
バイクショップへ行ってきました。
お目当ては興味のあったNC700Xです。
昨年の東京モーターショウで発表されたNC700シリーズは、使いきれない高性能よりも実用域を充実させ環境性能と低価格を実現・・・とのコンセプトで開発されたモデルです。
環境問題をクリアするためにオートバイの値段が上がってしまった昨今、後者のコンセプトは大いに賛成です。しかし高性能よりも実用域の充実って・・・性能を割り切ってコストダウン!?と映った人も多かったと思います。私もその一人でした。
それでも2月に発売されると1500台もの受注がニュースになったほど好調の様です。670cc並列ツインは50ps/6.2kgのスペックと、ちょっと飛ばすくらいなら充分のスペックともいえます。
実際にショップで実車を見てみると、このNC700Xは何処かで見たようなデザインですが意外にカッコよいです。。(ドゥカティやBMWに似たデザインがありますね)
跨るとそのデザインからかシートがちょっと高め。ネイキッドよりも足付きは悪いです。ポジションはコンパクトな印象で軽く感じましたが214kgもあります。倒したら難儀しそうです。メーターパネルはデジタル式・・・ちょっと寂しいです。。
タンクはトランクになっています(以前にスズキの250ccで同じコンセプトの市販車がありましたね)。ヘルメットが入る位の容量があるのでツーリングには便利そうです。

カパッと開きます。

全体的に安っぽさは否めませんが、高級感を演出したバイクではないのでコレで充分でしょう。

エンジンは4輪車のFit(1300cc)をベースにしたものです。排気量が半分なのでスペックも見事に半分です。外見は2気筒なのになぜかエンジンからのエキパイが1本(?)です。試乗記や既に納車された感想をみると乗り味は悪くなさそうです。機会があったら乗ってみたいです。。
値段は驚きの65万円(定価)! これは、昨今の750ccクラス(80~100万円位)より3割安く400ccや大型スクーターよりも全然安いのです。安さの秘訣は、4輪車のエンジンを流用したり
フレームをインドで調達したスチールパイプをフィリピンで加工し日本で溶接したりとグローバルに調達した結果らしいです。
この値段なら更なるリターンライダーやベテランライダーにも受入れられるのではないでしょうか。(趣味に100万円超のオートバイを買うのに躊躇しない人は少ないでしょうし・・・)
ちなみにこのショップでの販売価格は
¥586,950(税抜\559,000)でした。コレでも充分安いですが、ネットで検索したらもっと安い販売店(50万円台前半!?)もあるようです。このNC700Xのノンカウルモデル、NC700S(4/17発売)はもっとお手軽価格なのでしょうね。。
値段が安いからイイ!とは思いませんが、安くても楽しいオートバイなら歓迎です。選択肢が増えるうえに間口が広がることは大切なことだと思います。
見栄を張らずにオートバイを楽しみたい・・・
純粋にツーリングを楽しみたい・・・
そんな大人のバイク乗りに最適な選択ではないでしょうか。。
Posted at 2012/04/01 00:29:37 | |
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