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とざっきーのブログ一覧

2006年03月30日 イイね!

タイヤとホイールの考察 その3

ええと、本当に終わる気がしないこの話。というよりも、どうまとめようか困ったもんだ(笑)


タイヤ幅が広がると、接地面形状が横長になる。
横長になれば、わだちの影響を受けやすくなる。

リング剛性が上がると、まずステアしたときにリングがよじれにくくなる。つまりレスポンスが良くなる。
小さなギャップをいなし、パターンノイズをダンピングするような乗り心地重視のタイヤは、多分リング剛性が低く作られがちじゃないかと思う。

タイヤのうるささの大部分はパターンノイズ。
パターンノイズが少ないのはスリックタイヤ、もしくは縦グルーブしかないタイヤだと思う。
ノイズが大きいのは、横グルーブの多いタイヤ。ブロック個々のエッジが叩きつけられノイズが出るのだろう。多面体が回転してる感じだ。

ブロックの剛性が高いのは、縦グルーブが少なく、横グルーブも出来たら少ないのがいいだろう。
スポーツタイヤに縦グルーブが多いのは、コーナーリング時の横Gに対して、ブロック変形を避けたいから。

一方で、排水性には縦グルーブが効く。


レグノは細かいサイプでブロックが分割されているが、ブロック剛性を落とすこと、動きやすくすることで、乗り心地に寄与しているのだと思う。
また、それはブロックのエッジがたてるパターンノイズも低減しているはずだ。


何かを良くすれば相対的に何かが悪くなる。それがタイヤ。
何もかも良くしたいから、選ぶのが難しいタイヤ。

今のところワダチに取られたくないし、峠を攻めたりしないので過剰なハイグリップもいらない。かといって接地感のないフニャっとしたフィーリングでは困る。

そんなこんなで、225/50-16(純正サイズ)からインチアップするには、225/45-17、タイヤはBSならトランザE300(レグノER55の後継)とか、RE050とかを考えている。
ホントは絶版になったRE01がいいんだけども。それに相当するのはRE050らしい。

でもRE050、少々うるさいらしんだな。パターン見ててもそんな気がするし。

あぁ、タイヤ選びは難しい・・・・。



つづく(続くのか、これ?)




参考文献:
超クルマはかくして作られる 別冊CG 福野 礼一郎 (著)
Posted at 2006/03/31 00:17:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2006年03月27日 イイね!

タイヤとホイールの考察 その2

7Jで225幅のタイヤを組んだ場合、どうなるのか。
トレッド幅に対してビード幅が狭いので、サイドウオールが下膨れで膨らんだようになる。
これがどう影響するのか、スーパーオートバックスのタイヤコーナーの店員に聞いた。

店員「(きょとん)・・・横に出っ張って見えますね。」
自分「・・・。それは解るんですが、それがどう影響しますかね?」
店員「はぁ・・!?(きょとん)。マッチングの問題ですね。」
自分「マッチング?(きょとん)。インチアップして扁平率を上げてサイドウオールの厚みが短くなったところに、適切な設計アライメントで組んでいないと、何が起きるか?ってことですよ?」
店員「マッチングは組んでみないと解らないです。」
自分「操縦安定性、乗り心地、Gが掛かったときの変形などがどう影響するかですが?」
店員「・・・・お客さん、何にお乗りですか?」
自分「アルシオーネSVXです。」
店員「それだとマッチングは解りません。」
自分「・・・・。(こいつ、根本的に解ってないな)」

自分「今、ポテンザの1つ前のRE01を履いてるんですが、これは乗り心地がいいです。ニュートラルステアで剛性感が程よくあって、うるさくもないです。BSのトランザE300はどんな感じですか。」
店員「はぁ?お客さん、ポテンザってのは、ハイグリップタイヤですよ。それを乗り心地がいいというなら、何だって乗り心地がいいです。何に乗っても満足されますよ。」



ダメだ。こいつ、アホだ。

どうも店員、インチアップでホイール交換=ツライチ。ギリギリまでタイヤを外に出し、フェンダーに当たらないこと。それしか頭にロジックがないようなのだ。

そして、ハイグリップタイヤ=乗り心地が悪い、と思っているようだ。

思ったね。インチアップなんてドレスアップだ。そう考えているアホが売って、アホが乗ってる、と。
タイヤに関して、ほとんど正しい知識が広まっていない。感覚的なものだけが認知されている。
まあ、世間はそんなもんなんだろうけども。
自分の知識が正しいとは思わないが、世間の感覚が正しいとも思わない。


