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7/17、父が入院した。　「急性心筋梗塞」

後から聞いた母親の話によると、前夜から調子が悪かったようで、夜中、何度も
起き上がっては痛みをこらえ、朝まで我慢していたそうだ。
救急車を呼ぶ事も拒み、深夜に帰宅した私にも遠慮して。

前夜、私が帰宅したのが23時半ごろ。
珍しく今日は寝るのが早いなぁ~と思っていた。
翌朝、普段通りに顔を合わせ、私の出勤時の「いってきまぁ~す！」にいつもの
ように「おぅ！」と答えてくれていた。

11時半ごろ、客先への納品を済ませ、帰社している途中に母親から電話が入り、
事の次第を知った。

どうしても終わらせないといけない仕事があり、急ぎ帰社し、そして病院へ急いだ。

父はかかりつけ医の「救急車で搬送しましょうか？」と言う申し出を断り、一旦
帰宅し、自宅からタクシーで病院に向かったそうだ。

自宅から病院までほぼ直線とはいえ、10kmはある。
その間、胸の痛みをこらえていたらしい。（父の談）

私が転送先の病院に着くと、既に父はストレッチャーに乗せられ、心カテ室へ
運ばれる途中だった。
その姿を見て、すぐに外来受付に名乗り出ると、すぐに診断したDr.から説明を
受けた。

　急性心筋梗塞です。
　冠状動脈が詰まりかけているか、または詰まっている(閉塞)している恐れが
　あります。
　すぐに細かい検査をし、処置します。
　処置にかかる時間はわかりません。
と。

その説明を受け、一旦は外来待合に待っていたが、直にNurseの方が心カテ室
前の待合まで案内してくれた。

それから4時間後、はじめに説明してくれたDr.が心カテ室から出てこられた。
そして状況を説明してくれた。
「重症」「死んでもおかしくない状態」だったと･･･
自分でタクシーで病院に向かったと言え、そんな話を聞き、正直もう駄目かと
思っていた。

そんな時、心電図モニター、点滴、酸素マスクを付けられストレッチャーに乗せ
られた父が出てきた。

そして、直に顔が見え、なにやらNurseの問いかけにちゃんと答えている父。
ホッとした。　生きてる。　意識もちゃんとしてる。大丈夫だ！

父はそのままICU･集中治療室に運ばれた。
私もその後を追って、ICUへ向かった。

30分ほどして、待合にいる私をNurseが呼んでくれた。
　お父様にお会いできますよ。

以前、2年間ほど仕事で大学病院に常駐していたので、院内のその手の施設には
何度も出入りしている。オペ中のPO室にも入った事さえある。
雰囲気は十分にわかっているはずなのに、”患者の家族”と言う立場で立ち入ると
なると、なんとも変な気持ちがした。

Nurseの問いかけに答えている父を見て、少しはホッとしていたが、ちゃんと話
をするまでは。。

父に声をかける。
　とうさん？

　おぅ･･･来とったや。。

　どぉお？　少しは楽になった？

　楽になったのはなったバッテン、処置が長いけん、くたびれた･･･
　（いきなり悪態つきやがる、大丈夫やなぁ･･･）

　死ぬところやったらしいよ！　
　具合悪いならなし、昨日の晩にいわんねぇ･･･

　そげん言うても、我慢せなどうするやぁ~

入院直後からこんな調子。
一時は発熱もあったものの、今日で入院５日が過ぎ、まだICUで治療を受けて
いるが、Dr,Nurse,その他のStaffの方々のおかげで、ICUには”似つかわしく
ない患者”となっている。

今日の検査の結果によっては、一般病棟に移れるかもしれないとの事だったが、
病棟を移ったのだろうか？
病院から連絡がないので、まだなのか？

焦る事ない、このまま順調に回復してほしい。

本日、お客さんのところに行く途中で到達。。
購入からちょうど1年と10ヶ月。

車検まであと1年と2ヶ月。
1年と2ヵ月後には、何万kmだろう。。

また燃料の価格が上がってきた事だし、客先訪問の数も減ってくる事を期待して、梅雨が明けたらeco通勤に切り替えようか？

うん、そうしよう。
化石燃料を燃やすの止めて、脂肪燃料を燃やそう･･･(・_;)