1月も下旬となり、大寒の候となりました。
寒いですね。
この時期は、オートバイはもとより、凍結も怖いのでクルマの散歩もシーズンオフとせざるを得ないものです。
そんな、大人しく過ごす週末は
GWや夏休みのアレやコレやを妄想することが、いつもの過ごし方ですが
まだ、昨年の北海道ツーリングが完結していないのですよね・・・
と、言うことで
今さらながらではありますが、北海道ツーリングの続きをUPしたいと思います。
(今回を含めて、あと3回分ありますのでご了承ください。。m(_ _)m)
2018北海道① 最北の地を目指して(1~2日目)
2018北海道② 最北の地から十勝へ(3日目)
2018北海道③ 北海道の真ん中、十勝でノンビリ(4~5日目)
2018北海道④ 地震当日、十勝から屈斜路を目指して(6日目)
2018北海道⑤ 地震翌日、停電の屈斜路湖・摩周湖をプチドライブ(7日目)
2018北海道⑥ 屈斜路湖でのんびり非日常(8~11日目) ← 今回
2018北海道⑦ 最後は丘のまち美瑛(11~13日目)
2018北海道⑧ 最終回(13~14日目)
≪9/8(土) 旅8日目(北海道7日目)≫
地震による停電が復旧したのは、屈斜路湖畔2泊目の夜、
することもなく早々に寝ていた21時を過ぎた頃でしょうか。
管理棟(フロント)からスマホに掛かってきた電話で、停電が復旧したことを知らされ
ブレーカーを上げて、室内に明かりを灯した安堵感を忘れることは出来ないでしょう。
翌朝は久々にテレビを見ながらの朝食となりましたが、ニュースから映し出される地震による被害の映像は衝撃的でした。
被害の大きかった地域から離れていたとはいえ、息子共々、無事で良かったと胸を撫でおろしたものです。
そんな屈斜路湖3日目は、息子と別行動となる日でもあります。
ホントは、北海道らしい非日常を味合わせてあげたかったのですが、違う意味で非日常を経験させてしまいました。
ま、若い彼には、次回へのリベンジ・・・と言うことで、ちょうど良いかもしれませんね。
地震の影響を心配しつつ、北海道1周の残り行程を制覇すべく旅立って行きました。
(機会があれば、彼の旅行記も紹介したいと思います。レンタカー返却まで4000km走ったそうです。(^^;))
この日は、息子と別れて買出しと町の様子を伺いに 美幌 へ向かいましたが
屈斜路湖から美幌の市街地まで往復80km。得るものが無ければガソリンの残量も気になるところです。(美幌駅)
市街地に入り停電が復旧したコンビニを覗くと、大手(セブンイレブン、ローソン)では商品の入荷がなく壊滅状態が続いていましたが、セイコマは店内調理のクックシェフが販売していたり、簡単な菓子パン(豆パンや塩昆布パン)などは早々に店頭に並んでしました。
ガソリンスタンドでは、ホクレンは10ℓの給油制限を行っていましたが
町外れのスタンドでは無制限OK!?
年配のスタッフに声を掛けると「備蓄も満タン、トレーラーからの配送も目途が立っているから満タンどうぞ!」とのこと。心強いものです。
※ホクレンのスタンドは、緊急時指定給油所に指定されているようで在庫が逼迫していた所が多かったようです。
心強いスタンドを見つけたので、気分転換に少しばかり散歩を・・・
と、いうことで、見頃の 網走湖のサンゴ草群生地 に立ち寄ってみるも、観光客はナシ・・・
記憶を頼りに、ホタテタワーを目印に (ホタテタワーは閉鎖?)
