

中国メディアの環球網は18日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐって日本と中国が東シナ海で対峙していると伝え、米国誌「The National Interest」がこのほど「日本の凶器」として「護衛艦いずも」などを取り上げたことを紹介した。
記事は、「The National Interest」の報道を引用し、1つ目の凶器としてヘリコプター搭載護衛艦(DDH)「いずも」を挙げた。さらに、いずもが全通甲板を採用し、470人の乗員と14機のヘリコプターを搭載できると紹介。また、いずもの運用方法としてもっとも関心を集めているのは「固定翼の航空機を運用させるかどうか」という点であると論じた。
続けて2つ目の凶器として「そうりゅう型」潜水艦を紹介し、「ディーゼル・エレクトリック方式の潜水艦としては世界最先端と認識されている」と紹介。最大速力は水上13ノット、水中20ノットに達すると伝え、日本は現在、8隻の「そうりゅう型潜水艦」を保有していると伝えた。さらに、日本の潜水艦隊は中国海軍にとっての「脅威」であるとした。なおそうりゅう型潜水艦について同メディアは日本は現在8隻保有していると伝えているが、実際は6隻保有しており、もう2隻は建造中である。
また、3つ目として「あたご型」護衛艦を挙げ、環球網は「日本で最強の作戦能力を持つ駆逐艦だ」と紹介。満載排水量は約1万トンであるとしたほか、海上自衛隊2世代目のイージスシステムを搭載していると紹介したうえで、「96セルのMk41垂直発射システムを搭載している」と報じた。
さらに記事は4つ目の凶器として「V-22(オスプレイ)」を挙げ、「オスプレイは日本で議論が絶えない存在ではあるが、日本の戦術空輸能力を大きく高めることになるだろう」と指摘。オスプレイは給油なしでも1時間半で海上自衛隊を尖閣諸島へと送り込むことが可能だと伝えた。
また5つ目として「F-35戦闘機」を挙げ、「F-35A」が2018年に日本に引き渡されると予測されていることを紹介したうえで、中国が戦闘機「殲-20」および「殲-31」を開発したことが「日本にF-35購入を迫ることになった」と論じた。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の18日付報道の画面キャプチャ) サーチナ 2015-05-19 22:17
Posted at 2018/05/25 13:50:47 | |
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