
前回に引き続き
1泊2日のGWお泊りツーリングですが
2日目にも関わらず、なぜかもっと遠くに向かってしまったのでした。
そんな2日目は、まだ暗いうちから目が覚めてしまい
スマホで各地の天気予報をチェックしていると
昨日より今日、今日より明日・・・
と、右肩上がりに天気が良くなる予報のようです
。(しかも明日は夏日!?)
明日(5/2)は、子供たちは学校で、嫁も仕事、
自分は休暇を獲っているし・・・ もしかして1日延ばしても問題ない!?
と、言うわけで
朝の時点で、帰宅する気はサラサラ無かったりします。(^^;)
そうと決まれば、行動は早いもので
夜に降った雨で濡れたCBを拭いて、早々に飛騨高山を出発したのでした。

まだ朝早く、閑散としている飛騨高山の街並みを1枚。
どんより曇り空から、ときどき雨のぱらつく寒さに耐えながら
飛騨の深い山々を高速道路
(高山清見道路(無料)~東海北陸自動車道)のトンネルで貫くと

やはり時間が早くて閑散とした 白川郷 に到着です。
(まだ8時前なので集落内に乗り入れも出来たのですが自粛しました。)
お決まりの高台からも

CB越しに記念写真を1枚♪
ここからは
青空が広がり気温も上がって気持ち良いツーリング日和となり気分も上々♪
富山へ向かうR156から、金沢方面へのR304と分岐するあたりに位置する

相倉集落 に立ち寄ってみたところ
思いがけず素朴な雰囲気が魅力的な 茅葺集落 に出会うことができました。

世界遺産でもあるので
海外からの観光客を乗せた観光バスも訪れますが
それでも、心に染みる風景でした。
次に目指したのは、飛騨の山々から日本海へ・・・
このツーリングのメインイベント
能登半島の付け根に位置する なぎさドライブウェイ です。
(今朝起きてから決めたのですけどね。(^^;))
余談ですが、神奈川から富山県/石川県まで来るとチョット遠くに来た気がして嬉しくなります。(^O^)/
ちなみに なぎさドライブウェイ ですが
日本でもここだけ・・・と言われる砂浜を走ることが出来る 公道 なのです。

なので、観光バスもふつーに60キロ位で走ってたりします。。
この日も、強風で波も荒かったにも関わらず
愛車で なぎさドライブウェイ を走りたくて各地から集まったクルマやバイクが嬉々として走り回っていました。

なかには、波打ち際を波飛沫を上げて走るSUVがいたりして
楽しそうだな・・・と思いながらも、サビないか他人事ながら心配なのでした。
ちなみ、この手のオートバイなら、気分はパリダカでしょうか。。

サマになってカッコ良かったです。
せっかくなのでCBを停めて記念写真を・・・

固く締まった砂とはいえ
バイクのスタンドが沈まないように石の上にOnして

う~ん。。カッコイイ♪
この絶好なポイントから「今日は帰りません!」って嫁に位置情報と画像をLINEするか・・・ なんて思っていたところ
CBの足元に大波が・・・
おぉ!? シャッターチャンス!! とばかりにスマホで1枚

悲劇の5秒前・・・
カメラを代えてさらに1枚・・・ ん!?

悲劇の3秒前
引き潮で音もなくスローモーションで・・・
えぇぇ!?
w|;゚ロ゚|w ノォオオオオ!! って写真撮ってる場合か!?(;´Д`)
スグに駆け寄って起こそうとするも
柔らかい砂に取られてうまく起き上がらず四苦八苦しているところ
通りがかった軽自動車の若い女性2人が声を掛けてくれました。
女性だったこともあり遠慮したのですが、クルマから出てきてくれてCBを起こし始めてくれたので好意に甘えることに・・・
ホントに助かりました。
(女性でも2人の助けなら簡単に起き上がるものですね)
後席の年配の女性からも、大量のウエットティシュを頂いて嬉しかったです。
このとき気が付いたのですが、助けてくれた女性2人は姉妹だったようで後席はお母さん?
きっと良い育て方をされたのでしょうね。
親として見習わなければ。。
和泉ナンバーの姉妹さん、お母さん
本当にありがとうございました。
(今回のツーリングは、何故か女性に助けられることが多かったのでした。)
さて、CBの損傷チェックです。
倒れた・・・と言っても、柔らかくて濡れた砂だったのが不幸中の幸いだったようで