牧場脇の深いダートを慎重に進んだ先・・・
サロマ湖とオホーツクの海を見下ろす丘にたたずむ 1本の木 でひと休み。
夏の終わりの涼しい風が心地よく、静かに過ごせるお気に入りの場所です。
1時間ほどノンビリしたでしょうか。
現実に気持ちを切り替えて、先ずは目先の食料確保でしょうか。(地震から3日目、まだ北海道全域で混乱が続いている時期です)
農耕地帯では、トラクターが行き来をして停電以外の被害はなさそうな景色ですが
(牧場では停電時に搾乳が出来ずに大きな被害があったと聞きました)
物流マヒによる日常生活への影響は、まだまだ残っていて
それでも、美幌の市街地に戻って立ち寄ったショッピングセンターでは、肉、魚、惣菜が通常の1/3位は並び始めている店もあったりして(全然ない店もありましたが・・・)、当面の買い物をして、昼過ぎには隠れ家に戻ったのでした。
隠れ家から、夕焼けでも・・・と、再びCBで出かけたのは16時頃でしょうか。
屈斜路湖と阿寒の山々、オホーツクの海までも見晴らせる摩周第三展望台に着いたのは、
夕陽が傾き始めて、空が朱に染まっていく様子を眺めて過ごすには、ちょうど良い時間でした。
見晴らしの良い展望台に立つと、風は冷たかったのですが、動くに動けず・・・
空と雲のイロが刻々と変わる様子に、目が離せませんからね。
阿寒の山々に、夕陽が沈んだのを見届けると・・・
ほどなく、言葉を失うほどの 美しい夕焼け を魅せてくれました。
これもまた、旅の醍醐味です。 (息子に見せてあげたかったです。)
隠れ家に戻っての夕食も、美幌のスーパーで購入した ジンギスカンと生ホタテ(1パック12個入¥500(安!))。。
やっと北海道らしい夕食になりました。♪
※隠れ家での3泊目。
地震当日の1泊目こそは他に宿泊者があったのですが、それ以降は我が家のみ・・・。
2泊目は停電もありホントに真っ暗。それでも息子が居たので心強かったのですが、3泊目はホントに一人。電気が点いても、逆に電気が点いてると人が寄って来そうで怖かったり、動物の気配(キツネ?)がして怖かったです。(裏に馬がいましたが彼らの気配は優しいので。。)
≪9/9(日) 旅9日目(北海道8日目)≫
ゆっくり起きて、テレビをつけて・・・何気ない日常がありがたいものです。(地震4日後)
天気予報では、午後から雨となりそうなので、午前中のうちに一番近い弟子屈のスーパーまで買い出しに行くことにしました。(一番近いコンビニでも片道20kmあります。)
昨日の美幌よりも小さな町ですが、スーパーにはお弁当やお惣菜などの品物が並び始めて、
今日明日の食料と「もうイイかな?」 と、云うワケでビールも購入。
地震直後でも頑張っていた 地元菓子屋さん のスイーツも購入して隠れ家に戻りました。
ランチは非常食として購入した、北海道限定のカップ焼きそば をテラスでイタダキマス。。
こんなロケーションなら、カップ焼きそばでも美味いものです。(^^)v
午後は・・・ 何して過ごしたかな?
洗濯機が使えるようになったので、停電で溜まっていた洗濯をしましたね。(^^;)
≪9/10(月) 旅10日目(北海道9日目)≫
隠れ家4日目は、朝から雨でした。
CBを木の下で雨宿りさせて
冷え込んでいたので、9月なのにストーブを付けて暖を取りながら過ごしました。 (横浜では残暑厳しかったようです)
こんな日は、
ランタンの火を灯して、雨音と馬の鳴き声を感じながら、時間を忘れて静かに過ごすのも、良いものです。
雨のやみ間には、放牧されている馬と遊んでもらったりして
非日常を楽しみながら、のんびりと贅沢な時間を過ごすことができました。
こんな時間を過ごす旅も、良いものです。
≪9/11(火) 旅11日目(北海道10日目)≫
記憶に残る出来事が詰まった屈斜路を後にする日となりました。
最後の朝は、朝焼けの美幌峠を目指して早起き(4時半)をしたのですが
残念ながら美幌峠は雲のなか・・・ (今回の滞在中、美幌峠からの朝焼けには出会えませんでした。。)
ならば・・と、針路を津別峠へ変えて木々に囲まれた1.5車線の山路を駆け上がって行くと
屈斜路湖を見晴らせる絶景ポイントを発見しました。 最後に良い所を見つけました。
隠れ家にもどると、屈斜路湖最後の朝食を味わって・・・
名残惜しいですが、CBに荷物を積んで旅立ちの準備完了。
外していたログハウスの時計を元に戻し
止めていた時間を動かして、今回の旅のメインステージも終了です。
自分も少しだけネジを巻いて
2週間の旅もラストステージ、富良野/美瑛へ移動することにします。
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