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はらぺこ@きんたのブログ一覧

2018年05月14日 イイね!

自転車の為に道路を駐停車禁止になんて酷い

自転車の為に道路を駐停車禁止になんて酷い自転車の為にクルマは道路に駐停車禁止!って余りにも酷くない?

先日、日本経済新聞にこんな記事が載って、テレビでニュース報道されたんですよね。

自転車レーン危険な駐停車 よけると事故の恐れ

って言う記事です。

要するに自転車レーンにクルマが駐停車するのは自転車の通行空間を妨げてけしからん、危険だし、法改正する予定はないのか!?

みたいな論調なんですが、天下の経済専門新聞がこんな記事出すなんて、バカを通り越して呆れ返ってしまいました。

だって、市街地の道路を自転車の為に駐停車禁止にしろって言うんですよ?しかも、停車が許されている道をやり玉に挙げて!

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こんなの酷いですよ、自転車の通行の確保のために経済活動を全くするなと言っているのと同義です、経済誌が言うことじゃないですよ。

だって、停車禁止ってことは荷捌き荷降ろしの停車すら出来ないってことです。

商店街や生活道路で青いレーンが有るだけでそんなことしてたら地域経済崩壊ですよ。

商店は仕入れが出来ませんし、配送業者は宅配などの配達ができない。


それだけじゃありません、バスはバス停に止まれないし、郵便車もゴミ収集車も回収できませんし、タクシーは路上で全車乗車拒否でタクシープールからしか乗れません。

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<コレもやり玉に挙げらていた写真だが、タクシーは何処で客を拾えというのか?>

タクシーが必要なタクシー券持ってる身障者や高齢者、怪我人、病人に対してタクシープールまで歩けって事ですか?血も涙もないとしか言いようがありません。

それどころか、ちょっとした送迎で家族が子供や老人を歩道に降ろしたり乗せたりすることも出来なくなっちゃいます。

全て車線上で停止してごみ収集やら送迎やらやったとしたら、車線を停車車両が塞いで、大渋滞。

更に、自転車が行き交う自転車レーンを作業者や乗り降りした人が横断しないと歩道に行けません。

こんな事絶対に許されませんよ?理不尽すぎます!

もし万が一自転車レーンを駐停車禁止なんて法律が出来たら、地域の商店や住民は自転車レーンの設置自体に反対して、レーンの設置自体できなくなりますよ。



自転車の安全にこだわるあまり、何かを見失ってる
としか思えませんね、道路でクルマ停車禁止なんてメチャクチャです。

自転車レーンなんてモノを作ったりすると、次は公然と既得権を主張して、レーンの快適利用を言い出したりする。

判ってたことですけど、もう「ああやっぱりな」って感じです。



道路はただ通過するためだけの設備ではないんです。



道路は地域の経済や生活を支えるための大切なインフラで、道路が有ることによって地域の生活が成り立っていると言う事を忘れてはいけません。

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単に通過するだけの自転車ユーザーの意見だけ通して、駐停車禁止なんてやったら、それこそガスや水道を「俺の家にいっぱいほしいから」って他の家のコック閉めちゃう事と全く変わらないんです。



そんな事されたら、コック閉められた家は生活できなくなってその地域から離れて行ってしまいます。



つまり、商店や住宅が無くなって地域が空洞化するってことです。



自転車原理主義の人達の中には、どうしても想像力が欠如してて、自転車の快適・安全な通行にのみ主眼を置いてしまい、他の利用者に対して視野狭窄に陥ってる人が居るようです、特に趣味の自転車を運用して、ネットで発言している人にこの傾向が強く、この手の反論をするとヒステリックな反応を返してくるのが通例となってます。



しかし、道路は全ての人の財産であり、私道を除き税負担で整備されているのだから利用者が自己中心的にならずにシェアしながら共有・協調して利用すると言う前提を忘れてはいけないと思います。

自転車関係で声高に発言している人の中には、道路に駐停車している車を「自己中心的」って言う論調の人も散見されますが他人の事を批判する前に自分が自己中心的になっている事実に全く気が付かないのはいかがなものか?と、私なんて愚行します。



安全性やエコや健康を錦の御旗にしてしまうと、基本的に「良い事」なので反論や慎重論を言う人に対して、「良い事に反対する無法者」と言うレッテルを貼ってしまい、そうしたレッテルを貼られ悪者に仕立て上げられたくない人は口を噤んでしまうので、予めの予防線や統制的に利用されてしまう事があります。
(この手の人を私は個人的に環境ファシスト・安全ファシスト・健康ファシストと呼んでいます。)

しかし、安全・エコ・健康だからといって、必ずしも善とは限らないと私はあえて言いたいと思います。



自転車・自転車レーンの為に道路を全て駐停車禁止になんて、私は絶対反対です。



誤解しないように申し上げておきますが、私は車ユーザーで有るとともに自転車ユーザーでもあり、バイクユーザーでもあります。



地域の生活者でもあり、原付で道路を使って毎日通勤し、自転車で買い物や移動をし、自動車で家族の送迎や行楽に行く道路利用者でも有るのです。



そうした私の様な様々な視点から物を見てきた人間からは今回の日経の記事は



余りにも暴論



だと、断じざる終えません。



安全優先・自転車優先の社会体制にしたいのであれば、根本的に社会の有り様や日本の地形や生活様式まで変えていく必要があります。





俺が通るのに邪魔

俺が通るのに危険




それだけで法律が改悪されたり、生活が破壊されたりするとしたら、それは法治国家・民主国家として失格だと思いますよ。



この様な暴論を展開する自転車利用者の方も、何故世の中がそうなのか?と言う事を短絡的にならず、もう少し多角的に広い視点で考え直して頂きたいと思います。

また、スポーツサイクリストなんて殆ど見かけず、バイクユーザーが多かった時代に、二輪車専用レーン等が全国に設置された過去の事実は以前も紹介しましたが、その時オートバイユーザーは道路の駐停車に関して問題だとは思って居なかったと記憶しています。

