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2022年08月29日 イイね!

クルコン、諦め切れずにクラッチによる解除機能の追加チャレンジ

クルコン、諦め切れずにクラッチによる解除機能の追加チャレンジ









クルコンPIVOT AC-2を先日装着し、クラッチを切った際にもクルコン設定を解除できる専用アダプターを購入して接続を試みました。

配線図を確認して接続は間違えていないのに、クラッチアダプターを介するとクルコン機能が使えない状態になってしまいました。

ですので、万策尽きてクラッチアダプターを外した状態で暫く乗っていたのですが、どうも納得が行かず付属の配線図を何度も確認していました。

すると、思い違いというか、付属の配線図が合っているのか?、マイレガはBP5であっても何故かクラッチスイッチ配線が違うのか?という疑問が出て来ました。


BP5の場合、適合表でクラッチアダプターの番号はTHA-MA2ということになっていますので、クラッチアダプター付属の配線図だと、クラッチスイッチのコード2本のうち『IGN』(キーON)側をクラッチアダプターの黄色コードに接続することになっています。↓





しかし、マイレガの場合?、クラッチスイッチからのコード2本を付属の簡易テスターでチェックすると、キーを『IGN』をONにしても2本とも通電(簡易テスター点灯)しません。つまり、そもそもクラッチスイッチにIGN配線なんか接続されていないのです(汗。

クラッチスイッチからのコード2本のうち、1本は『START』すなわちキーでセルを回す状態にすると通電(簡易テスター点灯)するので、こちらを『IGN』ONで通電するコードのことだと判断してしまい、クラッチアダプターの黄色コードに接続していたのでした。

クラッチアダプターの内部回路の詳細は分かりませんが、『IGN』ON時にクラッチを切る=クラッチスイッチON=通電することで、クルコン本体にブレーキ信号と同じようにクルコン解除を指令するように出来ているようです。

ですので、そのままクラッチスイッチのコードを『START』に接続しても、キーを『START』にした時(セルを回す時)だけしか通電しないので、いくらクラッチを切ってスイッチをONにしても、通電しない=解除信号が伝わらない、ということになります。

また、ブレーキ信号もクラッチアダプターを介す配線になっており、『IGN』ONの状態で通電していないと、クルコン本体に信号が伝わらないようです。


<8/26夕方>

じゃぁ『IGN』コードを接続すれば良いのでは?ということで、在宅勤務を終えてK1600GTL右ハイビームのLEDバルブへの交換作業をする前に、ダメ元でクラッチスイッチのコードのうち『START』で通電するコードをIGNコードに接続するテストを行いました。

すると、単純には行かず、冷静に考えれば×なのですが、セルを回した(キー『START』)際にショートしてしまい、『START』の7.5Aヒューズを飛ばしてしまいました(汗。

で、仕方ないので、ヒューズを交換。

一旦作業を止めてもう一度考え直すことにし、作業前と同じ状態(クラッチアダプターの配線を外し、クラッチスイッチコードを短絡=クラッチレスキット装着時と同じ状態=クラッチを切らなくてもセルが回る状態)に戻したのですが、何故かクラッチスイッチ回線が短絡せず、クラッチを切らないとセルが回らない状態に・・・(汗。

クラッチを切るとセルが回るので、クラッチスイッチは生きています。

なので、ショートさせた際にクラッチスイッチから分岐させたコードのどちらかが断線した可能性がある?と推定。

そのままクラッチをいちいち切らないとセルが回らない不便な状態のままにしたくなかったので、先日外したクラッチレスキットを再びクラッチスイッチのコードに割り込ませる作業だけ行っておきました。


<8/27>

再び考えました。

クラッチアダプターを使った接続は本来のクラッチスタート(クラッチを切ってセルを回す)機能を生かしたものになっている訳ですが、前日にクラッチレスキットを接続した状態に戻したので、クラッチスイッチを介さないでクラッチを切らなくてもセルが回せるだけでなく、クラッチアダプター側の配線接続と独立出来ることになります。

つまり、クラッチアダプターの配線図が正しい=クラッチアダプターがIGN接続での通電信号で機能するということならば、『IGN』の配線とクラッチスイッチ配線を接続してクラッチアダプターとだけ接続すれば、『START』時に通電しなくなる状態ですから、クラッチアダプター機能が働くはず・・・となります。

クラッチスタートシステムを生かす本来の機能ではないですが、これならクラッチレスキットを活かせるので一石二鳥になります。

配線図で言うと、下図のクラッチスイッチの方は『カット』する形で回路を独立させた状態になりますので、新たに『IGN』配線(↓赤□)を割り込ませて、クラッチスイッチに接続させれば、クラッチ解除信号が伝わるはず、ということです。↓



で、早速クラッチスイッチ(オス)に接続するためのカプラー(エーモン製=形はクラッチレスキットと同じもの↓)をアマゾンで120円にて購入。

久々のカミさんとのウォーキングから夕方帰宅して納品されました。



で、購入したメスカプラーの片方に『IGN』コードとクラッチアダプターの黄色コードに接続するための分岐コードを接続させつつ、もう片方にクラッチアダプターの茶色コードを接続させるためのコードセット↓を準備しておきました。




