とざっきーのブログ一覧

このクルマならちょっと欲しいかも、と思うクルマを発表するシリーズ。ま、ネタがないから駄文。


アルファロメオ166（マイナーチェンジ前に限る）


昔、ピニンファリーナデザインのデザイナー2人と食事をしたことがある。（って書いたっけ？）
無論友達関係ではなく仕事での食事だったが、酒も進み、話題はクルマのことに。

彼らが何に乗ってるか聞いたところ、カンパニーカーでFIATプントを乗っているとのこと。
なるほど、おシャレだし、イタリアの街では使いやすいサイズなんだろう。

では、欲しいクルマはと聞いたら、二人ともアルファロメオ166だと答えた。

当時イタリアでは最上級の4ドア。マセラティのクアトロポルテはガンディーニデザインのものが生産中止となり、まだ奥山デザインのものが世に出ていなかったころだ。

彼らにとって憧れのクルマで、イタリアではVIPが乗るプレステージカーだという。なるほどね。

大ヒットしたアルファロメオ156の上位モデルとして登場した166だけど、156のようなわかりやすいかっこ良さはなく、やる気のないダラっとしたフェイス、ボディサイズが大きくて広いパネル面積を持て余した緊張感のない面質で、締りのないデザインだった。


それがいいと思うのです。

昔は羽振りがよかったが、今じゃすっかり退廃した没落イタリア貴族が、昔仕立てた高級ないいスーツをちょっと体型が変わったのに着込んだものだから、どことなくピシっとせずに着崩れている感じ。
それがたまらなくいい趣きだと思う。
なんとなくアルファロメオそのものを表現しているかのようだ。

色は当時アルファロメオで流行ったヌボラがかっこいいが、もう少し地味な色が似合う。

166は一回マイナーチェンジしてジウジアーロがフェイスリフトし、顔がキリっとかっこ良くなった。
私はそれが逆にアルファロメオらしくないと思う。
マイナーチェンジして、きっとマイナートラブルも減ったんじゃないかと思う。
マイナー前のはSVX並にトラブルがあるようで、3台目を買うときにちょっとは検討したけども、早々に
候補から外した。

今ではオシャレなクルマをよく見かける港区界隈でもまったく見なくなったが、極たまに見かけるとやっぱりいいな、と思う。



ま、今買ったらSVX以上にトラブりそうなので買わないけど。


※余談
ピニンファリーナの連中と飲んだ時に私のクルマの話題にもなった。
SVXだと言うと、「なんだって！？ジウジアーロかよ！？ダメダメ、早く買い換えろ！」だって。
マセラティ３２００ＧＴとか、まるでコリアンカーみたいだ。ジウジアーロは最近ホント駄目だよなー。わっはっはっは！と食卓は笑いに溢れてた。
当時一番欲しいクルマはガンディーニデザインの先代クアトロポルテだったが、ガンディーニかよ！ってツッコまれるのは明らかだったので言わなかった（苦笑）

※余談２
当時ピニンファリーナの連中が、ささっと描いた手書きのピニンファリーナロゴ。大事にどこかにしまってある。
だけど、どこにしまったか覚えてないので行方がわからない（苦笑）

８６の担当主査の多田さんのインタビューというか、トーク番組。

Ustreamでこちらから。

スバルとトヨタのカルチャーの違いや、量販メーカーとしてスポーツカーを作る手法について悩み、マツダロードスターの主査に話を伺いに行ったとか、このUstはクルマ好きの皆さんならきっと興味深いと思います。ぜひ！

パワードサブウーファーに外付けでキャパシタを追加して遊んでます。

パワードSWにそんなことする人、いるんだろうか。

でもつけると変わりますね。

ヘリックスのバッテリー用キャパシタや、自作で小さいキャパを複数つけたりとか。
変化の違いや、エイジングでの変化を楽しんでおります。

そんなこんなの最近。

後輩インプレッサ号で高速、箱根を流してきた。

と言っても自分は助手席、オトナ４人乗車。この状態でのインプレになりますけども。


クルマは2.0の5ドア、AT。

まずCVTなのに全然CVTのベルトノイズがない。以前はヒューンという音が気になるCVTだったが、今時のCVTはワザとシフトショック、ブリッピングまでして、まったくCVTとしてのネガがない。

4人乗りでは箱根の登り坂は加速が鈍かった。150PSしかないらしい。こういう状況ではターボが欲しくなる。街中ではパワーは十分だったが、もうちょっとパワーが欲しい。

シートの出来がよく、足は少々突き上げがあったが基本的に嫌な感じではなく収まりのいい足。乗り心地に不満はなかった。

内装パーツの立て付け、サイドシルやダッシュボードの作りなど今時のクルマの構造は「なるほどねえ。上手く作ってるなあ」と関心する。


何よりも関心したのは・・・

オートワイパーで雨が降るとワイパーが動き、オートライトでトンネルに入るとライトが付き、アイサイトで渋滞だと自動的に前の車についていく。渋滞じゃなくても高速は前の車に追従し、割り込まれたら警告し、前の車が発進したら警告し、レーンまたいでいたら警告し・・・。
スマートループ付きのカロのナビと相まって、ハイテクなデモカーみたいだった。自動化がここまで進んでるクルマを体験すると結構カルチャーショックだ。

ややアイサイトの運転がアグレッシブというか、そんなにギリギリを狙わなくても・・・って、つっこみたくなるが。
もし脇見していたとしても、レーンを外れたら警告があり、何かあったらブレーキが掛かることでドライバーに危機を伝えることができるわけで、こりゃホントに普及したら事故が減るんじゃないかと思った。


最新の車や装備は凄いわ・・・。