クルマと違い、オートバイに乗るときはそれなりの服装と装備が必要になります。
例えば、最近のオートバイ用ジャケットは防風効果はもちろんですが
各部にパットやプロテクターが装備されており安全性も考えられています。
そして重要なのがグローブです。
例えば、自転車で転倒したときのことを想像してみてください。
まず手を出すのではないでしょうか。
自転車でさえ、アスファルトに手を付くと手のひらを裂傷するのを避けられないのに
スピードレンジの高いオートバイを素手で運転するなんて、考えただけで恐ろしいものです。
そんな私のグローブは、転倒時の耐摩擦性を優先して
革グローブ にこだわっています。
真夏のサマーグローブと真冬のウィンターグローブは革ではありませんけど。(^_^;)
革特有の 手に馴染む 自然な感じと
手にはめたときの 集中力のスイッチ が入る感じが好きなんです。
前置きが長くなりましたが、
いま愛用しているのは ヘンリービギンズ の革グローブ。
すでに3シーズンを共に過ごして、馴染み具合も最高の状態なのですが
革の香りに 3シーズン分の排気ガスと汗 が加わった微妙な匂いが・・・(+_+)

シーズンオフとなったタイミングで、クリーニングすることにしました。
クリーニング・・・と言っても クリーニングに出すわけではなく、自宅で洗うだけです。
洗い方は
ビオレ を溶かした ぬるま湯 にグローブを漬けてしばらく放置します。
放置しただけでも ぬるま湯 は薄っすらと汚れてきますが
少し押し洗いをするとこんな状態になります。
次に、手のひらにビオレを塗りたくりグローブゴシゴシをします。
グローブの内部もビオレを塗った手を突っ込んでモミモミすると、内部もキレイになります。
洗い終わったら、念入りにすすいで陰干しします。

水分を吸収しやすいようにグローブは新聞紙のうえに置き
そして、グローブの内部にも新聞紙を突っ込みます。
乾燥時間は、晴れていれば半日くらい、雨でも1日~2日くらいでしょうか。
乾燥させ過ぎると、グローブがカチコチになり縮んでしまいます。
こうなると、革が馴染むまで窮屈となり、馴染んでからも少しゴワゴワなグローブとなってしまいます。
陰干しからの取り込むタイミングは
内部の指先が湿っている位の 半乾き 状態がコツです。

最後に、まだしっとり感が残っている状態でオイルを馴染ませることによって
より柔らかなグローブの出来上がりです。
(洗濯で革の油脂が抜けているのでオイル塗りは必須です)
最近はナイロングローブが主流になりつつあるようです(洗濯機に放り込んでOKの気軽さは魅力です)が
この面倒な過程を経てコンディションが良くなったグローブで
来シーズンは気分良く散歩が出来そうです。♪
革はキレイになったのですが面ファスナーの粘着力が弱くなっていたのが気になります・・・。。
ちなみにビオレで手洗いをしているのは、
石鹸、リンスインシャンプー、洗剤、洗濯機・・・と過去の経験則から、ビオレによる手洗いに落ち着いたものです。
石鹸や洗剤だと油脂が抜けてしまい革がゴワゴワになったり、リンスインシャンプーだと香りが強烈に残ったりするので・・・(^_^;)
おまけ
ウィンターグローブは、まだ匂わなかったので

ファブリーズして干すだけでOKでした。
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Posted at
2015/12/17 00:30:29