
順番が逆となりましたが
富士山の初冠雪ドライブの前となる
10月3連休の初日に
ちょっと早起きをして
秋を探してツーリングに出かけました。
とは、言っても陽が昇る時間が遅くなってきたので
空が明るくなってきてからの5時半に出発です。

ちなみに、久々の純正マフラーでのツーリングです。!(^^)!
3シーズンジャケットの下に長袖を着ていたのですが
山が近くなるにつれて寒くなってきたので、いつものコンビニでひと休みです。

マズマズの天気予報だったので、ツーリングに向かうオートバイも多かったです。
ここで、フリースを着て隙間風対策に首にバンダナを巻いて・・・と準備をしていると
犬の散歩途中のオバちゃんに話しかけられて、ひと休み延長なのです。

これからバイクで紅葉を見に行く・・・と伝えると
「いい趣味してるねえ」と褒められて
さらにバンダナにアイロンが掛かっていたことも「いい奥さんだねぇ」って褒めてくれたり
とても褒め上手なオバちゃんでした。(^v^)
さて、オバちゃんと別れて目指したのは長野県の麦草峠です。
中央高速の相模湖ICから山梨県を横断して、長野県の諏訪南ICまで
つかの間の高速クルージングを楽しんだ先は・・・

そこはもう信州です。
広域農道から麦草峠へ向かうR299へのアプローチも高原らしくて気分も◎。
R299から麦草峠へ標高を上げて行くと

木々も色づき秋らしい景色となってきます。
麦草峠ではハイカー達が、さらに秋を堪能するために歩を進めていますが

バイク乗りはワインディングを楽しむために、さらに先へ進むのです。
って、寒かっただけですけどね。(^_^;)
紅葉がキレイだったのは、麦草峠を超えて少し下った辺りでしょうか

こんな景色が良いところを見つけて
ちょっとスペースがあれば停めれるのもオートバイの特権なのです。
って最近の年配ドライバーはドコでも停まりますけどね・・・(--〆)

少し早いかな・・・ とも思いましたが、秋らしさは十分に堪能できました。
小諸へ向かうR299から、小海への分岐にあるレストハウスでひと休みついでに

売店の親父さんに見繕って貰ったリンゴ(シナノスイート)をお土産にGetです。。
ちなにに、リンゴとCBの向こうに浅間山が望む絶景ポイントでした。
ここからは、冬になり雪が積もればゲレンデの一部となるワインディングを下り

高原野菜も収穫された、ちょっと寂しい野辺山高原から信州峠を越えて
塩川ダムの公園でお昼寝タイムなのです。

真夏のツーリングと違い、涼しいと(寒いと?)眠くなりにくいようで
早起きした割には、ココまでほぼ一気に走って来ましたからね。。
ノンビリしていると、あっという間に暗くなってしまうので
昼寝もほどほどにして、ヒマワリ畑で有名な明野を横目に穂坂道を気持ち良く進むと

観光バスの集団に追いついてしまったので、銀河鉄道展望公園で再びの小休憩です。
ちなみに、この公園の高台から見下ろす景色は

宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフになったと言われているようです。
宮澤賢治と盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)の寮で同室だった韮崎出身の保坂嘉内から、鳳凰三山から甲斐駒ケ岳に向って尾を引いて飛んでいくハレー彗星のスケッチに
「銀漢(注:銀河のこと)ヲ行ク彗星ハ夜行列車ノ様ニニテ遙カ虚空ニ消エニケリ」
の文章が添えられていることから、「銀河鉄道の夜」が嘉内から聞いた彗星の話しがモチーフとなった・・・という説があるようです。
ぜひ、夜に訪れてみたいものです。
いつもなら、ココから中央高速で帰るところですが
この日は意外にも元気だったので、甲府盆地から御坂峠を越えて河口湖~山中湖へ向かうと

どんより曇っているのですが、雲が富士山より高かったので富士山のシルエットが望むことができました。
そして、偶然に通りかかった 花の都公園 では季節外れのヒマワリが満開で

どんより曇り空のモノトーンな富士山を背景に、鮮やかなヒマワリがキレイなのでした。
って、このショットを撮ったばっかりに

2日後に富士山が初冠雪した日にも、早起きして行ってしまうのでした。
結局、早め早めに動いたつもりでしたがウチに帰ったのは日が暮れて暗くなってから・・・
ま、時間的には遅くはなかったのですが、夏のつもりではいけませんね。。
って、450kmも走れば暗くもなりますね。(^_^;)
≪おまけ≫
山中湖から三国峠を越えて、小山へ下る急坂からの夜景は

翼よ、あれがFSWの灯だ・・・ なのです。。
この日は富士スピードウェイでWECが開催されていたので
渋滞の東名高速のすり抜けで、
このイベントの帰りと思われるみんカラさん達と多くのハイタッチを頂きました。