ちょっと脱線するが、ポテンザRE01Rが、現在のBSでの最上級スポーツタイヤだ。
これは私が履いているRE01の後継機である。
RE01は、高次元でのバランスを重視し、グリップ一辺倒からコンセプトを変えた。ハイグリップでありながら、ウエット性能もよく、乗り心地もよく、そんなにうるさくないタイヤ。それがRE01だろう。
しかし、サーキットを走ると、ブロック剛性が不足し、ブロック飛びがあった。多くのグリップ命の人からは酷評を受けた。
そこでRE01Rは、縦のグルーブを減らすことでブロック剛性をあげ、おそらくタイヤの構造を見直して剛性もあげ、結果的にドライグリップが向上し、ウエット性能が低下し、騒音も悪化した。
それはトレッドパターン(ウエット性能、パターンノイズ、ブロック剛性はパターンで決まる)と世間の評判を鑑みると、容易に想像できる。

RE01でサーキットを走らない人からすれば性能的には十分なのである。





ここからは図解しないと理解できないと思うが、タイヤの基本について説明すると・・・。

タイヤの基本は、空気が入ってる袋だということだ。これが何よりも大事なポイント。

エアが高ければ剛性が出るが、一方で接地面積が減りグリップが悪くなる。エアが低ければ逆になる。
自転車で空気をパンパンに入れたときのことを思い出して欲しい。エアが高ければ乗り心地が硬くなり、ハンドリングが軽くなり、剛性がある。逆ならば、乗り心地がよくなり、ハンドリングが重くなり、グリップがあがる一方でグニョグニョする。


タイヤはトレッド面であるリングと、ビードのところにあたる内側の面の2つの円があり、その間をサイドウオールが繋いでいる。
つまり、サイドウオールによって外側のリング円から、内側のビード円を引っ張り合って保っている。この構造をまず理解しないといけない。

ホイールが上下するとき、内側の円がリング円に対して偏心しようとし、それをサイドウオールが押さえる。このとき、サイドウオールが厚いほうがその動きを抑制できる。
つまりだ。同じタイヤ幅、扁平率が高い(45とか40とか)ほうが、同じ軸荷重、同じエア圧の場合、上下動に関しての乗り心地がいいのだ。

ではホイールの向きを変えたときにはどうなるか。
扁平率の高いタイヤほど、サイドウオールのよじれを抑制でき、レスポンスが良くなる。ハンドリングがダイレクトになる。
逆の場合、レスポンスが遅れる。

タイヤの幅が広くなるとどうなるか。
つまりリング幅が広がるとどうなるか。

その話は次回に続く。。。。


この話、終わるのかな・・・・。
Posted at 2006/03/28 02:18:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | SVXモディファイ | 日記
2006年03月25日 イイね!

タイヤとホイールの考察 その1

この話、実は終わる予定が解らない。終わらないかもしれない。中断するかもしれない。


SVXのアルミホイールを交換しようかと思っている。
純正サイズは225/50-16 7.5JJ +55 PCD114.3である。現在は標準装備のBBSメッシュタイプだ。

このホイール、サイズ以上(以下?)に小さく見えて、やや重いデザインのボディにいまひとつマッチしていない。

だが、ちょっと古い車であるSVXには、小さいホイール、厚みのあるタイヤのサイドウォールが合っているようにも思う。

例えばスーパーカー。ミウラなどは小さいホイールに厚いタイヤが奥まって存在しているからこそ、暴力的なパワーを感じさせずにエレガントに見える。
大径ホイール、薄いタイヤがツライチになっていたら、ボディの繊細なラインや女性的な曲面を台無しにしてしまうと思う。

また、ホイール自体のデザインも考えどころだ。
重たく見えるボディデザインに、ブレーキローターがスカスカに丸見えの細身のスポークホイールなんか履くと、体格のいい人が妙に細い靴を履いてるようなものでおかしいように思う。
一方で、そのエキセントリック感が面白いような気もする。