<8/28>

朝、K1600GTLの左ハイビームのLED交換前に、準備した上記コードセットを接続し、クラッチアダプターの各コードを再度接続させて『IGN』ONで簡易テスターにて確認。

すると・・・ブレーキを踏むとクラッチアダプター→AC-2本体の配線に解除信号が出てOKですが、クラッチを踏んでも解除信号が出ませんでした(泣。

やっぱりクラッチアダプターは使えないなあ、ということでクラッチアダプターは取り外してしまいました。


でもクラッチによる解除機能の実現を諦めません・・・。

実は、クラッチアダプターが使用出来る可能性は前日8/27の段階で五分五分だろうと踏んでいたので、最後の手段として5極リレーを使った配線も考えて、前日の夜中にアマゾンでエーモンコンパクトリレー 5線(5極) DC12V車専用 3234を762円でポチっておきました。




当初、クラッチアダプターを使わないでクラッチ解除信号を出せないか?と、配線を考えていたのですが、この時はクラッチスイッチ配線をブレーキスイッチ配線に接続する形で、クラッチを切る度にストップランプが点灯してしまう、ということで却下ていました。

しかし、8/26にクラッチレスキットを再装着したことをきっかけに、クラッチスイッチを独立した回路に出来ることに気付いたので、リレーを使ってクラッチを切ってスイッチが入る際にIGNが通電してリレーを作動させブレーキスイッチ側の回路を絶ってストップランプを点灯させなくすると同時に、IGNが通電してクルコン解除信号がAC-2に入る、という配線↓(素人の手書き図です・・・)なら行けるのでは??? と思った訳です。



もちろん、クラッチを踏んでいない状態だとブレーキスイッチの配線が繋がっているので、ブレーキペダルを踏んだ時にはストップランプが点灯すると同時にAC-2にクルコン解除信号が入ります。


リレーは、今装着してないヘッドライトユニットにDIYでツインチューブLEDやデイライトとウインカーの切り替え、スモール時の切り替えの機能を加えるのに、複数組み合わせて使っていたのですが、灯火類以外でDIYにて使うのは初めて。挑戦です・・・。

クラッチスイッチに接続したコードセットはそのまま利用、ブレーキスイッチ・アースの各配線にもギボシを施工しました。





先にクラッチスイッチのIGN通電による作動に問題がないことを確認しておきました。

夕方、リレーが納品されたので、ギボシを施工。



ブレーキスイッチ・クラッチスイッチ・GND・IGNの各配線を接続して・・・




期待を胸に試走すると・・・思惑通り、ブレーキペダルを踏んだ時はもちろん、クラッチペダルを踏んだ際(奥まで踏む必要あり、ブレーキランプは点灯せず)にもクルコン作動を解除させられました!

ちょっと心配だったのは、リレーが作動する音でした。クラッチを切る度にリレーが働くので、カチカチ音がするのでは?と思っていましたが、リレー・配線をメーター下に格納しているためか、走行時はもちろんエンジンを掛けないで『IGN』ONの状態でクラッチを踏んでも、リレーのカチカチ音は全然聞き取れず、取り越し苦労でした(笑。

リレーの耐久性がどこまであるか???ですが、エーモン製であれば安価ですし、ソコソコの耐久性は期待できるのではないでしょうか。

ちなみに普段の走行時はブレーキを踏む回数よりクラッチを踏む回数の方がかなり多いので、リレーの作動を減らすことを狙って、クラッチスイッチでリレーが作動するのをブレーキスイッチで作動するように配線を入れ替えることも考えました。

が、万が一リレー不良でクルコン作動の解除信号が入らなくなるとしたら、クラッチの方がリスクが低い、つまりブレーキでの解除信号はリレー不良と関係なく伝わるようにしておく方が良い、ということでこの回路にしました。


スッキリしなかったクラッチペダルによるクルコン機能解除。
結果的には1000円弱のパーツによるDIY配線で解決出来ました。電気回路を勉強した方には簡単な問題だったかもしれませんが・・・。

無駄に買ったクラッチアダプターTHA-MA2、付属の配線図については納得が行かないものがありますし、いろいろ紆余曲折がありましたが、諦めずに挑戦した結果、何とか望む機能を実現出来て良かったです。


尚、クラッチペダルをかなり奥まで踏まないとクルコンを解除出来ない点がちょっと気になっており、次にクラッチスイッチの調整を行ってクラッチペダルを踏み始めた段階で解除信号が入るようにトライしようかと思っています。
Posted at 2022/08/29 20:16:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | レガ弄り | クルマ

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クルマ弄り、鉄道模型が好きな中年です。 実は、バイクにも乗りたいのですが、家族が許してくれません。学生時代、FJ1200にUSヨシムラの爆音マフラー入れてブイ...
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