
毎年、多くの中国人旅行客が、日本を訪れるようになったとはいえ、中国の13億を超える人口から見れば、訪日客は中国人全体のごく一部に過ぎない。それゆえ、日本がどのような国なのか、先入観を持っていたり、間違った知識を持っている中国人は、少なからず存在すると言えるだろう。
中国メディアの快資訊は26日、中国国内で伝え聞いても、「なかなか信じられないこと」もあるとし、日本を訪れて初めて信じることができるという、「中国人の対日観を変える事物」について紹介する記事を掲載した。
記事はまず、「日本では売られている食べ物、飲食店で提供される料理など、口に入るものは全て美味しく、質が高い」と紹介。日本ではファーストフードまでもが、非常に美味だと伝えているが、中国ではファーストフードは、美味しくないとされているのだろうか。
続けて、日本で買い物をした際などに、お釣りとして手にする紙幣を例に、「しわくちゃの紙幣や、落書きされた紙幣は全くなく、全て新札のようにきれいである」と紹介。中国は近年こそモバイル決済が普及したことで、紙幣を手にする機会が減っているが、確かに中国の紙幣は、ボロボロのものが多い。
また、多くの訪日中国人が驚く、「トイレの清潔さ」についても、中国人の多くが伝え聞いたことはあるだろうが、「どれだけ清潔なのかは、実際に日本を訪れてこそ実感できる」と強調。だが、訪日中国人が帰国後に、口々に賞賛する日本のトイレの清潔さは、「全く誇張されたものではなく、本当に清潔なのだ」と論じた。
日本で非常に身近なコンビニは、もちろん中国国内にも数多く存在する。しかし記事は、日本と中国で全く違うのは、「日本のコンビニで売られている、食べ物は非常に美味しい」ということだと強調。これは、対日観を変えるというよりも、中国人のコンビニ観を変えるものと言えそうだが、コンビニは弁当から、お菓子・惣菜に至るまで、なんでも美味しいので驚くのだという。
そのほか、中国人の多くが、「日本は海に囲まれているため、毎日魚を食べている」と考えているものの、実際に日本人は魚より、肉を食べているようだと紹介。中国では日本に関する情報も多く存在するが、日本を訪れてこそ、分かることも多いと伝えつつ、訪日した際には「先入観や固定概念」とのギャップに、驚くことは多いはずだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF) サーチナ 2018-05-01 15:12
Posted at 2018/05/06 04:58:54 | |
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