2006年10月05日
いつものように会社の地下駐車場にて、23時から作業スタート。
この駐車場、0時で照明がオフになって真っ暗になります。1時間で作業を終えないと、真っ暗で収拾がつかなくなります。
時間がない作業なので、写真はまったくありません。時間との勝負です。
今日は、トランク内の側面の内張りを剥がして、ボディ側(鉄板側)の防振作業をしました。
SVXはリアまわり、特にストラットマウント、タイヤハウス周辺がザワザワしてるのです。ここを防振します。
トランクの側面のパネルは、ファスナー(差し込まれているピン)を外して、あとはバキバキっと引っ張れば外れます。
外してみるとびっくり。
まず、ストラットのマウント付近にスポンジが貼られています。
ここが騒音の発生源ですって証拠です。しかも対策が手薄。
スポンジを外して、レジェトレックスを貼り付けます。タイヤハウスにも全体的に貼り付けてやります。
インナーパネルとアウターパネルの間の空間に、でっかいスポンジブロックが入っていました。
ここに音がこもるという証拠です。その対策も少々手薄。
ところで、アウターパネル=リアクオーターです。これは交換とか簡単に出来るパーツではないので、凹みやキズのときには補修できたほうがいいと思います。裏側からデントリペアしたり補修作業をするときに、内側にレジェトレックスとか貼ってあると作業性が悪くなります。アウターパネルは何も触らないほうがいいでしょう。
この空間内にタイヤハウスがあるので、そこだけにレジェトレックスを貼ってやります。
スポンジブロックを戻し、さらに吸音材(スポンジなど)を追加して詰め込んでやるといいでしょう。私はナイロン製のクッション材を詰め込んでおきました。あまり詰め込みすぎも危険です。左側面のほうはエアダクトがありますので、塞がないように。
あとは、インナーパネルに適当に、音が響くところをドライバーの柄で叩きながら確認し、レジェトレックスを貼りこんでいきます。
出来れば内装パネルの裏側に、ニードルフェルトなどの吸音材を貼りこんでやるのがいいでしょう。
今日は時間がなかったので、そのままパネルを戻して作業終了。ちょうど1時間で完成です。
もっとやるなら、トランクのフロア、特にスペアタイヤのスペースに防振材を貼りこんでやれば、マフラーのこもり音も抑えられるでしょうね。
それは次回、ということで。。。。
さて、効果ですが・・・。
軽く防振材を貼っただけなので、あまり変わらないかなと走り出すまでは思ってました。
激変です!5mも走れば解ります!
「剛性感」(あくまでも剛性感)が上がりました。
そして、高速道路の目地でリアから「カコーン、カコーン」と鳴っていたのが「コ、コ」ぐらいになりました。もっとしっかり防振したら、より効果的でしょうね。
お陰でフロントからの音が耳につくようになりました。
フロントを防振するには、タイヤを外してインナーフェンダーを外し、外側からタイヤハウスに防振処理をしたほうがいいでしょう。
内側からはエンジンルームの美観を損なうし、室内をバラすのも大変ですから。
これも次回の課題ですな。
リアのタイヤハウス、ストラット周辺の防音、お勧めです。
Posted at 2006/10/06 01:49:19 | |
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SVXモディファイ | 日記