
アナログ人間なよーのすけは、いちおうスマホも持っているのですが、普段のスケジュール管理はもっぱら紙の手帖に頼っています。
よーのすけが使っているのは巻末に全国の鉄道地図が付いているタイプのもので、もう20年以上も毎年買い替えながら愛用しています。鉄道地図と言うのは不思議なもので、実際に鉄道に乗らなくても、眺めているだけでいろいろ空想して楽しむことが出来ます。よーのすけはすでに
国内の鉄道路線は完乗してしまっているので、地図を眺めるとその路線に乗ったときのことをいろいろ思い出すわけです。
ところが、この手帖の鉄道地図にはすこし問題があって、鉄道ではないものまでが鉄道のような顔をして載っているのです。それは何かというと、
ロープウェイなんです。ロープウェイがなぜ鉄道ではないかという点についてはリンク先の記事をご参照ください。
先日、この鉄道地図を眺めているうちに、大阪周辺の拡大図に乗った覚えのない路線が書き込まれているのに気がついてしまいました。山陽電車の須磨浦公園駅から鉢伏山上までのその路線は、以前、
関西にはケーブルカーがいっぱいあることがうれしくて、
雨の六甲山で、六甲ケーブルや摩耶ケーブルに乗りに行ったときにも意識はしていたのですが、ロープウェイは鉄道ではないからという、それだけの理由で、敢えてはずしていたのでした。ですが、路線図に乗ったことのない路線があるのはどうにも気分が悪いので、本日、乗りに行ってきました。

大阪のアパートから片道約40Km。1時間ちょっとのドライブで須磨浦公園の駐車場に到着。いい天気で気分もサイコーです。

これがロープウェイの乗り場です。この乗り場は山陽電車の須磨浦公園駅と直結しています。

ロープウィは15分おきに発着しているということで、さっそくきっぷ(往復700円)を買って改札口へ。
30人乗りのゴンドラは、ちょっと小ぶりで、15人くらいのお客が乗っていて、やや混んだ状態でした。

山上駅の展望台からの眺め。右手には淡路島と明石海峡大橋が見えています。

左手は神戸の町。これはなかなかの絶景です。

よーのすけの目的はロープウェイだけだったのですが、展望台の下が「
カーレーター」とかいう乗り物の乗り場になっていて、窓ガラス越しにチラッと見えたそれが、2本のレールの上を走っているように見えたので、気になってきっぷ(片道200円)を買って乗ってみました。
ベルトコンベアの上に二人乗りのイスが乗っかっているという単純な構造の乗り物で、2本のレールのように見えたのは、終端ループのカーブ部分のホイールコンベアに安全のためにかぶせてある覆いの隙間でした。

下りのロープウェイには早めに乗りに行ったので、前端部窓枠のベストポジションを確保できました。
窓ガラスが開けてあったので、すれ違うゴンドラをいいアングルで撮影できました。
(トップ画像は登りのゴンドラで撮ったものですが、混んでいていいポジションが取れなかった為、ドアのガラス越しにノーファインダーで撮ったものです。ガラスが歪んでいて、ゴンドラの右側のロープがグニャグニャのように見えますが、山の斜面と青空のバランスが奇跡的によかったので、こちらをトップ画像にしました。)

2台のゴンドラは赤いほうには「やまひこ」、白いほうには「うみひこ」という愛称がついていました。
こうして乗ってみると、ロープウェイもまんざらではないな。
というか、やっぱりよーのすけは乗り物がすきです。
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ロープウェイ | 日記
Posted at
2014/06/08 19:11:04