さて、批判や非難だけでなく解決策を愚行するとしてですが・・・

どうしても自転車の走行空間の安全や独立性を守りたいのであれば、物理的な仕切りで分離された「自転車道」と「専用信号」、更に「速度制限」や「交通罰則」が絶対に必要です。

オランダのように。

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また、道路が皆の共有物であると言う観点で見れば、自動車利用者もオートバイ利用者も快適に道路を使わなくては不公平に当たります。

ですから、違反を除く路上駐停車のニーズが社会的に必然である以上、駐停車をさせるためのスペースも自転車レーンの整備と同時に進めていく必要があります。
これも車両の文化が長かった欧州ではある程度路上駐車スペースが確保されているから自転車専用道の存在も受け入れられている背景も有るでしょう。

しかし、何度も指摘するように、オランダを始めヨーロッパと日本では余りにも地形や街の構成や構造が違うので、そのまま日本で実現するは不可能です。

ちなみに東京の高低差はたった10kmの間でも34mもあり、相当にデコボコです。

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ところが、オランダは60kmもの間でも、高低差は14mしか無いのです。

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こんな国と比べてしまっては本末転倒も良いところです、ちなみにヨーロッパの国々は古い地層の上に有ることから地震も少なく何処も高低差の少ない平坦な国が多いのです。


当然ですが、自転車専用道の実現を声高に叫ぶ人も、そんな事は解っているはずです。


では日本ではどうするのか??

私達ができることは、権利やら安全やらを利用した自己中心的な視野狭窄に陥らず、協調してインフラを利活用する道を探ることです。

実際、現在での自転車”専用”レーンは自動車やオートバイは走行したら違反なのです。

理論上は後ろから追突の危険がないだけ、十分に合理的で安全です。

何故、自転車”専用”レーンには「ここから」と「ここまで」と言う範囲指定の標識が有るのか、よく考えてほしいのです、それ以外の所は車とバイクと自転車で譲り合って使ってね、って言う事なんですよ、当然ですよね?

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更に、歩道を自転車から降りて歩行するのも、自歩道なら徐行して通行するのも、認められています。

緊急避難的に歩道に上がることさえ認められているのです。
(止む終えない場合)

レーンが塞がれて、レーン外の車道の通行が多く、どうしても車道側に避けられないのであれば、歩道を徐行通行することも認められているのですから、臨機応変に対応するべきでしょう。

こう言ってはナンですが、今の自転車レーンの現状は・・・



歩道走行の自転車無法者のスペースを車道にまで広げただけ。



と言うのが偽らざる私の印象です、クルマユーザーも無法な自転車に何度ヒヤリとさせられたことか、枚挙に暇が無いと思いますけどね。



つまり、お互い様なんですよ、危険だと思っているのはね。



繰り返しになりますが、日本で安全という錦の御旗に隠れて自己中心的な専有を主張するのではなく、安全を念頭にインフラを協調・共有利用する事を考えるべきです。



余りにも独善的になりすぎると、対立する側から政治的にも産業的にも市民運動としても攻撃の対象になり、誰も得をしない結果に陥ります。



どちらにしても、道路利用者同志、互いを攻撃するのではなく仲良くやっていくことを模索していきたいものです。

そしてまた、マスゴミのセンセーショナルな扇動に乗らないように気をつけたいですね。

マスゴミは耳目を集めて新聞や雑誌が売れて広告料が取れれば良いのです。

その事を忘れないようにして、情報を精査していくべきでしょうね。



<この頃は世の中緩くて良かったなぁ・・・って、老人みたいな事を言いたくないですけど、何だか最近は杓子定規に考えすぎる人が多くて窮屈です。>

*PS*
この手の事を書くと「お前が路駐したいだけだろ!」ってチャチャ入れるバカが必ず湧くので書いときますが、私は30年間、路上駐車なんて一度もしたことありません、駐車場が確保できなければその場所に行くことを諦めますし、免許証はずっとゴールド免許です。
決して利己的な事でこの記事を書いていない事を言っておきますし、そうした私から見ても今回の日経の記事は余りにも理不尽だと思います。
*PS*
Posted at 2018/05/20 10:24:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2016年08月19日 イイね!

ママチャリは最高の自転車!バカにしてるのは日本人だけ。

ママチャリは最高の自転車!バカにしてるのは日本人だけ。正直言って、私はママチャリは世界最高の自転車だと思ってます。

更に、それを運用出来る日本の環境も世界一!


ところが、日本のアホ自転車関係有識者は「日本は自転車後進国だ!」とばかり言い続けて、自転車の高速化の為の意味不明な自転車レーンの設置にご執心。


そんなにスピード出して走りたきゃ、スポーツレーンか運動用の自転車専用道か車道を堂々と交通ルールに従って走ればいいんだよ。

だってそうだろ?公道走ってるスポーツカーやスポーツバイクは「スポーツをガッツリやる時」はどこ走る?

サーキット行くじゃんね。

別に私も公道でスポーツやんなとは言わないよ、私だってそんないい子ちゃんじゃねーしヤンチャだって散々やったしね。

でも、ファミリーカーやおばちゃんスクーターも俺に合わせろなんて傲慢な事考えたこと無いし、行動移動が遅くて仕方ないからスポーツバイク用とかスポカー用の専用レーン作れとか考えたこと無いけどね。


ともかく、ママチャリ巻き込まないでくれ!


