2016年03月06日
先代のプリウスのワゴン、プリウスアルファで1時間ほど高速道路を走ったので、そのインプレです。
走行距離は1万キロぐらい。コンディションは絶好調。
ハイブリッドカーは、重いバッテリーをフロアに搭載していることで、フロアの強度が必要だし、フロアの振動も普通の車とは異なる。それが独特の乗り味になっている。
プリウスアルファも同様で、がっしりした感じで剛性感が高い。フロアのダンピングが効いてる感じ。
特にリアまわりがワゴン、5ドアなのに、がっしりしている感じ。
街中ではアイドリングストップ、モーター走行で、静かでなめらかな印象がある。
その印象で高速を走行したら、当たり前だけど停止しないのでアイドリングストップはない。モーターで走行することもない。
普通のクルマだ。重いバッテリー積んだ普通のクルマで、非力で、そのためにアクセルは踏み込みがちだがパワー不足でもっさりしている。
走行中は風切り音が気になった。空力もがんばってるクルマのはずだが・・。
もっと気になったのが、足回り。
なにか落ち着かない。小刻みにサスが揺れてる感じで、ざわざわしているというか、終始嫌な感じで動いている。目地を超えると、ドタバタした感じになる。
これがワゴン=貨物を積載したときの重量に合わせてあるのかっていうと、そうでもないような。
こういう足回りのセッティングなのか、素性としてなのかはわからない。
走行中、足のざわざわ感と、意外とこもる走行ノイズで、室内はちょっと煩く感じた。
一般道では静かなのでなおさらだ。
音圧測定したら、100km/hで65~8db。SVXで63~5dbくらいなので、SVXより煩いようだ。
1時間ほど走ってクルマを降りたら、耳がキーンとした感じだった。あの感じは久しぶり。
総じて、フロアの剛性感、足回りの感じ、バルクヘッドが高く、アップライトな着座位置から、トラックを運転しているようだった。
一般道ではそこまで思わなかった。よく出来たクルマだなあという印象だったが、高速ではハイブリッドの良さは活かせず、不利なところばかりが気になった。
で、新型プリウス。きっとそういうところが改善されている・・・だろうと期待してます。
Posted at 2016/03/13 21:35:43 | |
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試乗記 | 日記