2022年03月19日

横浜の洗車場。
スプレーガンで流してエクスマールでWAX掛け。
寒いので、スポンジ洗いなし。ガンで流しただけという、手抜き作業。
このあと雨が降った。
調べたら前回は10月2日。5ヶ月ぶりの洗車?ホントに??
Posted at 2022/03/26 14:58:03 | |
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洗車記録 | 日記
2022年03月19日
始まりましたね、F1。
各チームの仕上がりが、バーレーンGPのプラクティスで少しづつ見えてきた感じ。
話題のポーパシング(バウンシング)は、ダウンフォースが高まると車高が下がり、フロアと路面の間が縮まり空気が流れなくなる(ストール)することでダウンフォースが減り、車高がもとに戻り、空気が通過するようになってダウンフォースが高まって車高が下がり・・・を繰り返す現象。
解決するには、ダウンフォースが高くなっても車高が下がらず、あるいは車高が下がったとしても空気が通るようにすればいい。
それはサスが固くするとか、車高を最初から上げておくことになり、それはコース全体のコーナー通過速度が下がることになり、タイムがでなくなことになる。
サスを固めず、車高をあげないで、ほどよい速度域まではダウンフォースが高くなるけども、それ以上の高い高速域ではダウンフォースが高くならないようにしたい。最高速が出るメインストレートを、高いダウンフォースで走っても意味がないからだ。むしろドラッグになるのでダウンフォースは出したくない。
ダウンフォースが高くなると、フロアサイドが吸着されて路面側にたわむ。
それを利用して、リアタイヤの前あたりに設けたスリットが広がり、フロア下の気流を逃したり、ディフューザー側にフロアサイドから流し込ませたりするのが効果的らしい、というのがだんだん見えてきた。
マクラーレンやフェラーリはそんな感じのフロアになっている。レッドブルはちょっと違うことをやってるぽく、どうもリアの車高を上げた昨年までのレーキセッティングで緩和してるっぽい。
ところで予算制限が厳しく、上位チームは風洞実験の回数が制限されている。
そうそう試すのに作ってられないし、作っても検証できない。
そもそも走らせるまでわからなかった、風洞では計測できなかったポーパシング現象。
対応策で設計変更しても、サーキットで実走しないとわからないということだ。
と前置きが長くなりまして。
テスト走行で各チームが悩まされたポーパシング。
各チームはテスト走行を勝手に行うことを禁じられているけども、宣伝用の撮影走行は認められている。これをフィルミングデーという。
今年は新設計の車だったので、慎重なチームほど早めにフィルミングデーを行った。そういうことするとライバルチームに車体デザインがバレてしまい、分析されることを嫌って、できるだけ遅く行うチームもある。
そんなフィルミングデーで、ポーパシングに気づいたチームがあった。早めにフィルミングデー走行をしたチームは、スペインのテスト走行のときには既に対策してきていたようだ。
ところがメルセデスは、ダミーのデザインのマシンでフィルミングデーを行い、スペインのバレンシアでテスト走行を行い、バーレーンで初めて本番用のゼロポッドマシンで走行。そこで本番用のマシンは多少対策できているつもりだったみたいだが、「あれ?」となったっぽい。
対策したくても前述の通りで、作って、走行してみないと効果がはっきりしない。
でも、制限が厳しくてあれこれ作ったり、風洞で試したりできない。
今年のF1はフリー走行が90分になるはずが、やっぱり昨年と同じく60分に戻ってしまった。
この時間でデザインの異なるフロアを交換して、サスをセッティングを調整しなおす時間がないと思う。
長い時間CFDで検証し、これぐらいのダウンフォースがあれば、これぐらいのタイムが出るとシミュレーションしてきているだろうから、今更ダウンフォースを捨てられないってのもあると思う。
メルセデスは結局根本対策ができないまま、今の車体で足を固めたり、車高変えたり、ウイングの設定を変えたりしながら、「いくらかマシ」なセッティングを模索している。
でも、一番速いマシンではなさそうだ。メルセデスが速くないほうがF1は面白くなるから嬉しいw
フリー走行2ではレッドブルのフェルスタッペンが1位タイム。メルセデスは中段にいる。
フェラーリPU勢は速く、信頼性に欠けるがアルファロメオはポテンシャル高そう。ハースもフェラーリのスタッフが開発に参画したからか、フェラーリ同様に速そうだ。
マクラーレンはマイナートラブルが多そう。アストンはいまいち。ウイリアムズもまだセッティングに苦しんでいるが、万年下位チームからは脱してきた。
レッドブルは速いし、ロングランも速いが、いまいち信用できない。アルファタウリも速いと言われていたが、結局中の下って感じ。
実力がわからないのがメルセデス。トップではなさそうだが、いつまでも改善できないはずがない。
今夜がフリー走行3(FP3)で、そのまま予選。ついに各チームの実力が示される。
楽しみだ。いよいよ始まりますよ!
Posted at 2022/03/19 20:31:43 | |
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