とは常々思うところであります。


さて、こちらで海外の方々のママチャリに対する賞賛の声をお聞きください。



ママチャリ、俺も一台欲しいってずっと思ってたんだ。  カナダ


アメリカにはまだママチャリくらい快適な自転車は売ってない!
こっちの自転車はちょっと無理! +3 アメリカ




ママチャリは乗り心地が最高なんだ〜。
  わたしも大好きだったよ。 スロバキア

トウキョウでママチャリを見たときはすごく印象的だった。
  だって日本の女性の自転車の乗り方って、
  ものすごくエレガント
なんだもん! +1 ブラジル

こっちも治安が良くなれば自転車にみんな乗るんだろうけど……。
  そしたら子連れの母親が自転車に乗る光景も、
  当たり前のように目に出来るようになるんだろうなぁ。 +1 ブラジル




こっちの人間も日本人みたいなメンタリティがあればいいのに。
  自転車は健康にも環境にも良いし文句なしだ :) +3 ポルトガル




キョウトに行った時にいっぱい走ってたのを覚えてる。
  正直ものすごくクールだと思った……。 アメリカ


3人乗りの自転車っていう印象。
  よくママさんが子供を2人乗せて走ってるのを見るよ。
  ちゃんと落ちたりしない設計になってるんだ。 メキシコ



三人乗りが問題になっていた頃、有識者が導入を勧めていた自転車


実際にブリジストンが開発した日本の二人乗りより安全な三人乗り自転車!素晴らしい!

私が探し求めてたのは、こういう自転車だ。 +4 シンガポール

私もママチャリに乗ってみたい。
  オーストラリアには売ってないのかしら。 +4 オーストラリア

僕としては、日本が生んだ最高傑作の1つだと思ってる。 アメリカ

日本のライフスタイルも素晴らしかった。 アメリカ

子供を乗せるために買ったけど、その必要がなくなった今も乗ってる。
  日本でママチャリはスーパーウーマンの乗り物なの♥ フィリピン

毎日愛用……。誇りを胸にママチャリに乗っております。 ニューヨーク

ママチャリは乗り物の未来と言っても過言じゃないな! +1 ブラジル



ママチャリ、特にママチャリ型電動アシスト自転車は、日本が産んだ自転車の最高傑作です。


貴方の乗っているママチャリと、日本の環境こそ世界一!!!!

欧米崇拝のオカシナ有識者とやらに騙されて、日本の環境を破壊するのはやめよう!



回答なんて海外には転がってません日本の方向性こそが最先端。

日本人自身が誇りを胸にママチャリに乗ろう!!

ママチャリ万歳!



<君が望む世界はここにある、僕が望むそれさえもここにある。>
Posted at 2016/08/20 17:15:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2016年04月04日 イイね!

安全のため、自転車を車道に!とやった結果、死者激増の皮肉。【長文】

恐れていた事が起こってしまったという想いでいっぱいです。

先日、警察庁により27年の交通死亡事故統計が発表されたところですが・・・

何と!交通事故による死者数が増えてしまいました・・・

しかも!

「ある事故」については激増です!


その事故とは・・・


自転車の単独死亡事故!


な、なんとその死者数・・・113名!
前年比35名増加です!
自転車事故死者数全体の約2割を占め、前年の14%から割合的にも激増です。

人命損失も遂に3桁に突入し、ここ10年間で最悪の数になってしまいました。

私は3年前の統計からこの数値に注目していたのです。


何故かと言うと、平成25年に自転車単独死亡事故死者数が30人以上も激増したからです!!


平成25年、一体何が起こったのか?

その時、自転車の原則論をふりかざして、自転車を歩道から車道にって一大キャンペーンやったんですね。


当時の論調が、2000件の接触事故と5件の死亡事故が発生し、歩道を自転車が走るのは問題だ」って論調でやったわけです。

ところがです!

自転車を車道に下ろした途端に自転車の死亡事故が激増してしまいました・・・


私は以前から「自歩道廃止反対」って言い続けてきました。


自転車の安全通行に対するインフラが殆ど「自歩道」位しか無いにも関わらず、原則論有りきで自転車を車道に追いやったら死亡事故激増するのが目に見えていたからです。
(ちなみに自歩道は全歩道の4割を占めています。)

勿論、私も自転車が歩道を走ることに関しては全面的に肯定できない部分も有ります。

しかし、日本はその道路の生い立ちと国土の狭さから自転車専用のインフラを作るほど余裕が無いのが明白だし、そうした中で歩行者と道路インフラを上手にシェアするため低速で安定走行できるママチャリが発達した背景があるのです。

そうした部分を無視して、いきなり歩道から自転車を排斥すれば良くない事が起こるのはある意味誰にでも予測できたことなのです。

しかし、警察はマスゴミや一部の声の大きな有識者の圧力に負けて、殆ど人体実験的に原則論を推し進めてしまいました・・・この「自転車は車道」と言う法律が出来たのは昭和35年、その頃は自動車の普及率も1割程度で、舗装率も低かった時代の法律なんです。
舗装率も現在は殆ど100%、更に交通戦争とまで言われた状態から広い歩道や自歩道が整備されて、交通死亡事故全体としては、ここ数十年の死者数はずっと微減を続けていて、1万人を超えていた1990年代から14年連続で減り続け、遂に4000人を切る寸前まで来ていたのにです。

それなのに・・・

2015年、15年ぶりに交通事故死者数が増えてしまったのです。

4名

たった4名と思うでしょうか?

実は自動車、二輪車での死者数は減ってます。

じゃ何が増えたのか?

