
以前、ここでレンジローバー、GLクラス、カイエンを比較したが、
今回はレンジとGLのトップグレードに絞って比較してみた。
メルセデス・ベンツ GLクラス
GL63 AMG_LHD_4WD(AT_5.5)
8点
ランドローバー 新型レンジローバー
オートバイオグラフィ_RHD_4WD(AT_5.0)
9点
まずパワートレーンから比較。GL63AMGは5.5L、V8ツインターボエンジン(最高出力557ps/5250-5750rpm、最大トルク77.5kgm/2000-5000rpm)と7速ATの組み合わせ。車重2620kg。対するレンジローバー・オートバイオグラフィーは5.0L、V8スーパーチャージャーエンジン(同510ps/6500rpm、同63.8kgm/2500rpm)と8速ATの組み合わせ。車重2520kg。レンジのほうが若干非力(あくまで相対的に)だが、車重が100kg軽く、ATが1段多いので、実質的な動力性能は同等といえるだろう。オフロード性能を見ると、GLは車高を75mmアップさせることができるほか、作動を遅らせることで意図的にタイヤをスリップさせ、その抵抗力で制動距離を縮めるオフロードABSやアクセルレスポンスを意図的に鈍らせる機能などを装備。レンジローバーにも同様の機能、装備はすべて備わる。ただし、オンロード同様、オフロードでも軽さは万能薬として機能するので、2.5トンを超えるも相対的に100kgも軽いレンジローバーのほうが悪路走破性は少し上かもしれない。レンジは4人乗り仕様となるリアセグゼクティブシートを選ぶことができるのも特徴。形はSUVだが、サルーンとしての十分以上に機能する。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
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Posted at
2013/05/07 16:00:11