![【若狭湾ドライブ】⑨東尋坊までやって来たー!(最終回) 【若狭湾ドライブ】⑨東尋坊までやって来たー!(最終回)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/634/927/44634927/p1m.jpg?ct=680236c4ec67)
原発巡りの翌日、若狭湾ドライブは最終日を迎えました。
ブラタモで見た柱状節理の宝庫、東尋坊に来たー。
駐車場から東尋坊までは歩いて10分弱。
両側に土産物屋だったりお食事処など懐かしい商店がずらりと並んでました。
ゆっくり見てると1時間は掛かりそう(^-^)
商店街を抜けるとそこは、とー・じん・ぼー
高さ20m程から海に向かって徐々に落ち込んでますね。
日本各地の海岸で柱状節理を見ることは出来ますがその中でも東尋坊はかなり規模は大きいのではないでしょうか。
地形地質好きには堪らない!
柱状節理はマグマが冷え固まる時に縦に割れ目ができたものです。
成り立ちは説明パネルの画像を読んでください。(画像をクリック/タップすると拡大します)
なかなかスリリングなところを攻めるカップル(笑)
波の浸食を受けて今の形になったとは言え、太古の昔にここでマグマが溢れていたと思うとそれだけでロマンを感じる。
今年8月に行った新潟県糸魚川フォッサマグナのブログに書いたように日本列島は大陸から剥がされて出来たものです。
今から1600万年前に大陸剥がされた日本列島はバキッと真っ二つに割れました。
東尋坊は1200万年程前の火山活動によって形成されたと言われてるので、ちょうどフォッサマグナが再び土砂の堆積によって埋まり日本列島が形成され始めた頃だと思います。
東尋坊の奥に見える雄島はマグマが冷え固まった島で柱状節理が見ることができます。
興味ない人にとってはただの岩であり石ころかもしれません。
でも私にとっては地球が出来てからの時間軸に見えます。
自然の力をまざまざと見せつけられた東尋坊でした。
皆さんは外を歩いてる時にどこを見てますか?
スマホ見ながら下向いて歩いてませんか?
私は昼でも夜でも歩いてる時はスマホは一切見ないでほとんど空を眺めながら歩いてます。
昼間都会で上を見て歩いてると田舎から出てきたお上りさん状態ですね(笑)
特に夜は夜空を見上げるのが好きです。
流れ星や火球が流れるのではないか、今日の月はどんな輝きだろう、もしかしたら超新星爆発が見られるかもしれない。
日没直後は夜空をずっと見てると僅かな日光を反射した人工衛星も度々見ることが出来る。
スマホ見ると情報は得られるが発見はありません。
今回の旅の一番の目的は原発巡りでした。
原発は核分裂など理論原子核物理の世界ですが、もともとの興味は宇宙誕生のビッグバンに始まる宇宙天体物理学です。
隣にいる人と言葉を交わせるのは何故?
10万年前はどうだったの?
そんな疑問が時間を大きく遡りビッグバンに辿り着きました。
素粒子から始まったであろうこの宇宙が恒星や惑星を生み、火山とマグマに溢れた無機質の時代を経て恐竜が地球を征服したかと思えば今では言葉を交わせる人類が君臨する。
でもそれは地球という宇宙から見れば銀河の端っこの小さな惑星での出来事。
生きてるものは何故その命が受け継がれるのだろうか?
東尋坊はマグマが冷え固まって波の浸食を受けて出来たが次の世代には受け継がれない。
地形は時間経過とともにその姿を変えていくだけ。
今いる世界を作った神が気まぐれにサイコロを振っただけかもしれない。
物理をやってると相容れない相対性理論と量子力学は意外にもその気まぐれに行き着くことが多い(笑)
地球が誕生して45億年、この宇宙は150億年前のビッグバンで誕生した。
時間軸は人類の生涯からすると果てしないが、創造神からすると一瞬かもしれませんね。
時間は人類が勝手に発明した次元ですから。
地球の大いなる営みのその時間軸の一瞬の断面が天橋立だったり東尋坊の姿だったりします。
その一瞬を自分の目で見て想像することがロマンなのです。
この原稿を書いてるとき嬉しいニュースをライブ映像で見ることができました。
2014年に種子島から打ち上げられた小惑星探査機やぶさ2は地球に帰還してカプセルは無事地上に着陸しました。
果てしない宇宙へのロマンは尽きませんね。
若狭湾ドライブ【完】
◆まとめ◆
・日程 2020/11/15~11/19 (4泊5日)
・移動車両 MR-X
・総走行距離 1,430km
・平均燃費 10.05km/L
・最高燃費 10.76km/L (区間:敦賀市⇒東尋坊⇒東名養老SA)
・遭遇野生動物 猿親子2匹
◆ルート図(ブログに登場した主な観光地も記載)
【若狭湾ドライブ】
①紅葉の彦根城⇒
こちら
②鯖街道熊川宿を歩く⇒
こちら
③日本三景 天橋立は絶景だった⇒
こちら
④軍艦と赤レンガの舞鶴港⇒
こちら
⑤神秘の湖三方五湖⇒
こちら
⑥旅先の車両トラブルは心細い⇒
こちら
⑦原発銀座巡り⇒
こちら
⑧越前海岸を北上する⇒
こちら
⑨東尋坊までやって来たー!(最終回)⇒
こちら
Posted at 2020/12/06 17:31:38 | |
トラックバック(0) |
ドライブ_北陸 | 日記