今年やってくる新型ゴルフは現行型よりも上質感を増したうえに軽くなって効率も上がって登場することが明らかになっている。
同じプラットフォームの上級版、アウディA3もまもなく新世代に切り替わる。
死角のなさそうなゴルフ軍団に立ち向かう欧州のライバル勢はすでに発売を済ませて日本で販売中。
この激戦カテゴリーでは悪いクルマはすでに淘汰され、各社自信のあるモデルだけで勝負している。
ゴルフ上陸前に既に買えるクルマをチェックした。
フォード フォーカス (ハッチバック)
スポーツ_RHD(AT_2.0)
7点
メルセデス・ベンツ Aクラス
A180 ブルーエフィシェンシー スポーツ_RHD(DCT_1.6)
7点
BMW 1シリーズ
116i スポーツ_RHD(AT_1.6)
9点
シトロエン C4
エクスクルーシブ_RHD(AT_1.6)
6点
フォーカスの特徴はいろいろあるが、注目すべきはエンジンと価格だろう。ダウンサイジング+過給コンセプト真っ盛りのなか、フォーカスは2L直4自然吸気エンジンを日本仕様に選んだ。170psと最高出力は高めだが、最大トルクの絶対値は20.6kgmと控えめ。車重がわからないので燃費も想像しづらいが、DCTとはいえ6速ATでは16.6km/Lの116iや15.9km/LのA180の域に達するのは難しいだろう。左右前輪を個別に電子制御でコントロールし回頭性を高めるトルクベクタリングコントロールの採用などからわかるように、エコよりもスポーティを前面に押し出して売りたいようだ。スペックだけで判断する限り、293万円は競争力が高い。CセグFFハッチの本命がゴルフなら、FRハッチの本命が1シリーズだ。実績のあるミニ用1.6L直4ターボを縦に積んで、後輪を駆動する。FRづくりが最も上手なBMWの新車が300万円ちょっとで買えると思えばいい。FRなので居住空間はFFの連中よりも不利だが、ドライバーズカーであることを考えると納得できる。燃費も最高にいい。Aクラスは従来のサンドイッチ構造を諦め、低くワイドなスポーティルックとなった。1.6ターボはCVTではなく7DCTとの組み合わせというのがうれしい。小さいだけでちゃんとしたメルセデスだから、あの世界が好きな人は気に入るはず。180だとルックスほどスポーティではない。C4の魅力はサイズの大きさからくるルーミーな室内とドイツ勢よりも安い価格か。カッコが普通なのでDSシリーズほどシトロエンらしさを味わえないかもしれないが、DSシリーズはこれに変わったボディを載せてるだけとも言えるので、乗ったら一緒だ。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2013/02/15 17:35:17 |
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