HDDが壊れました・・・
2TBっす・・・
Ω\ζ°)チーン
テラバイトっすよ・・・
もう
容量が多すぎてバックアップなんて取ってませんよ・・・
今回痛かったのは・・・
家族の写真が全部消えてしまった事・・・
結婚前から・・・1998年から撮り溜めていた写真が・・・
全て失われました・・・。
子供達やかみさんの笑顔も・・・
新婚旅行も・・・
季節の思い出も・・・
全て・・・
失われたんです・・・・
そう、
HDDからは失われました・・・・
が!?
GooglePhotoにバックアップしといたんですね~!
いやぁ~マジビビったわ~
ホントにビビったわ~
一瞬、目の前が真剣に暗くなったわ~
でもぉ!
GooglePhotoで助かった!
Google先生に魂売り渡した俺大勝利!
おお、Google様、これからも私達をデータクラッシュからお守り下さい~。
Google社内に悪の秘密結社風の全身エナメルで鞭持った女性大幹部とか居たら、その
ヒールで踏んで下さい。
つま先をペロペロして絶対服従します、おうふ・・・
----------------------ここから俺的考察(^_^;)、長いので嫌な人はブラウザバックでw----------------
HDDクラッシュが嫌ならバックアップしろって?
いやぁ
もうこれさ・・・
無理よ。
個人でバックアップなんて実質不可能なのよ。
テラバイトだもんねぇ、
1000ギガバイトだよぉ?
しかも殆ど
毎日の様に写真撮ってるんだから、
頻繁に内容追加で更新よ?
スマホ写真1枚1MBとして、
100万枚分よ?
BD-Rでバックアップしたって
何十枚?それが
3TBとか4TBとか、
最近じゃ6TBとかよ?
(この時点で10TBと言うのが発表されてます・・・)ましてやDVDなんかでバックアップなんて出来っこ無いよwwww
そもそも、
光ディスクにバックアップってかったるくってやってらんないんですよね。
何しろ物理的に
時間がかかりすぎて普通の生活してたら
作業時間が無い!
更に厳密に記録時点を管理してないと
新旧が入り交じっちゃって訳が判らなくなっちゃう・・・200GB位のHDDの時代に一度
挑戦して無理だと挫折しましたからね、私。
いっその事、RAID!
って、

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました・・・・
しかし、これも
個人でやるには色々と問題があり過ぎるんですよね。
あ、ちなみに
RAIDってハードディスクを複数化して自動バックアップしようって言う機械のことです。(WindowsにはソフトでやるソフトウェアRAIDってのも有ります、起動ドライブに設定できないからゴミだけど。)
個人でできる
RAIDにはざっくり3種類程度あって、
RAID1、RAID5、RAID6って感じです。
RAID1はミラーリング、要するに
自動的にHDDのクローンを製造する方式ですね、HDDに書き込むと
2台のHDDに同時に同じ内容が書き込まれて、1台壊れてもOKって奴。
RAID5は3台以上のHDDが必要で、HDDを並列に繋いで
複数台のHDDの中に「データ1・データ2・答え合わせデータ」ってのを分散して記録して、中の
1台が故障しても大丈夫で、大概電源入れたままで
故障したHDDだけ取り外して新品HDD刺してやれば自動的に復元するって奴。
RAID6はHDDが4台以上必要で、
RAID5よりも更に安全。
RAIDの
数が多くなるほど大規模になりますけど、
単純に金額で換算しちゃうと、RAIDのハードウェア自体が1万円~3万円、HDDが1台1万円としても、
どうやっても3万円~8万円位の出費になります(^_^;)。
その位なら
保険として許容範囲・・・なんて私も思いましたよ。
でも、
運用してみるとコレ、
物凄く贅沢システムで、例えばミラーのRAID1は1個
HDDが壊れたら、
交換補充したHDDは古いHDDと同容量に強制的になっちゃうんです。
つまり、極端な例だと
システム構築当時に最強だと思って
100GBの
HDDを2台使ってミラーリングシステムを構築しちゃうと、
3TBが当時の100GBのHDDレベルに
値下がりしても
交換HDDとしては3TBは使えず、
100GBのHDDになっちゃうって事なんですよ~www。
これは切ない~(^_^;)。
しかも
イチイチ相性問題とか起こる可能性がある上に・・・
HDDの
規格が変わったりすると大変なことになります。
例えば、昔々、UltraATA133ってHDDの規格が制定された時に、大体140GB以上のHDDがパソコンに認識される様になって、これ幸いと大容量HDDがゴリゴリ新発売されて、あっという間に大容量HDDだらけになったんです(^_^;)。
こんな感じで、
HDDって新しい規格が結構地味に次々に発表されていて、
古い規格のパソコンに新しいHDDを繋いでも認識しなかったりすることって結構あるんです。
厄介なことに
古い規格を何時迄も販売してくれてるか?って言うとそんな事は全然なくて(笑)新しい規格のHDDだらけになって、
古い規格のHDDって手に入らなくなるんですよねwwww。
で、
HDDのクラッシュって、そんなに頻繁か?って言うとそうでもなく、
2年とか3年に1回位なわけです。
2年とかってパソコンの世界では大昔ですからね~(^_^;)。
つまり予備の「取り替え用HDD」が個人使用のレベルだと直ぐに手に入らなくなる・・・って事で、
RAID組む時に予備パーツも複数ストックしとかないと実際問題
運用が・・・・って事になっちゃうんです。
そして、
どのRAIDもシンプルなHDD一個に比べれば、同時に
複数HDDに読み書きするから遅いし、
シークガリガリファンゴーゴー煩いし、
熱いし、電気食うんですよね(^_^;)。
更に、機材が大規模になり、回転
部品も増えるので、実は故障頻度の確率も増えるというジレンマを抱えているんですよ・・・。
・・・・
んじゃ、HDDを単純にコピーして静的に保管しとけば?