自転車の死者数です。

そして歩行者の死者数です。

その増加分で自動車、二輪車の減少分を相殺してしまったのです。

そして悲惨なのは自転車対歩行者の「事故件数」も2500~2600件程度と平成24年以前のレベルと殆ど変わっていない事です!!


おかしいよね?自転車を車道に下ろせば自転車も歩行者も安全になるはずじゃなかったの?

自転車の罰則を強化し、取り締まり指導も行ったのに、事故件数は殆ど変わらず、死者激増っておかしいだろ!!

自転車や歩行者と言う、最も保護されなくちゃならない交通弱者の死者激増ってどういう事よ?

教えて、偉い人。



・・・そんな中でも増加ぶりが特に酷いのは繰り返すようですが自転車での単独事故です。


犠牲者は113名となり、2014年と2015年を比較すると35人も死者が激増してます!

これだけでも大変なことなのに、統計を見ると恐ろしいことが・・・

実は、「自転車を車道に」とやる平成24年以前の死者数は大体50名前後で殆ど変わらなかったのです!

つまり、平成24年以前の平均と比較すると・・・

60人以上も増えてしまったのです!!

平成24年以降は、

25年、36名増加(24年比較)
26年、28名増加(24年比較)
27年、63名増加(24年比較)


・・・117人もの尊い人命が「自転車を歩道に」の以前と比べて失われてしまったのです。

そして、最悪な事に!

27年は自転車対歩行者で歩行者が犠牲になり、8名の人命が失われました。

これは、ここ10年で最悪の数字です!!

繰り返します。

これは、ここ10年で最悪の数字です!!

・・・この、自転車対歩行者の歩行者の死者数も3~5名で常に推移してきましが、自転車を車道に下ろしても3年間遂にゼロとはならず、それどころか昨年は過去10年で最悪と言う状況になってしまいました。

さて、この統計数値。

1年だけだったら何かの間違いや統計の揺らぎって事も有るでしょう。

2年間続いたらちょっとおかしいと思うべきです。

3年目で激増したら大きな問題が有ると認識すべきだと私は思います!!


ではなぜこんな事態になったのか?

私は交通事故研究者でも学者でもなんでもありませんから、これ以降は単なる私の妄言です。

その上で、統計の推移を見ながら、少し考えてみました。

実は統計には事故の「原因」や「発生状況」と言う部分も掲載されています。

単独事故死の原因は

工作物衝突(ガードレールや電柱、標識、建物等)による死亡

24年10人
25年15人
26年15人
27年17人


24年以前と比べて、平均して5人以上27年に至っては7人も増えてます。

転倒による死亡

24年11人
25年22人
26年19人
27年22人


これも24年以前に比べてほぼ倍増、25年、27年に至っては24年比較で2倍となり、24年以前はコンスタントに10名程度だった犠牲者が20名程度に増えている事が判ります。

その他

24年29人
25年49人
26年44人
27年74人


凄いのが「その他」30名程度だった24年以前と比べ25年以降は40名を超えて、27年は何と74名!!!余りにも悲惨です。

この「その他」とは一体何か?

私は一部は停車・停止車両への激突ではないか?と考えています。

こんなこと書くと、「違法駐車を根絶しろ!」って言い出すキチガイが湧きそうですが、確かにそうした違法駐車による事例も有るのでしょうけど、「道路には常に停車・停止車両が存在するもの」なのです。

そして停車車両は「道路」の左側に出来る限り寄って停車しなければなりません。
「レーン」の左側ではなく、「道路」の左側です。
この時点で、物理分離されていない自転車「レーン」なんて殆ど役に立たないと言う結論になってしまうんですよ。

更に違法駐車が増えてたり、取り締まりが追いつかなくなったりしているのか?と言われれば必ずしもそうではなく、違法駐車の取り締まりに関しては都市部を中心に非常に厳しくて、特に二輪車に対しては厳格化でほぼ駐車車両が絶滅したという状況にあります。
そんな状況の中、取り締まり件数はコンスタントに微減を続けていて、少なくともここ数年で違法駐車が激増したと言う状況にはありません




これは私の予想ですが、「その他」に含まれている死亡事故は、こうした普遍的に存在する停車・停止車両に車道を高速で移動する自転車が激突しているのが原因の一部なのではないかと考えます。

これは対策として単に停車車両を路上から排除すれば解決するという事ではありません。

そんな事したら物流や商業活動が阻害されて、都市経済や都市生活が破綻してしまうからです。 

Amazonの即日配達で利便性を享受できるのも、商店で買い物ができるのも、タクシーやバスが利用できるのも、路上に停車できるからです。

自転車が転んだり停車車両や電柱にぶつかったくらいで乗員が死ぬのか?そんな事なんかの間違いだろ?って軽く考える人も居るかもしれませんが・・・

電柱や自動車の剛性は自転車と人間の剛性と比べたら天と地の違いが有ります、20km程度でぶつかっても、速度が瞬間的にゼロになるので、その衝撃は十分に人命を奪う程強力なのです。

ちなみに、自動車は構造物にぶつかっても速度がゼロになりません、バンパーからボンネットまでが壊れて衝撃を吸収し、エアバッグやシートベルトが更に加速度を緩和するからです。

それでも30~40km程度の速度で死亡事故が多発する程、自動車の単独事故も恐ろしいのです。

それなのに「自転車」を20~40kmの速度で自転車レーンを走らせて、単独事故起こしたらどうなるか!?

