。
HONDAはツマラナイ・・・よく聞くフレーズですが、そのメーカーの味付けを否定せず愉しめば良いだけの話し。拘りを否定するつもりはありませんが、視野が狭くなってしまってはモッタイナイですからね。。 ※これは自分への自嘲をこめたものです。
ただ・・・
エンジンを停めた際に発する キンキン・・・ って音がCBでは聞けなくなった点だけはさみしいです。 空冷ならではの特権ですからね。。
≪2013年4月追記≫
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CB1300SF | クルマ
Posted at
2012/07/21 17:41:15