
2月も中旬を過ぎて寒さも底を付いたでしょうか、
少しは暖かくなったような気がします。
そんな週末の今回は
昨年の秋にXVの車検でお借りした代車の話となります。
忘れていたわけではないのですが、ナカナカまとまらなくて・・・。。
いつも、クルマ好きの心を鷲掴みにする代車を用意してくれるディーラーに感謝です。m(_ _)m
(ここ数年では、WRX A-Line、レヴォーグ2.0GT、フォレスター2.0XT、など等)
【WRX A-Line】
https://minkara.carview.co.jp/userid/1384315/blog/29221093/
【レヴォーグ2.0GT】
https://minkara.carview.co.jp/userid/1384315/blog/36634660/
【フォレスターXT】
https://minkara.carview.co.jp/userid/1384315/blog/38864203/
今回、お借りした代車は

レヴォーグ2.0 STI Sport
2.0ℓ DOHC 直噴ターボ“DIT” スポーツリニアトロニック 300ps/40.8kg 1570kg
外装/内装の特徴として
・225/45-18タイヤ&専用18インチホイール
・専用のフロントバンパー&グリル、
・本革&ボルドーの内装
・諸々のSTIパーツの標準装着
などなど・・・、スペシャルなレヴォーグを
2日間/300kmほど、自由に楽しんだインプレとなります。
【STI Sportの内装】
ドアを開けて乗り込むと
レヴォーグも、先代XVも
(先代インプレッサやフォレスターも)も、運転席からの眺めは基本的に同じなのですが

レヴォーグSTISportは、細部を含めて価格の分だけ上質に作られています。
特に 本革シートとボルドー の車内は

スペシャルモデルとしての特別感が◎。
見た目だけでなく、スポーツモデルらしい硬めの本革シートも
レヴォーグSTI Sportのイメージにピッタリで、運転していて心地よいものでした。
この内装だけで、欲しくなりそうです。
【STI Sport 一般道&高速道路】
レヴォーグSTI Sportを愉しむために、少し早起きした翌朝は

近所の迷惑にならないように、大通りの側道で暖気をしたのですが
思いのほか静かな排気音に拍子抜けするほどで

STIの刻印がある大口径のマフラーは、構造上はノーマルマフラーのようです。
STISportは、STIパーツは組み込まれていますが、エンジン(吸排気系)に手は入っていないとのことです。
暖気を終え、デフォルトの「Iモード」で走り出すと
街中では、到って普通に扱いやすく、
高速道路では、排気量の大きなクルマのような余裕の走りをしてくれます。

「Sモード」に切り替えると、300psの本領発揮とばかりに
街中では、レスポンスよくキビキビ走り
高速道路では、瞬時の加速力が楽しくて、こちらがデフォルトでもイイかも・・・と思えるほどです。
高速道路で前方クリアを確保してから
「S#モード」にスウィッチして、パドルシフトでシフトダウン&高回転からのアクセルオン!
その加速力と高回転の伸びは、想像以上に凄まじいもので
とても1570kgもの車重があるクルマの反応と加速力ではありません。
麻薬的な愉しさはありますが、少々ヤリ過ぎかな・・・と感じたのも正直なところ。
使い古された言葉ですが、まさに免許が幾つあっても足りません・・・。
私感ですが、
高速道路での高回転は、明らかに初期型のレヴォーグよりも今回の後期型の方が刺激的でした。
刺激度でいえば
レヴォーグSTI Sport > WRX_STIAline ≧ 初期型レヴォーグ でしょうか。
(想い入れも加味すると、高回転で炸裂する3代目レガシィ(BH/280PS(MT))と、高回転の伸びの4代目レガシィ(BP5/280PS(MT))がワン・ツーです。)
ちなみに、高速道路を常識の範囲で走行する分には、Iモードでも普通のクルマ以上の加速力を持ち合わせています。
少し硬めながらも良好な乗り込心地と、クルージングでは静かな一方、アクセルを踏み込むと水平対向エンジンの鼓動が感じられ
愉しさと、快適さと、アイサイトの安全性で、1day500kmを越えるグランドツーリングには、最高の相棒となりそうです。
一般道&高速燃費 : 9.4km/l
(愛車のXVなら15km/lを超える区間ですが、アクセルを踏み過ぎました。)
【STI Sport ワインディング】
コースは、大井松田から急坂路の三国峠、山中湖を経て、道志みちで横浜へ帰るいつもの山路ルートです。
そんな山路でも
レヴォーグSTISportは、車重が1570kgもあるとは思えないほど、気持ち良くカーブを駆け抜けます。
ハンドリングも、ロールも、トルクの出方も、本当に自然で気持ち良いもので
この気持ち良さは、重量級の車体をビックトルクで意のままに操る
大型バイクの気持ち良さに近いでしょうか。
アクセルやブレーキ、ハンドルやロールなど
全てが意のままに操れて、クルマを運転することがホントに本当に愉しくて
クルマ好きには堪らないひと時でした。
山路では、家族を同乗しているときは「Iモード」で穏やかに、
独りで運転を楽しみたいときは「Sモード」で気持ち良く、
攻めたいときは「S#モード」で大胆に・・・
そんな楽しみ方が出来る、レヴォーグSTISport は◎です。
【まとめ】
2日間/300km程を過ごした レヴォーグSTISport ですが
STIのイメージから速さを追求したクルマ・・・ではなく、運転の楽しさと気持ち良さを追求したモデルと感じました。
それでも、元々がハイスペックなモデルなので、エコカーやミニバンでは味わえない
300ps/40.8kg の刺激的な加速力は、クルマ好きには堪らない魅力なのも事実です。
ただ、その刺激を味わうにはソレなりのリスク
(安全/法規)も考えなければならず
非日常の刺激を必要としないなら、排気量のみ異なる1.6もありかな・・・と。
(個人的には、1.6の方がアクセルを踏めるので楽しめるかも・・・と思ったりしました。)
ノーマルのレヴォーグでも、充分にスポーティで愉しいクルマですが
より上質で、気持ち良さを加味したSTISportは、とても魅力的なモデルです。
次期、愛車候補に如何でしょうか。