エンジンオイルの交換サイクル。

エンジンオイルをディーラーやショップで交換している人でも、交換サイクルだけは自分で管理しないといけません。

中には１年や６ヶ月点検時に、オイル交換を実施している人もいるでしょう。

自分で車を持つようになって40年余り、私は基本的に5千kmというサイクルを守ってきました。
ネットでも、この5千km又は６ヶ月というサイクルを推奨する声が圧倒的に多いです（フィルターは２回に一度交換）

ところがメーカーの指定サイクルはN-oneの場合、15,000km又は１年と書かれています。
２０年ほど前からサイクルが伸びてきているように感じます。

これはエンジンの精度や性能、オイルの性能が進歩したこともあるでしょう。
それとメーカーとしての環境保護の観点という意味もあるんでしょうね。
カー用品店などは３～５千km毎と書かれていたりしてますが、これは単純に売上の関係でしょう。

平均的に年１万km前後走る人には、約半年に一度と計算しやすいでしょう。
私のように年５千kmしか走らない場合は、どうしてもサイクルが長くなりがちです。
自分の車はなんとか管理してきましたが、家族の車は管理しきれずにターボブローも経験しました。

エンジンオイルは潤滑の他に清浄・冷却・防錆・密封と多くの役割を持っています。
３千回転時なら１秒間に50回転、１気筒あたり25回も爆発しています。
あの高温の中、過酷な環境に100時間以上（50km/h平均時）さらされるわけです。



安い鉱物油でいいから３千kmぐらいの短い期間で、と言う意見もあります。
でも合成油が十分安い価格で手に入るのなら、やっぱり合成油を入れたいですね。

オイル添加剤も、いろんな種類が出ています。
ディーラーで添加剤を勧められる場合もあります。

一時期、非常に興味を持ったこともありました。
ブランド合成油は添加剤の塊だと思っています。
なので今は添加剤の分、一クラス上のオイルを入れる方を選びます。

タイトル画像は、オイルを交換しないまま長期間走り続けたエンジン内部の画像です。
エンジン内部を覗くことは普通ありませんが‥。

せめて下の写真ぐらいでありたいですね。