バイク本体の傷凹みは無いようです。
(エンジンのカムカバーは擦り傷で艶消しになっちゃいました・・・)
カウルの割れとクラッチレバーが折れたことが

唯一の損傷でした。(>_<)
ヘルメットホルダーに吊るしてあったヘルメットも
CBに潰されながらも、砂に埋まって難を逃れたようで

ヘルメットに擦り傷はついたものの、シールドは無傷でした。(´▽`) ホッ
折れたクラッチは、握力がいるものの何とか握れるレベルですが、やっぱり修理は必要なので、スマホでバイク屋を探したところ
幸いにも10kmほど離れたところにバイクショップを発見。

早速、伺って修理をお願いしたのでした。
(在庫がなかったので中古車のクラッチを付けてくれました。迅速な対応、ありがとうございました。)
修理してもらった後で
店員さんに「場所柄、こんなマヌケな客って多いでしょ?」と聞いたところ
思いっきり 苦笑い してました。
そりゃ「ハイ」とは言えないですよね。(^^;)
朝の予定では、能登半周を1周しちゃう? なんてことも考えていたのですが

すっかり気持ちが凹んでしまったので、能登島で昼寝をして
ちょっと早めに、高岡駅前にある
トレインビューのホテルにチェックインしたのでした。

ハプニングで、なぎさドライブウェイから嫁に連絡できなかったので
今さらながらですが、嫁にLINEしたところ・・・


即座に、こんな返事が返信されてきました。
呪われるまでもなく、凹んでましたけどね。。
この夜、高岡の街ではお祭りが行われていたようなので
ビールを飲みながら街を散策して、ホテルに戻るとさっさと寝てしまいました。
(カメラ忘れたので画像はないです)
==>> 走行距離 311km
== 1泊2日の3日目!? =========
1泊2日の3日目!? の朝は
カーテンの隙間から差し込む日差しで目が覚めました。
トレインビューの部屋の窓を開けて
行きかうディーゼルカーの音に癒されながら
(ディーゼルカーの音ってイイですよね。)
ホテルのベッドで思いついたその日のルートは
富山平野から、標高1790mの安房峠を越えて松本へ抜ける山岳コースです。
そうと決まれば、嫁へ「カエルメール」を送って

出発したのでした。♪
この期に及んでも「たぶん・・・」のひと言を添える事は忘れません。(^^;)
気持ち良い青空で、絶好のツーリング日和となった3日目は
富山平野の縁を走りながら

意味もなく単線の線路沿いに佇んでみたり・・・
って曲がるトコを間違えてのリカバリ途中です。。(^^;)
山が近くなってくると

田の畦道から、水田の向こうに立山連山を眺めたり・・・
神通川沿いのR41では

景色が良さそうなところを見つけては立ち止ったり
川に下りていけそうな脇道を見つけては

ちょっとUターンして戻ったりしながら
寄り道三昧なツーリングを楽しむのでした。
加えて、赤い橋を見つけて国道から逸れてみると

高所恐怖症をビビらすには十分な高さと、スカスカな欄干の橋があり、
その先には

廃線となった小さな駅が・・・。
記憶が正しければ
10年位前までは、小さなディーゼルカーが行き来していて

幼かった息子と訪れたことがある駅でした。
ホームに立つと
記憶が思い出されて懐かしく感じる風景ですが
少し寂しくもある景色でした。
ちょっと感傷的になりました。。
そんな廃線となった鉄路の終点だった神岡は
富山から飛騨へ向かうR41と、信州へ向かうR471への分岐点でもあり、
飛騨へ向かいたくなる気持ちを抑えながら、信州へ向かいましたが

R471も交通量は少なくて快適なツーリングコースなので、おススメです。
そんなR471終点の平湯温泉からは
このツーリングのメインイベント
(メインイベントが幾つもありますね・・・(^^;))、標高1790mの安房峠旧道へのチャレンジなのですが・・・

残念ながら、安房峠旧道は5月下旬まで冬季閉鎖中なのでした。(>_<)
仕方なく(?)、安房峠をトンネルで抜けて山路をクネクネ松本盆地まで下り

諏訪湖でひと休みする頃には
昨日まで寒さに震えていたのが嘘のように暑かったです。
ココまで来ると、中央高速に乗ってしまえば横浜もあっと言う間なので
1泊2日の4日目・・・はなく、大人しく帰宅したのでした。。
==>> 走行距離 387km 全走行距離 1103km