前回のナビ購入検討の続き。
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整理すると、買い換えたいナビとしては次のようになる。
1:カロッツエリア製。地図とガイドが好きだから。
2:視線移動が少ないオンダッシュモニターで地図は見たい。
3:この際、2DINスペースを全部ナビに奪われてもいい。
カロッツェリアXはお役目終了。
4:カロッツエリアX並の高音質なシステム。
5:ハイレゾ対応
6:ネット対応
7:画面は大きくしたい。老眼には小さい画面はツラい。
8:フタは閉めたい
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このように考えていたところ、カロッツェリアから高音質なナビとして発売されたのが「サイバーナビX」シリーズ。
AVIC-CZ902ES
このナビ、ノーマル版のCZ902からシャーシの一部を銅メッキシャーシにして、一部の電子部品のグレードを上げたものであり、完全には高音質専用設計というわけではない。カロッツェリアXシリーズの生産が終了し、ダイヤトーンのサウンドナビ対抗のために最小限の投資で製品化されたんだと思う。
だからちょっとね。なんちゃって、だね。
音質的にはサウンドナビのほうがいいんじゃないかと思う。
だけど、地図とナビ案内の性能としては、カロッツェリアが一番。ここは譲れないので、やっぱりカロッツェリアで選びたい。
このナビ、HDMI出力でナビ画面がミラーリング出力できる。つまり、オンダッシュモニターを別に用意すれば、そちらに地図を表示することができるので、視認性がいい。操作は本体をタッチする必要があるけども。
しかしだ。ナビなんて日進月歩。なんちゃって高音質なサイバーナビXだって、モデルチェンジして本気のモデルが出るかもしれない。そう考えると、もうちょっと待って、次のモデルにしようかなと考えていた。
そしてやっぱり、このナビのベースモデルがモデルチェンジした。
当然高音質モデルのサイバーナビXもモデルチェンジすると思いきや、モデルチェンジしなかった。旧モデルで地図を最新にしただけのマイナーチェンジだった。
AVIC-CZ902XS2
ベース機種と違う基板、違う組み立てを行うなんて、意味がわからない。コストが上がってしまう。いやでも多分、こういう作り方をするしか手がなかったんだと思う。
純正ナビに外付けでプロセッサアンプを組むのがトレンドになっている今、もうナビの高音質モデルなんて消滅してしまう可能性もある。さらなる開発投資をするのが難しかったのかもしれない。
さらに、ずーっとある懸念は、パイオニア自体いつまでこの事業をやるのか、ということだ。さらにさらに言えば、いつまで会社が存続しているのか。
近い将来なにがあってもおかしくないご時世だ。
これ以上待っていても、良いことがなさそうだ。買おうと思ったときには売ってないかもしれない。もうさっさと手に入れよう。
XS2とXSで中身が一緒ならば、XSで出物の中古があればそっちでもいいんじゃないか。
・・・そんなこんなで、ゲットしたのがXS。
売れ筋の8インチではないからか、中古のXSは割安感もあった。
9インチのモニターも手に入れた。
これもまともな製品でオンダッシュで設置可能なHDMIモデルが、おそらくこれしかないってことがわかり、カロッツェリアの
TVM-W910をチョイス。
そのままの付属品ではオンダッシュでは組めないが、オンダッシュ用のスタンドを用意すれば組めるだろうということも調査済み。私が現行で使用しているモニターのスタンドが使える見込み。
最近のアフターのモニターは、ヘッドレストにしか組めないようなマウントになってますね。これも安全基準によるものじゃないかな。世知辛いな。
そんなこんなで、サイバーナビXでオーディオ/ナビは組み直すことになった、2020年の夏。
Posted at 2020/12/13 01:06:17 | |
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