って、
これ実際やるとこれ、スゲーーーーオッソロシイ!んですよ(笑)。
人的エラーが(^_^;)。
HDDって単なる部品ですから、
DドライブとかFドライブとかドライブに書いてあるわけじゃないんです、当然、
中にどんなファイルが有るか、外から透視できるわけじゃありません(笑)。
マイコンピュータから開いて、あっちからこっちってファイル移動させるのなら間違っても元に戻せますけど・・・・
もしもHDDを取り違えたら・・・・
それ専用のハードウェアも売ってますけど、
もしも逆にコピー先とコピー元を間違ったら?・・・
スイッチ一発で自分の手で大切なデータに引導を渡すことに・・・・・
お・・・
押せねぇーーーー!!!
怖すぎ!!
wwwww
・・・・・
ストロングハートな方にはこの手のHDDスタンドによるポチッとHDDコピーが一番簡単なバックアップだとは思いますけどね(^_^;)。
じゃ、
私みたいなヘタレは結局どうすれば良いのか?
「新しい」HDDを買ってきて・・・
「新しい」HDDに「重要」なファイルを移動させて・・・・
古いHDDはそのまま残置・・・
作業フォルダや一時的なファイル置き場として使い、
重要度の高くなったファイルやフォルダだけ「新しい」HDDに時々移動させてやる。
「新しい」HDDは当然の様に故障率が低いので、
故障率の高い古いHDDが故障しても、故障してない
新しいHDDに移動させておいたデータは生き残る・・・
これを
「HDDヤドカリ方式」と私は自分の中で
呼んでます(笑)。
こんなの成立するのか?って聞かれると、
意外と成立するんですよね(^_^;)。
何でかって言うと、「新しい」
HDDって常に倍々ゲームで容量がでっかくなるからです。
自分のブログカテゴリ
「パソコン・家電」を見てみると、古くは
2006年に16GB(!)って今となっては
意味不明なHDDを苦労してサルベージしてデータ救済してたりする記述があります(^_^;)、
現在ではUSBメモリの容量ですよ
しかも500円とかのwwww。
購入
当時としては大容量だったそんなHDDですら、
現在の状況だと殆どゴミみたいな容量ですから、凄い
RAIDシステムを構築するなんて事しなくても、移動しちゃうだけでデータ保持出来てクラッシュの危険から遠ざけることが出来るんですよね。
じゃ、システムが入ってる
Cドライブが飛んだらどうするか?
Cドライブはシステムとキャッシュ・一時保管専用にして、何か有ったら
パソコンごと買い替えですね(^_^;)。
今のPCは2011年に買ったのですが、その時はOS破壊?で、2006年の時はマザーボード故障、5~6年も経ってるとPCも低価格化、高性能化が別次元になってて、色々ごちゃ
ごちゃ考えたりするよりも緊急臨時予算(笑)を大蔵大臣(妻)に申請して買い換えちゃった方が色々と安くて早くて楽で良いんですよね・・・。
こうした時も、古いHDDや故障寸前とか調子の悪いHDDのデータを新しいパソコンのHDDに移動して複数取り外して整理してます。
今でもその時の
取り外したHDDを持ってるんですけど、結局
使い道が無くて使えるのに放置してます。
100GBや200GBのHDD・・・活用します?わざわざ電源BOXとか買ってUSB接続にして?
