CR-ZじゃなくてZ-MXとかならよかった💦

本田の第二世代HEVの意欲作。
過去唯一のHEV+MTじゃないのかなぁ。
低回転を捨てて、燃費に振ったエンジンをMTで扱って高燃費をたたき出すのは、凄く楽しいと思う。


CR-Zの最大の失敗は、伝説のCR-Xをモチーフにしたこと。

CR-Xデルソルの二の舞(笑)。


CR-Xは1.5SOHCエンジンで、AE86を負かしたホンダMM思想の傑作。
その後、ZC、B16Aを積んで、下道最速を誇った車。

ただ、格安で貧乏人にスピードを与えた結果、保険料が高騰し、不本意な形で存続できなくなった。
速い車には高い値札を付けて、貧乏人に与えてはいけないという教訓を残した車(笑)。
余計なことしやがって。
おかげでロードスターはこれまでも、そして、これからもアンダーパワー(笑)。

で、CR-Zは、２台目インサイトの派生車としてCR-Xを起想させる形と名前で登場。


RS4を買ってすぐの発売だったので乗りに行きましたよ。
当時でさえMTがディーラーに置いてあるはずもなく、CVTの試乗車。

RS4と比べるまでもなく、EUNOS100と比べても車はゆるゆるで、燃費優先のエンジンとモーターでは、スポーツを主張できるわけもなく、CVTが輪をかける。
で、当時のモータージャーナリストも、一般人も、こんなのCR-Xの後継ではないの大合唱であった。
CR-Xを起想させないのが正解だった。名前もZ-MXとかが良かったね。

S660なぞ作らずFITのシャシーを使って1.5TエンジンでCR-X作ったら、がら空きのところにスポーティーカーを作れた。
スイフトスポーツとは、3DHBクーペは住み分けられるやろ。
というか、ホンダがスズキの実用車派生のスポーティーカーに負けるとは思えん。
売ったら、GR86喰える存在だったと思うよ。
FRがスポーツカーだという固定芸念をぶち壊すのはホンダの役目。

意欲的だが名車になれなかった💦