休暇明けは普通に仕事忙しいです。24式です。
今回のお土産は、屋久杉の夫婦箸。
屋久島でお土産って言ったら、まず思いつくのはこんなのだよね(^_^;)。
ミーハーですまぬ。
さて、乗船場所まで宿から結構遠いので、早起きしてサクッと移動します。
とうちゃこ。
乗り場からは桜島が見えます。
早速フェリー会社に電話すると、噂はやはり本当で、この日は欠航確定。
なんでもメーカーの対応待ちで、明日以降の運行は目処が立たない。
また、明日分の予約はすでに満席で、キャンセル待ち26番以降とのこと。
もうこれって、万事休す?
駄菓子菓子、勝負は諦めたら負け確定。諦めずに足掻くことに。
まず、弊車を屋久島に連れて行くのも大きな目標の一つでしたが、現実問題としてこれは諦めます。車を積めるフェリーはこいつと前にキャンセルした「はいびすかす」しかないので。
しかし、最大の目的は縄文杉を見ることなので、車は置いて行って人だけ渡る事を狙います。
ただし、島に渡る船と渡ってからの足(諸事情で車必須)の確保、これら2つが両方達成できないと、流石にもう無理。
てなわけで最大の難関、島滞在中のレンタカー確保からトライします。
正直これはこのタイミングじゃ無理じゃないかと(だって今日の今日から、5日間連続で押さえるんですから)。ネットで見ても全滅だったのですが、諦めないで開店したところを片っ端から電話して問い合わせます。
結果、確か4件目くらいで奇跡的に1台だけ空いてますとの情報が。
船が着く安房港から遠い屋久島空港にあるレンタカー屋で、料金高いですよと心配される有様でしたが、こちとらもう吹っ切れて金に糸目はつけねえ状態なので予約成立!
次にお船の方ですが、鹿児島ー屋久島間はフェリー以外に高速船というものが就航しております。高速船だけに速くて、本数もあって良いのですが、車は積めず旅客運賃もかなり高い。
それでももうそんなことには構わず予約を試みたら、こちらは往復分あっさりgetできました。
条件が整いました。これでリベンジが続けられます!
はい、乗船券でございます。
お船はいわゆるジェットフォイルってやつで、ガスタービンエンジン駆動のウォータージェット推進かつ水中翼船ってやつで、私も初めて乗船しましたが、メカニズムも運賃も内装も船というより航空機です(^_^;)。
こんな外観。巡航中は水中翼で船体を支えるので、海の上を飛んでいる感じになるのですが、当然乗客からは自分の姿が見えないのでそこはなんとも。
しかし、構造的に荒天に強く、うわさ通り乗り心地は良かったですね。
また、何シテでも触れましたが、起動音というか出発前の動作音が独特で、とてもかっこいいです(笑)。
途中、窓からは薩摩富士こと開聞岳が見えます。
この便は屋久島直行ではなく種子島に寄ります。
種子島の港の赤灯台ですが、よく見るとロケットの形をしています。
そんなこんなで、無事野望の一歩、屋久島上陸です。
ここからバスで屋久島空港に向かうのですが、バスの時間まで若干あるのでお昼食べられないかなぁと近くのスーパーを目指すと、
第一島ぬこ発見!
いい感じの三毛さんです😄
結局お昼にはありつけず、
やってきた巡回バスに乗車。
そして屋久島空港で下車し無事レンタカーを受領。
しばらく世話になるぜ!
あとはもうやりたい放題なので、レンタカー屋の人に食事のできる場所を聞いて、
滑走路の見えるカフェ、mori café STANDで牛丼を頂きます。
ディッシュなのに丼とはこれ如何に?
さて、まだ陽も高いので、できる限りのレジャーに繰り出します。
明日の予行も兼ねて、ヤクスギランドに向かいましょう。
屋久島には縄文杉ルート、白谷雲水峡、そしてこのヤクスギランドと、メジャーな屋久杉スポットが3エリアあります。
まずは一番ビギナー向けと言われるヤクスギランドで小手試し。
いくつかコースが選べるのですが、時間も押しているので受付のおじさんに相談した結果、80分コース(2.0km)をトライすることにしました。
一番イージーとは言ってもそれなりの山道はあります。
そして、本当に時間がないならここだけでもそれなりに楽しめる気がします。
それは、3箇所通してトレッキングした感想なのですが、ヤクスギランドは他のエリアにある要素が一通り揃ってる感じがします。
そして、ヤクスギランドトレッキングを小一時間ほどでサクッと終えたら、そこから車で10分ほどのところにある紀元杉を見に行きます。
何と言ってもアクセスが良くて、これだけの大物が見られるのだからコスパ最高です。
屋久島行ったら必見かと思います。
本日車中泊予定地の、屋久杉自然館に下見がてら寄り道。
ここは縄文杉ルートの事実上の始点で、ここからバスに乗って荒川登山口に連れて行ってもらい(荒川登山口は一般車両進入禁止なのです)、そこからトレッキング開始となります。
ここから夕食と明日の朝食、お弁当の類を確保するために安房へ下り、
八重岳食堂でらめーんをいただきます。
シンプルな見た目ながら、これがなかなか悪くなかった。
そして食後に明日のお弁当を探すのですが、島なので遅い時間には売り切れていて見つからず(島には24Hのコンビニはありません)、フェリー欠航の影響で物資が入らずパンすらすっからかんです。
安房のスーパーに寄ったら、昼に見た三毛さんがまだ居りました(笑)。
しかし食料は見つからない。
かなり遠いのですが、一番栄えている宮之浦地区まで足を伸ばし、閉店間際のスーパーでなんとか菓子パンをget。
かなり遅い時間までかかり、暗闇の屋久杉自然館駐車場に戻ってきました。
バスチケットは予め空港の観光案内所で購入済みです。
この日はここで車中泊し、早朝のバス改札を待ちます。
明日はいよいよこのリベンジの天王山、縄文杉チャレンジです。
15日に続く。