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今月中旬から毎日寒い日が続いています。

当然のことながら暖房は欠かせないものになっています。

ところが一部のお店等の暖房が、度を超えた温度になっている場合が見受けられるのです。

その一つは百均ショップでした。

長くいるつもりはないので、屋外と同じ服装で入りました。
ほんの10分間程度だったんですが、気分が悪くなるほどの熱気です。

レジで「ちょっと暖房強すぎるんじゃないですか？」と言うと、「ちょっと下げるように言います」と言うので、「私はこんな服装だし、一人の意見として参考にしてください」と言って出てきました。

もう一つは市役所の奥まった場所にある、証明書類の自動発行機周辺でした。

奥まって狭くなっているので熱気が溜まりやすいのかもしれませんが、十分に暑いのに頭上から熱風が襲ってきます。
時間は5分ほどだったので、なんとか耐えることが出来ました。

市役所は別として、お店なんかでは寒い時期に暖房を強くするのが「おもてなし」だと勘違いしているのではないでしょうか？
もちろん店員は着込んではいないので、ある程度の暖房は必要でしょう。

しかし間もなく丸６年を迎える東日本大震災の後は、暖房はおろか照明まで節約してエネルギー消費をいかに抑えるかに頭を悩ませたのではなかったのですか？
まさに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」そのものではないのでしょうか。

人間は寒さで風邪をひくのではありません。
内外の温度の落差で汗をかいて、体温調整がうまく出来なかった時に風邪をひくのです。

最近人間ウォッチングをしていて気が付くのは、若い人は薄着の上に一枚暖かそうな上着を着るようです。
お店や電車の中、車の中ではスマートに上着を脱いで、薄着になる人が多いように感じます。
それに比べおっさんやおばさんは、着込んだまま電車に乗ったり運転したりするみたいです。

かく言う私も、着膨れしたまま運転しているおっさんです。