物凄く恐ろしい結果がそこに待っているのです。

まさしく、このGif動画や、



「ばくおん!」の糞虫ペダル状況が発生しているのではないかと愚考するわけです。



また、対歩行者で悲惨なのは横断中の死亡事故です。

これが方針変更以降にコンスタントに発生しているんですね。

25年には死亡3件中1件
26年には死亡2件中全件
27年には死亡8件中3件


この事故の象徴的な死亡事故例が27年に発生した信号無視&イヤホンの自転車が、青信号で横断歩道横断中の70代高齢者を轢き、死亡させた」と言う事故です。



その後の調査で、現場は直線道路の歩行者用信号の有る横断歩道衝突時の速度は25km程度出ていたそうで、まさしく車道を高速で走る自転車が如何に危険な存在かを証明する事故となりました。

そして、私もバイク通勤でしょっちゅう見かけるのが、この

「自転車による信号無視」

です、特に歩行者専用信号やT字路の信号等、殆どの車道走行自転車が守りません。
すり抜けしてきたオバちゃん原付すら守るのにです。






その結果、青信号で横断しようとしている歩行者と「あわや」と言う場面も何度か目撃しました、特に自転車専用レーンや広めの路側帯が有る道路では、自転車はスピードも落とさないので大変に危険でした。

この高速で移動する自転車と、車道を横断しようとする歩行者による事故は自転車が高速になればなるほど、自転車レーンなどが整備されればされるほど重大化する可能性があり、奇しくも数字によって証明されてしまった形になります。

以前は「相互の速度差が大きい」歩行者が「対向(向かってくる)」での死亡事故が多かったのです。

しかし!27年に限っては!

対向事故も背面(追突)事故も対歩行者で死亡事故が2件ずつ発生してしまいました。
これは事例がどの様な物なのか具体的に判りませんから何ともいえませんけど、もし、自転車の車道走行に関する高速化で速度差の増大による事故の重大化が原因なのでは?と疑ってしまいたくなります。

どちらにしても、事故件数や死者数からも、自転車を歩道から車道に下ろす大義名分であった「歩行者の保護」が全く機能していないのです。

これは大問題ですよ。

本当に大問題ですよ!

私は2011年にマスゴミが自転車バッシングを始めた当初からこの事態を危惧していました。

2011年の2月の時点で、

自転車レーンや専用道を整備すれば安全になるってのもバカ過ぎで、自転車の平均速度が上がり、マウンテンバイクやクロスバイクが幅を利かせるようになり、危険度が飛躍的に上がり、事故が起こるとそれがより重大化する。

とハッキリ書いてます。


余りにも予測通りで自分でも怖くなるくらいですが、私みたいな学のないオッサンでも判る事を何故強行してしまったんですか??

私はここまで死者○名とか○人の犠牲が出たとか文章上書いてきましたが、この数字1につき、人命が1失われているのです、数字を単に数値として処理してはいけないんです。

回復不能の人間の命が、人生が失われているのです。

この自転車の問題は、2011年の頃、盛んに「欧米では」とか「海外の事例では」とか「歩行者の保護のために」とか散々騒ぐ人達が居て、マスゴミもそれに便乗して世論を煽り立てていました。

本来であれば、その様な扇動に乗って、最重要の人命を守る為の指導や方向性を変えたりしてはいけないんです、人命は何物にも代えがたく、最も大切なものだからです。


ところが、こうした無責任な自転車活用論者やマスゴミの誘導にのって警察は方針を変えてしまいました。


当時の警察関係の委員も「自転車の歩道走行は良いとは考えていないが、次善の策としてやむおえず(人命優先で)歩道走行を容認してきた」と言ってるのです。



さて、同じ様に事故多発で消滅したレーンの前例が有ります。

それは二輪車専用レーンです。

現在の自転車レーンと同様に、道路の左端に設定されていたものです。

今では関東圏では埼玉県の一部の道路と八王子近辺の道路に残っている程度ですが、最盛期には日本全国で見られました。



二輪車専用レーンの様に、一旦路上に描かれてしまったり、施行されてしまった施策は間違いや問題点が有っても回復されるまで長い長い時間がかかるんです。
そして、問題が有っても推進した人達はそれを認めようとはしません。

そして、その間は常に人命が危険に晒されるんですよ。



人の命は本当に大切なものです。



自分の隣りにいる人がある日突然この世から居なくなってしまう事を考えてみてください。

怪我や病気なら回復の可能性は有ります・・・
しかし、死亡は取り返しがつきません・・・・

そうした大切な命を「マスゴミや有識者や世論が煩いからやってみよう」「専門家もああ言ってるし、だいじょうぶだろう実験的に使うことは絶対にあってはならないことです。

違いますかね?


人間の命を代償に実験を行う事は絶対に許されませんよ!
人間の命を代償に実験を行う事は絶対に許されませんよ!



交通対策を検証も無く理論だけで安易に推定し、事故を重大化させたのは誰ですか?
3年間で100名以上もかけがえのない命が失われた事に対する責任は誰が取るんですか?



少なくとも更なる犠牲者が出る前に、対策を考えるべきです。


「自転車を車道に下ろしても、自転車の効率が上がるだけで交通が安全になるわけではない。」

統計と、回復不能の尊い命によって証明されてしまったこの結果を、関係者の方々は是非!是非!大切にして欲しい!と、切に願ってやみません。

それから、舗装道路もロクに整備されていなかった昭和30年代に作られた法律の原則論を振りかざし、散々「自転車を車道に」とか「自転車レーンを」とか煽っていた毎○変態新聞!

どう責任取るのかね?

