意匠太郎のブログ一覧

イベントで黄→ACID GREENを見慣れていたので、試乗車の赤→ADRENALINE REDが新鮮。試乗している方のレポートを読むと感想も多様ですが、私は総じて良い印象でした♪



まず、気になる運転中のサウンドですが、アクセル開度に追随する感覚はモーターの加速感と相まって、新鮮で面白い第一印象でした。ただし、停止中のデロデロしたアイドリング音がわざとらしく、これは無くて良いかも。

実は、ABARTH500eにはスピーカーが2つあって、デロデロ音を発しているのはフロントにあるスピーカーなのだそうです（営業談）
いわゆる擬似レコモンサウンドは、リア下に確認出来るスピーカーユニットから出ています。

音に関しては後日、カブリオレの試乗車が来た時にもう一度試乗して再確認したい。



三つの走行モードも試しました。ワンペダルで加減速が出来るモードは、BEVらしさを体感出来てゴーカート感覚。これはFIAT500eと同じ印象で街中で気楽に運転する向きか。やはり、アバルトらしさを体感出来るのはトラックモードで、もっと速度レンジで上げて試してみたかった。



パワステは走行モードを変えても同じ。ハンドルの振れ具合が気になったので、トラックモードの時は特に、もっと重くなって欲しい。
液晶メーターの表示は、なかなか面白くて楽しめました。





ブレーキに関しては回生ブレーキ重視？のためか、強化ブレーキは不要ということなのでしょう。

20分程度の市街路の試乗で、乗り心地は快適。バンプなど悪路をトラックモードで試してみたい。

遮音性が高いのか、サウンドジェネレータをオフにすれば、かなり静かなクルマです。

さて一番の問題は航続距離。トラックモードのようなアバルト的な走りをすれば、カタログ値の300kmなど程遠く、先日のFIAT PICNICなど、片道でさえ辿り着けない可能性大。やはり使い勝手で中長距離ツーリングが事実上不可能、というか事前に充電計画を強いられるのはマイナスポイント。

新しいクルマの走行感覚としては興味深く、所有してみてもイイかもと思いつつ、実用にまだまだ難があるのも事実。価格が高いとか、充電設備が、とか他にもハードルがあるものの、販売は好調なようです。





とりあえず、美味しいコーヒーと、



お土産のキーホルダーと、



ウチには届かなかったペラを頂いた、試乗体験でした♪