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歯の病気といえば虫歯がまず浮かぶ方が多いでしょうが、実はとても怖い歯周病、２０～３０代前半で７０％が、３５歳以上では８２％がすくなくとも歯周病の兆候があるそうです。放っておくと、歯がぐらぐらして抜けてしまう恐ろしい病気です。

実は私、ここ３年ほど、奥歯の歯ぐきが退行して、奥の方の食べかすがとれにくくなったり、歯を磨くとよく歯ぐきから血が出たりと気になっていたので、思い立って歯石取りを兼ねて歯医者に行ってきました。

前もって歯周病を疑っていたので、最初に先生から、歯周病の症状の程度と必要な治療方法について、プリントを渡されて説明を受けました。これって最近話題になるインフォームドコンセントというやつですか？自分の場合は初めてだったのでちょっとビックリしましたが、最初に説明を受けるとこの先どうなるかという不安を少なくすることができてありがたいですね。

検査の方はまず、歯ぐきの退行を黙視で確認したあと、骨が溶け出していないかどうかを調べるためにレントゲンを撮りました。
結果は歯周病とまではいわれませんでしたが、私の予想通り、部分的に歯ぐきの退宿が進んでいて、ちょっと心配な部分がみつかりました。

今日のところは治療の第１弾として、上あごの歯石取りをしてもらいました。やっぱりついてますよ、歯石。治療はブラッシングと食後のうがい薬のほかに、歯と歯ぐきの間に注入する軟膏を薦められました。よくみるとなんとこれも抗生物質なんですね。

検査からいろいろな処置まで、所要時間なんと１時間３０分もかかりましたが、長い目で見れば自分の体ですから、しっかり治療しておいた方がよいと思いました。いずれにしてもまだこの歳で入れ歯にしたくはないのでしばらく定期的に歯医者に通う予定です。