ホントに廃刊しろよ




PS
最後に、では自転車はどう通行するべきか?と言う問題があると思いますが、結局は私も海外事例を持ち出すようで申し訳ないのですが、ロンドンの様にする以外に無いと思います。




(2015年時点で絶賛建設中(^_^;)。)

とは言っても、この歩行者・自転車・自動車完全分離方式も様々な問題が有り、

・日本では先ず用地確保が不可能な事。
・用地確保できない場合自動車の走行空間を狭めるので物流に問題が起こり経済が打撃を受ける事。
・巨額の費用がかかり、(ロンドン市の一部だけで1500億円以上)首都圏などの大規模地域で行うには無理がある事。
・受益者負担を自転車ユーザーに添加できない事(徴収方法がないため)。
・残念ながら、オランダの統計を見ると、スピードが上がるために自転車事故の多発・重大化は阻止できない事。


と、少し考えただけでも日本に置き換えればこれだけの問題があるのに、早々に解決できるとはとても思えません。

結局どうなるか?と、言われれば、多分、ロンドンの様に複数の人が犠牲になるような重大な交通事故が発生し、事故多発と危険性で問題となり、二輪車専用レーンの様に誰も責任を取ること無く、フェードアウトして、結局元通りになる・・・と言う形になるのではと愚考します。
結局みんな死にたくないし、死なせたくないですからね。

PS
Posted at 2016/04/12 00:36:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2015年08月09日 イイね!

SDRに続いて、二輪を廃車に!・・・さようなら俺のホンダ、お前の事は忘れない・・・。

SDRに続いて、二輪を廃車に!・・・さようなら俺のホンダ、お前の事は忘れない・・・。

廃車・・・それは愛車との悲しい別れ・・・。




特に愛着のある車両と別れるのは辛いです。




その時が私にもやって来てしまいました・・・・







ホンダ・・・






ラクーン(電動アシスト自転車)君との別れです。




あ、つまり自転車の買い替えです(^^ゞ。

ラクーン君も今年で御年15歳

雨の日も風の日も雪の日も晴れの日も毎日毎日通勤に買い物に子供の送迎に頑張ってくれました。


*注*
さぁ!ここからママチャリ信者の電チャリマンセー文章になりますよ!!
読みたくねーよって方は、こちらに(^_^;)。

*注*


この2000年式のホンダ・ラクーン(電動アシスト自転車)は、現在の「ママチャリ形状のミッドシップバッテリー搭載」と言うタイプの最も古い部類の自転車だと記憶してます。

制御としては余り良くないのかもしれませんが、ペダルを踏むと「ウィーン!」と如何にもモーター回してますみたいな”キック感”が好きでした。

不思議な事に、電動アシスト自転車だとコーナリング中にアシスト効くと、どうしても車体がグイッと起き上がるような違和感有るんですけど、ラクーンにはそれが殆ど無くスムーズなコーナリングが出来るし全体的に柔らかいので乗り心地が凄い良かったです。

何しろ相当重量が有るので、そうなっちゃうんだと思いますけどね(^_^;)。

その重さの元凶になっている”ニッカドバッテリー”が数回の交換を経て、ついに現状で使っているバッテリーまで半分くらいしか充電できなくなってしまいました。

この時点で買ったバッテリーですから、ほぼ4年使用したものです。

バッテリーや充電器はまだまだ在庫があるのですが、それ以外の部分がボロボロで・・・(^_^;)。


変速機は破損して3速固定だし、ブレーキ関係のワイヤーもボロボロで応急処置して使用してました。

チェーンもサビで限界だし、ペダルも踏む度にパキパキ異音が発生(^_^;)。

実はフロントホイールは縦に割れたため(笑)は交換していてヒューズも飛んだために10A(笑)のヒューズを無理やり入れて走らせてました。


どうにかこうにか走ってはいたのですが、ついにペダルの力を計測するセンサーがおシャカになったようで、ライトスイッチを入れないとアシストがかからなくなってしまいましたwww。


ぶっ壊れすぎてて、修理どころではなくホンダ自体も10年前に電動アシスト自転車から撤退してますから、部品供給もいつまで有るか判りませんし・・・というか製品寿命的にもいい加減新しいの買ってくれよってレベルなので、ようやく買い替えに踏み切った次第です。


新車の購入は近所のサイクルベースあさひさん。


何時もママチャリ関係はあさひさんで買ってます。


何であさひさんか?


そりゃ、他の自転車屋がクソ過ぎて話にならんからですよ。


それに比べてあさひさんの神対応!!!


あの時以降、我が家はあさひさん以外からは絶対に買いませんね。





そんな訳で、ラクーンくんの廃車も入れ替わりであさひさんにお願いしました。




ラクーン君、最後の姿・・・15年間どうもご苦労様。

と、手を合わせました。
(マジです)

そして購入したのが!

2014年式(^_^;)最終在庫の

Panasonic ViVi DX!



かみさんの自転車とおそろいです!

さて、かみさんのViViから5年経過した新型!

内容も大進化してました!(^_^;)。


先ず、リム・スポークをはじめ、あらゆるところが錆びにくいステンレス仕様

前輪にはセンサーユニットが付いて、スピード計測してバッテリー残量から後何Kmアシストで走れるのか、後何分間アシストが有効なのかを手元の液晶画面にリアルタイム表示!

表示液晶にはバックライトまで付いてて、夜間も安心です。

タイヤは分厚いタフアップタイヤ。

当然の様にバッテリーオートライトです、暗くなると自動的に点灯ですよ、しかもホイールの影が出来ないセンター5LEDライトです!

テールランプなんてソーラーパネル充電式永久オートLEDでっせ・・・


ちゅごい!


こんなに進化したのにお値段据え置き10万円ですよ奥様!


これで目出度くBAA認証とTSマークが私の自転車にも付きまして、安心感もアップ致しました!!


