惨憺たる結果。

全く良いニュースが聞こえてこないマクラーレン・ホンダ、３戦目でちょっとは上向くかと思ったら惨憺たる結果だったようです。
アロンソは完走したものの最下位、バンドーンは出走さえできなかったようです。

３年目にしてこの体たらくを誰が予想したでしょうか？

これに対し、インディーシリーズは同じホンダエンジン搭載車が開幕２連勝を決めたらしいです。
こちらはエントリー全チームが、ホンダとシボレーのどちらかのエンジンを選択しています。


F1マシンとインディマシンはどちらも形状が似ているんですが、発祥自体が違うので似て非なるレースです。
このままでは、ホンダのイメージはアメリカでは上がってもヨーロッパでは落ちる一方ですね。

いっその事、F1も２～３種類のエンジンとシャーシー、タイヤを各チームが選択して走るシステムに出来ないんでしょうか？
このままではF1の人気も落ちる一方です（日本とイギリスだけ？）

エンジンやシャーシーを自社で賄っているフェラーリも、タイヤだけは自前ではありません。
現在タイヤを独占しているピレリも、イメージが上がったかというと決してそうではありません。

マクラーレン・ホンダもアロンソの機嫌取りとして、モナコGPを休んでまでインディ500への挑戦を許すという禁じ手に出たということにも頷けるような気がします。
ホンダも第二期の黄金時代と２年間の低迷を意識するあまり、一発逆転を狙ってトリッキーな手段に出ているような気がしてきます。

F1のレギュレーションは、ホンダの技術を持ってしても太刀打ちできないほど複雑化してきているんでしょうか？