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北海道には「シマエナガ」という、冬になるとモフモフした可愛らしい白い鳥が住んでいるらしい。

らしいというのは、実物を見たことが無いから。

大そう可愛らしい姿をしているので、孫は当然気に入っている。

シマエナガ描いた～！というので見てみたら、上手に描けている。


でもボスとしては、孫の描いたシマエナガは黒い羽をまとっているような気がしてならない。

大人気なくその辺を指摘すると、白い紙に白い鳥だから書けないと言う。

翌朝、孫が起きてくる前にチャチャっと書いてみた。

正直に書くけど、美術は２だった。デッサンはイイのだが、着色すると子供の塗り絵並みになるというＡＤＨＤぶりを遺憾なく発揮していた。


まあ、いろいろ見てきたじじいだからこその着眼点。

全くもって下手くそな絵ではあったが、孫は「こんな書き方があるの？」ってショックを受けていた。

ホント、かわいい孫を凹ます、精神年齢が低すぎる爺さん(ボス)であった。

秋は、食欲の秋とか読書の秋などいろいろな形容をされます。

私は中学卒業までに読んだ本の知識だけで、今日まで生きてきたような気もしています。

本を読もうとは思うのですが、酒を飲む毎日なので本を見たら寝てます。
また、老眼がひどくて本を読む気にならないというのも、本から遠ざかっている一因とわかっています。

ひょんなことから2018年の直木賞候補作品だった「ふたご」という本を図書館からお借りしました。

数日枕元に放置してありましたが、昨日の21時ぐらいから読み始めました。
ところがこれが意外に面白くて25時半まで読み続けました。それでも読み終わらず、朝食を食べたのち30分で残りを読み終えました。

感想は他に譲るとして、読めるもんだなと思ったのが正直な感想です。

老眼鏡に拡大鏡をかぶせての読書でした。

「ふたご」の作者はSEKAI NO OWRIの鍵盤楽器やディレクターを担当するSaori氏。藤崎彩織で執筆活動をしてらっしゃる。
ついつい藤崎氏の「読書間奏文」と「ねじねじ録」を借りる予約までした。

ミーハーは変わらない。