
昨年11月にマイナーチェンジした際、安い方のSを約42万円値下げしたリーフ。
今年4月からはさらに全モデルを28万円値下げすることを発表した(現在はオプションなどで還元キャンペーン実施中)。
そうなると、ベーシックなSだと現在334万9500円の価格が306万9500円に。
これに国の補助金などを最大限活用すればさらに78万円負担が減り、実質、車両価格228万9500円で手に入る。
最大のライバルはプリウスPHVかもしれないが、すでに乗っている人が多いプリウスで、価格がこれに近いのはS(232万円)と比べてみた。
日産 リーフ
S
7点
トヨタ プリウス
S(CVT_1.8)
8点
Sグレードなら昨年11月より前に買った人より約70万円安く買えるようになったリーフ。日産の公式サイトによると、燃費14km/Lのガソリン車と比較すると、走行にかかる費用は年間で約10万3000円お得と喧伝しているので、プリウスが実質28km/L走るとすれば、年間5万円程度の差か。やっぱりEVはランニングコストは低い。長く乗ればバッテリー劣化によって性能は落ちるだろうが、プリウスにもバッテリー劣化はある。にもかかわらず、リーフが販売面で苦戦しているのは、自宅で充電できない人がそもそも候補から外し、出先での充電に不安を感じる人が候補から外すこともあるだろうが、やっぱりリーフのスタイルが不評なのではないだろうか。現状ではまだエコカーはライフスタイルの一環としてもてはやされているわけだから、いくら環境に優しく、ランニングコストが低くても、スタイルが気に入らなければ買わないのではないか。EVはエンジンをもつクルマに比べ、いろんなボディを載せやすいはず。ゴーン社長が2016年までにルノーと合わせ、世界で150万台のEVを売るという計画を達成するなら、バリエーションを展開するべきなのかもしれない。
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2013/02/05 10:56:44 |
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