
メガスポーツの中では比較的楽なポジションであるとされるZX-14Rですが、私にとってははっきり言ってキツイです。超ツライです。
基本的にソロなので、ツーリングに行くとこまめに止まって路肩にへたり込んだりして腰を休めているのですが、それでも1日に300kmくらいが限度ですし、高速道路などでは休憩できるところも限られています。
とりあえず走る楽しさの方が乗る辛さを上回っているから良いものの、やっぱり少しでも楽にしたいのが本心です。
一応、ハンドルアップスペーサー(5mm×2)を取り付けてはいるのですが、所詮焼け石に水。
そこで!
わらにもすがる思いで購入したのが、BEET Japanから発売されている「マルチハンドルキット」!!
商品説明によると、バーエンド付近でノーマル比約25mmBack/45mmUp、さらにハンドルアップスペーサーと併用することで最大55mmUPだそうです。(ただし標準以上にアップする場合はホースの長さが足りなくなる可能性があります)
取り付けはショップにお願いしたのですが、元々取り付けてあったグリップヒーターを、ヒーター線が断線しないように慎重に取り外すのにえらく苦労してました。
バーエンドのバック量はある程度調整ができるのですが、最大までバックさせると、ハンドルをめいっぱい切ったときにタンクと干渉しそうだったので、1cmほど余してます。
また、元々ついていたハンドルアップスペーサーのうち1枚(5mm)は取り付け可能でした。(2枚ともつけるとホースの長さが厳しい)

取付前の写真を撮り忘れていたため比較はできませんが、横から見るとこんな感じ。

シート側から見た写真。ノーマルと比べると明らかに垂れ角が小さくなっています。

またがった感じ。173cmの私で前傾角は約32度です。
ノーマル状態では、上の写真からすると38~39度くらいと思われます。
感想はというと、すんごい楽ちんになりました。
前傾角もさることながら、垂れ角が小さめなのもけっこう効いてるのだと思います。
まだ長距離走行はしていないのですが、これなら今までの1.5倍は行けちゃうかも!
若干ワインディングでの倒し込みがやりにくくなったのと、高速走行時に受ける風圧が大きくなりましたが、これは割り切るしかないと思います。
あと、通常のカワサキのハンドルバーはバーエンド取付用の雌ねじが切ってありますが、こいつは普通の中空パイプなので、カワサキ車用のバーエンドは使えなくなります。
せっかく付けたばっかりの
REAL BALANCE ハンドルバーエンド(ヘビータイプ)が使えなくなっちゃいました(泣
汎用ハンドルバーにカワサキ車用バーエンドを上手く取り付ける方法があれば、どなたか教えて~
Posted at 2012/06/09 22:06:14 | |
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ZX-14R | 日記