その投資額でマイクロSDカードの64GBとかが沢山買えちゃうご時世に?・・・。
私なんてお小遣い制で貧乏だから、
むしろ古いHDDの活用なんて勿体無くて出来ませんwww
かくして、
新しいパソコンの中に「旧Fドライブ120GB」とか、「旧Hドライブ160GB」とか昔のHDDの名前だけ付いた謎フォルダが増えて行き、その中から
重要度の高いファイルだけはどんどん新しい外付けUSB3TBHDDドライブに吸い取られていく・・・って形になります(^_^;)。
じゃぁ、新しいドライブが飛んだら!?
・・・
これが今回私に起こった事で、
2TBと言う2016年現在でも普通に市場流通してるドライブが古くもないのに突然飛んだんですね・・・密閉式のアルミBOXに入ってたので、ホコリが原因じゃないし、大した作業もしてないから熱による障害とも思えないし、
本当に突然死でした。
こうした事が起こってしまうのがHDDなんですけど、
こればっかりは本当にどうしようもありません。
ですから
今回は大事なファイルが入っていた事もあり、
本当に目の前が暗くなりました・・・
で、
まるでこの事を予見していたように、私は
2015年に私は
GooglePhotoに数百GBの(多分テラバイト近く)
自分の写真データをオンラインバックアップしてました。
殆ど写真と動画専用HDDとなっていたのも幸いして、
ほぼ、全ての動画や写真がHDDクラッシュの被害を免れることができたんです。
ここまで
長々と個人でのバックアップ作業の困難さを書いてきたんですが、
クラウドだとそうした困難な作業をGoogleなりサービス提供会社がやってくれるんです。
クラウド≒データセンター
ですからね。
データセンターで
訓練されたスタッフが、24時間365日状態を監視して、故障したドライブを交換し、パーツのストックを管理し、運用コストを企業をだまくらかした広告費で捻出(^_^;)して、
私の家族写真の保持のために一生懸命働いてくれてます(笑)。
Googleに限ると・・・
その容量は2013年時点で50億テラバイトだそうで
・・・・
もう
3年近くも経過してますから、
現在はどんな事になってるやら想像すら出来ません。
データセンターがどれだけ堅牢か?って言うのは日本にもデータセンターの団体があるみたいで、
データセンターの規格ってのを決めてるみたいなんですね。
それによると、
最高レベルのデータセンターってざっくりこんな感じだそうです
・ 地震や火災の災害に対して超高いレベルでの耐性を確保。
・ 故障やメンテナンスで同時に一部機器に障害が発生してもサービスを高いレベルで提供できる設備。
・ セキュリティが完璧。
・お客さんに迷惑かけない度99.99%!
って、
これもうデータセンター止めるにはピンポイントでバンカーバスター撃ちこむしか!しか!!(笑)。
ってな感じ(^_^;)。
当然
Google先生はこれら規格と同等以上の
超最高レベルのデータセンターを運用してらっしゃる訳です。
こうなると、月々1000円、
年間1万ちょっと出して1TBのGoogle Drive契約も保険として有りなんじゃないかと思ったりもする訳です、だってこの手の
サービスも今後多分どんどん容量増えてくでしょ?保険として考えると、個人でRAID組む理不尽さから比べたら全然マシなんですもん。
そんな写真や動画と共に、HDDを圧迫する
家庭用データの代表がもう一つ有ります。
テレビの録画データですね(^_^;)。
こちらもHDDクラッシュに見舞われると悲惨極まりなく、せっかく見ようと思って貯めていたり、
何度も見て楽しんでいたデータが一瞬で失われ、二度と回復できません。
オマケに
日本ではダビング10とか言う意味不明な制限があり、
バックアップすることもままならないんですよね。
ところが、
一昨年辺りから「革命」として日本に進出してきたサービスが有ります。
動画配信サービスです。
現在、私は
Amazonプライムビデオ(プライム会員のため)と
Huluに加入していますが、
アニメもドラマも放送同時配信が充実してきていて、
同時配信の対象番組は既に録画してません。
そして、以前は一生懸命録画してきた
「映画」はほぼ全く録画しなくなりました。
偶に録画するのは動画配信やってないディズニー系とジブリ系のアニメ作品だけみたいな感じですね。
実はこの動画配信も各家庭で行っていた
動画資産のクラウドへのバックアップに他ならないのではないか?と私は考えています。
この様に、今までの経験と、今回のクラッシュ事故を通して、
「バックアップ」は結局将来どの様な形であれ、クラウドに移行していくんじゃないかと痛感しましたね。
有料であれ、無料であれ、データ破壊の悲劇を少しでもなくして人類のデータ資産を活かす(笑)ため、
今後もこうしたサービスが益々充実してくれると良いと思います。
<ハードディスクドライブ、保証は後何秒??怪しげなリンク開いて案の定・・・(ToT)>
Posted at 2016/07/23 14:49:28 | |
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