デザイン的にフィットしてるのは、シンプルでしっかりとした強さ感があるものだろう。
角ばってない滑らかな曲線のホイールが、ボディと合ってるだろう。
逆に角ばっていてもガシっとしたしっかり感があったら、ちょっと印象が変わって面白いかもしれない。

斯様に、デザインだけでも悩ましい。

街行く他の車の足元を気にして見ているが、最近どうしたことかかっこいいホイールを見かけない。社外品が特に冴えない。
一方で、各車純正ホイールがカッコイイ。Z、ハリアー、クラウン、RX-8、レガシィなどなかなかいい。欧州車はBMWが全ての車種とグレードで、AUDI、ベンツなどほとんど皆かっこいい。国産ではトヨタが他社よりも平均的にカッコイイことに気がつく。

ホイールのカタログやサイトなど眺めているが、「これはいいかも!」と思うデザインのものはほとんどが欧州車サイズ(PCD、オフセット等)向けだ。


ということで、今現在これだ!ってホイールを見つけていない。
引き続き物色中だ。といっても何年もそうなんだけど。


それにしても・・・。
ホイールをインチアップするのに、リム幅、オフセットをどうするか。タイヤサイズをどうするか。

タイヤは車の性格を大きく変えてしまう。同じサイズで銘柄を変えても大きな変化なのに、扁平率、オフセット、幅などを変えたら激変だ。エア圧もある。銘柄も違う。バネ下重量も大きく変わる。これで走り、乗り心地が変化しないはずはない。

そしてこの変化は、バランスを崩す変化になるのが確実で、何かは向上するかもしれないが、何かは悪くなる。最適なバランスポイントが純正サイズにあるのだから。

今のところ、タイヤ幅は変えたくないと思っている。とすると、225/45-17となる。
これに合うリム幅は7.5JJだ。オフセットは若干外に出して+48ぐらいだろうか。

このサイズ、あまりお見かけしない。困ったことに。

7Jは多く見かけ、選択肢は広がるのだが・・・。
7Jに225を履くということは、サイドウォールが丸まり、タイヤがホイール面から張り出すことになる。それで走ればどうなるだろうか。
スーパーオートバックスの某店、タイヤコーナーの方に相談してみたところ・・・(つづく)
Posted at 2006/03/26 00:47:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | SVXモディファイ | 日記
2006年03月04日 イイね!

ボディカラー

2台目に買ったVLは、SVXのテーマカラーである2トーンカラーでした。

このカラーは、上下で色が分かれているため、ボディが薄く見えること、重い色が下にあることで重心が下がってみること、シルバーで汚れが目立ちにくいことなど、いいところがありました。
だけど、今時の車では2トーンってないよね。昔のソアラとか2トーンが高級だった時代の車っぽく、古臭さが際立ってしまう。
年月が経つごとに、それが気になってしまった。


この2トーン。正確にはボディ下部がダークグレイ、上部がシルバー、ルーフがブラックの3トーンだ。
この頃のSVXはすべてルーフがブラックなので、他のボディカラーは2トーン、ということになる。


さて、このテーマカラーの3トーン(2トーン?)。ダークグレーとシルバーが、これまでのスバルでは使用されてなかった色でした。
これは非常に困りました。

キズのリペア等するにも、それぞれの塗料を用意しないといけない。それ以前に市販のスプレー塗料がない。

板金屋さんに調色してもらって塗料を作ったことがありますが、これじゃあスプレーガンがないと吹けないんですよね。さすがにガンはガレージがないと所有できません。マンション住まいの私にはムリです。
筆塗りだと、小さなキズ補修にしてもメタリックは難しい。

外装をいじるには、塗料が市販されていないとDIYが難しい。
これが実感です。

思いましたね。次はスプレーが市販されていて、汚れが目立たない、年式の新しいS4のシルバーにしようと。


あれ?次もSVXにしよう、なんて当時思っていたのか、俺は?(笑)
Posted at 2006/03/04 23:56:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | SVX | 日記

プロフィール

「BEVは車重が重いから、ブレーキも強力なのが必要だって解説を見て、BEVの認知度はまだまだだなと思った。」
何シテル?   04/25 01:18
ホソクナガクツツマシク生きてます。
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