私は個人的に思うんですが、特に意識高い系の自転車乗り()にママチャリを馬鹿にする風潮が蔓延してて公然と

「ママチャリ程度」

とか

「○ード乗るとママチャリ乗ってらんない」

とか

言い放つ有識者()が多いみたいですけどね、ママチャリって電動アシストに限らず日々進化して凄い事になってる気がしますけどね。

特にママチャリに付いて回る悪評の代表に

「使い捨て」

云々ってレッテル貼りが有りますけど、ある程度使用して順次新しく買い替える行為の何処が使い捨てなんですかね?(笑)。

大量生産大量消費すれば時代毎のニーズに応えて進化していくことが出来るんです。

まるで地球の環境変化に適応してきた生命のようにね。

LEDオートライトだってハブダイナモだって随分普及しました、今度はソーラー充電テールランプだって普通のママチャリに装着されるようになってきてます、荷台の強度や規格だって進歩してるし、各部品の品質も、日々上がってます。

しかもこうした進化がママチャリなら社会的&普遍的に起こるんですよ!

こうした事は買い替え需要が起こらなければ出来ない事なんですよ。

その結果安全性や安定性も良くなるし、BAAの様に品質規格だって作られる様になる、「使い捨て」って言っちゃうと聞こえが悪いけど、誰も1万円以上するような買い物をして、跨っただけでポイポイ捨てるティッシュみたいな使い方するわけじゃあるまいし「新陳代謝」って言った方が適切でしょう?

「使い捨て」って言った方がセンセーショナルだから使うのかもしらんけどw軽率にそんな事言う奴は単に現代社会否定で頭が悪いバカとしか見えませんけどね。

値段の高い自転車の方が使い捨て防止になるとかなんとか宣っちゃう変な人も居るけど、山奥に自転車どころか乗用車ポイ捨てする様な時代だし、ぶっちゃけ言うと10万とかするロードやマウンテンやクロス買っても、5割~9割の人が1年後には降りちゃうって説もある(笑)んだから、ソッチの方がよっぽど使い捨てじゃんね?

そうした意識高い系の自転車乗ってた人もって降りちゃった後はママチャリ使わねぇの?って言えば大概使うんだし、生活の中ではママチャリの方が重要な立ち位置だったりする訳でしょwwww。


私のホンダ・ラクーンは、15年使って定価が10万円でした。


電池を3回ほど交換してますけど、まぁほぼ1年で15000円位の価格でしょうね、完全な持論ですが、15000円程度のママチャリであればBAAも取得してるし、1年程度以上乗れば「使い捨て」には当たらないと思います!

ちなみにかみさんの自転車は6年で、1回電池を交換してます、定価はほぼ10万円ですね、毎年TSマークを更新してますので、定期メンテもばっちりで故障も殆どパンクだけです。

まぁどんなママチャリでも普通なら気が付いた時には数年乗っちゃってるのが普通ですからね(^_^;)。

使い捨て非難なんてほぼ見当外れなんですよ、むしろちゃんと壊れて買い替えてもらわないと無灯火が減らなかったり荷台の耐荷重不足で子供が転落したりと悪い事しか無いんです。

こうしたこと書くとメンテがどうのと言い始める人が居ますけど、そこらのおっさんおばさんが例えばファミリーカーを毎日メンテなんてするもんですかね?(^_^;)。

それがいいとは言わないけど、乗用車ですら車検制度にある意味ユーザーもおんぶしてる現状が全てを物語ってるでしょって言いたいですよ。

極端な安売り5000円自転車買えとか言うつもりはありませんけど、新しいママチャリを買う人は、「使い捨て」とか思わずに、むしろ

「新しい自転車を買って、私にとっても、ひいては社会全体にとっても、安全と安心を広める事に寄与するのだ!」

って位の気持ちで買って欲しいと思います(^_^;)。


長年貢献してくれたママチャリに手を合わせてさよならした後は・・・


信者としては、その時ちょっと余裕があれば・・・・・




電動アシスト自転車を検討してみて下さい!!



丈夫で長持ち、高品質で安全で快適な自転車ってこうなんだ!と体感できる事うけあいです。

ええ、信者からのお勧めですからね。
入信は任意ですよっ!(爆)。
(お布施(値段)も高いしね(^_^;))


自転車でお散歩いいですよね、リンクはニコニコです。>
Posted at 2015/08/13 23:19:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記
2015年02月23日 イイね!

とある自転車死亡事故激増!その要因とは?毎○変態新聞どうすんだよこれ。

とある自転車死亡事故激増!その要因とは?毎○変態新聞どうすんだよこれ。先日、警察庁による事故統計が発表されました。


個人的に実は1年前からこの統計に注目してたんです(^_^;)。


それは誰が見ても判るある急激な変化が起こったからです!

でも、それは単年度の単なる偶然かもしれない・・・

そう思って、2年目である今年、変化が継続していたら大問題だと思っていたから注目していたのです。

さて、

統計情報ですが、こちらで公開されてます。

交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取り締まり状況について

死亡事故発生数、死者数共に減少して、

死亡事故件数  4,013件(-265件、-6.2%)
死者数      4,113人(-260人、-5.9%)


となってまして、もうすぐ4000人を割り込みそうな状況になっています。

年間数万人が死んでいた「交通戦争」時代から比べれば、日本の道路や安全対策は格段に進歩し悲劇を減らすことに成功していると言えるでしょう。

悲劇に遭われ、残念ながら命を亡くされた方々には謹んでご冥福を祈るばかりですが、このブログ内ではある程度統計的・客観的な実数として扱いますのでご了承願います。

そうした流れで平成15年を堺に、事故の発生件数自体も減り、死傷者も確実に減っています。

もちろん!自転車事故の死者数も減っています


自転車乗用中 540人 -60人 -10.0%


1割も減ってるんですね。

自転車事故全体の死者数は交通死亡事故全体と同じ様に減少傾向が続いています



ところが!


