ネオクラシックカーは、今とても流行っている。アメリカにも持っていかれているし、自分の歳よりも古いクルマに乗る若い人もいる。だから値段も高騰していて、もう4~500万円なんてお安め。1,000万円~2,000万円とか、下手したらもっとする車もいっぱいだ。
そんなこんなで、コロナ禍なのに例年並に混んでいた。
昭和なおじさんたちだけではなく、若い人たちも多かった。
気になった車やネタをピックアップ。
■この世で一番美しい車、ランボルギーニ・ミウラ。
ライトのまつ毛は機能的な意味があるかと思ったら、どう見てもデザイン的なものだった。
ミウラのディティールで美しいところは、ルーフラインからリアフードの凹みのライン。
この絶妙なラインは、今の車だとできないだろう。
そしてサイドシルのエアインテーク。この穴はどこに繋がってるのかと思ったら、リアホイールハウス内にちゃんと繋がっていた。
■トミタクのAE85はド変態だった
ハヤブサのヘッドを積んだ3Aエンジン。トミタクさんとちょっとお話できた。
ボアとピッチが同じなら、若いときから載せてたから難しくない。もちろんシリンダーボルトは位置も何も合わないけど、それは合わせりゃいいだけだと。
それよりも、タイミングチェーン駆動のカムのハヤブサヘッドと、タイミングベルトの3Aの辻褄をあわせること。ピッチのあうチェーンやスプロケを加工したり、テンショナーを加工するほうがよっぽど大変だとのことだった。
下からトルクが凄いんだけど、馬力としては200馬力くらいだろうとのこと。
コンピュータ制御のインジェクションは、キャブよりもレスポンスが悪いという話も面白かった。エア吸気量などのセンサー情報から、燃料の量を決めて吹き込むと、実際に吸っているタイミングから遅れてしまう。それよりも吸った空気に応じて燃料を吹くキャブのほうが、レスポンスが良いとのこと。
考えてみりゃ、そりゃそうか。コンピュータはフィードバック制御だから、時定数があるか・・・。
かっこいいエアファンネルは、よく見るとマスターバックと当たってそうだった。
エンジンは揺れるし、キャブもマウントが揺れる・・と思ったら、キャブは下から支えているそうだ。
削ったから、今はマスターバックには当たってないとのこと。
■Z勢揃い
黄色いZをずらっと並べた日産。
Z31だけ、黄色がなかったのだろう。シルバーだった。残念。
でも新型Zはかっこいいなー。先代からこのデザインだったら売れたろうに。スキンチェンジでここまでかっこよくなるとは。
■Youtuber、ライバーいっぱい。
もうそこら中でカメラ持って配信してるやつらがいっぱい。
それこそ海外で古い日本車ブームなもんだから、海外向けに配信している外人さんもいた。
これでカウンター回ってお金入ってくるんだったらいいね。
■SVX好きな女子がいた
これも、ちょっと古い日本車がブームであるゆえだろう。
大卒くらいの女子二人組がSVXを眺めていたから、誰かの連れだろうと思って話しかけてみたら、ただの車好きだった。
一人はソニックブルーのインプレッサに乗ってるっていうし、もう一人はGTOやSVXが好きで、てつ師匠さんとサンバーの話で盛り上がっていた。
もう十分変態なんだけど、昨今のスーパーカブ女子とかの存在含め、ホントに流行ってるんだな。できればもう少し早く流行ってほしかったw 今からじゃ古さが楽しめない、ただただ古いクルマだよw
■驚いた1台、ルーチェロータリークーペ
こんなのが見られると思っていなかった。
ルーチェのハードドップクーペに、FFロータリーを搭載したモデル。1000台も生産されていない。専用で作ったロータリー+ミッションじゃなかったかな。コスモスポーツより希少。
めちゃくちゃエレガントなデザイン。インテリアの雰囲気もいい。ちょっとググって画像を見て欲しい。
ま、そんなかんじでした。
ブログ一覧 |
日常 | 日記
Posted at
2022/02/23 20:19:16