死者実数、死亡事故割合が共に激増している自転車事故状況が有るのです!


それは



自転車による単独事故!


なんとこれ、2年連続で増えているのです!


グラフ化するとこんな感じ





えええええ!?

自転車事故の全体犠牲者は540人なのに、その中の80人が単独事故で死んでるんですよ!

しかも!平成24年以前は平均して50人程度だったのに!

いきなり25年には87人!

そして26年は78人!

25年のデータを詳しく見ると単独事故の内容も「構造物衝突」「転倒」「その他」が倍増と、原因に関係なく満遍なく増えています。

更に驚くのは、25年と26年の自転車単独死亡事故の自転車死亡事故全体に占める比率です。



何と14.4%と全く一緒なんですよね。

更に更に、この単独事故死亡数の増加が無ければ、25年の自転車事故死者数も24年に比較して横這いだったんです!

単独の年集計なら「たまたま」でも通りますが、2年連続で、しかも比率まで一気に上昇っていうのは大問題だと思います。



何故こんなに急激な変化が起こったのか?



高齢化?・・・・でも、こんなに急激な変動が有ったわけじゃないし

少子化?・・・・これも急激な変動が有ったわけじゃない

無謀運転?・・・全体的な事故数は減ってます

スマホ運転とかモラルハザード?・・でも同じく全体的な実数が減ってます。

電動アシスト自転車?・・一昨年急激に普及率が高まった訳じゃないし。

警察の統計の取り方が変わった?・・・そんな事したら年毎の調査そのものが無駄になります。

天候や天災?・・・・2年連続でこうもピッタリ起こりますか?

スポーツ自転車の普及で高速化し単独事故が重大化?・・・幾ら自転車ブームだからと言ってこんなに急激に普及しません。




じゃ変わったのは?

2012年ごろからガタガタ言い始めて2013年に実施され始め、現在も継続的に行われている事・・・


「自転車を車道に」


って言う社会情勢ですね!

歩行者の安全を守るため

自転車の安全を守るため


「自転車を車道に」

ってやるとどうなるか?




速度が上がるんですよ。




速度が上がると、死亡率が上がるんですよ。




私は自転車を車道に追いやって自転車レーンを作るという事は逆に危険度が増す


って事を2011年からずっとブログに書いてますけど?



何だか、何度も自転車レーン押しで駄文を連載してたドコゾの新聞が有ったよなぁ?


毎○変態新聞じゃなかったかぁ?


もし万が一

車道走行による自転車の高速化で30人もの人命が奪われているとしたら?






おい、毎○変態新聞、どうすんだ?これ。





逆に対歩行者は比率的にも実数的にも2~3人の死者で推移しているので変わらない

歩行者との事故が激増!って言うのは実は嘘なんじゃないの?

実際に歩行者と自転車が接触する事故は有るんでしょう、でも、今までは大したこと無いって事で届けなかったり、当事者同士で話し合ってナァナァになってた部分が大きかったけど、新聞やメディアが取り上げて大々的に問題視すると、今まで届けられてなかった潜在事故が積極的に届けられるようになって、真面目な日本の警察はきちんと統計として記録する、それであたかも「激増!」したように見えてただけなのではないでしょうか?

しかし、死者数はある程度シャレにならん数字ですからメディアや社会風潮に影響されにくい逆に信用できる数値で有るわけです。

ですから、死者数で比べると、歩行者と自転車はそれほど危険な状況じゃなかった・・・


それなのに、メディアが騒いで自転車を車道に追い立てて・・・


今まで低速でゆっくり走ってた自転車ユーザーがイキナリ経験したことのない速度で走る様になった結果死者激増!

って事なんじゃないですか?

もちろん、私は単なるオッサンで大学教授でも研究者でも何でもないですよ。


でもね、もし万が一私の妄想が当たってたら毎○変態新聞はどう責任取るつもりなんでしょうね?


自転車レーンなんて出来て喜ぶのは、申し訳ないけど自転車趣味の路上スポーツ愛好家位なんだよね。


そうした連中の一部がデマゴーグ流して、それに乗ったメディアが行政たたきのネタとして「キケンガー!キケンガー!」「オウベイガー!オウベイガー!」と騒ぐ。


結果、


年間死者30人増ですよ。


数人の増減なら今までも有りましたし、不幸な事象では有りますが、ゆらぎの範囲内だと思いますが・・・・


年間死者30人増ですよ?


3人乗り自転車が死亡事故一件起こしたら大騒ぎして自転車レーン作れだの何だのと言ってなかったか?


死者30人増なのに何で騒がないんだ?

是非、エライ有識者様や教授様の「分析」がお聞きしたいんですけど?







ホントにさぁ・・・





廃刊しろよ、クソ新聞。


<報道しない自由知らせない権利で特定アジア諸国との信頼関係を守り「市民」やマスコミを貶めようとする「デマ」には乗りません>
Posted at 2015/02/24 00:15:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本は自転車先進国 | 日記

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「アマプラレンタルで「光のお父さん」、会社幹部の父が突然退職し気遣った息子がFF14に誘い込んで元気づけるコメディ、題名も含め自分の状況に合致しすぎて感動したw、ゲームが世代と感動をシンクロさせる感動、劇中の言葉が世相に突き刺さる良作、ゲーム禁止令作る香川の輩に爪の垢煎じさせたい。」
何シテル?   03/22 16:28
ブログは長文が多いですが、強調表示や大フォントだけ読んでもらえれば、大体中身が解るようになっております。 基本的に趣味車持ってないので、ブログ含め車の話は殆ど...
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