
またまた画像はコレですが(^^;
とにかく譲っていただくことになった
この「ブルーバード」。
なかなかの曲者でした。
さすが10万kmほど走ってるだけあってアイドリングがバラつくわ
なぜか異常にクラッチが重いわ、パワステは付いとらんわ、
シートはへたっとるわ、脚が妙にふわつくわ、
当然クルクルウィンドウやわ、
ステレオやなくAMラジオに1スピーカーしかついとらんわ、
白のはずのボディが黄ばんどるわ、
整備記録を見ると車検時しか点検の記録が見当たらんわ。
オイオイ・・・。
いきなり黄金伝説の始まりかっ!?てくらいでした。
しかし、かえってワタシの根っからの弄りグセ(直しグセ?)に火をつけたのでした。
まずは外装から。
数あるボディの錆や塗装傷を磨き、これまた念入りに塗装を重ね平滑に仕上げる。
そしてボディの磨きこみ。
半練りワックス(もう死語かな?)を使い塗装を丹念に磨き上げ
同じクルマとは思えないくらいに白くピカピカに。
レンズ類も研磨剤を使い、くすみを落とし艶出しに成功。
窓は油膜落としなどをつかってこびりついていた汚れを落とし撥水処理。
黒い樹脂部分は念入りに洗い、ケミカルで艶出し。
ホイールは鉄チンだったので何も出来ず・・・。
残念ながらフロント下部の当て歪みだけはDIYでは直せなかったけど
コレで年式が新しく見えるくらいに変わりました。
次に内装。
まずは掃除機でざっと汚れ、埃取り。
ダッシュや内張りを拭きあげると、雑巾がまっ茶色に変わりました。
ウィンドウ内側も同様。シートも雑巾で拭くだけで色が変わるくらい。
どんだけ手入れしてないかが良くわかりました。
次にエンジンルームをチェック。
はっきりいって汚すぎます。内装で察しはついてましたがこれほどとは。
しかもCA16って貧弱・・・。
取り合えずエアクリーナーは使えそう。
プラグは?と思ってみると
オドロキでした!!
なんと
ツインプラグだったんですよ、このエンジン。1気筒に2プラグなんです。
しかし、な~んか嫌な予感が・・・
ズバリ的中!
プラグは見事に坊主頭になってるやないですか。
しかも(横置きエンジンなんで)手前は簡単に外せるけど
奥側は簡単に手が出せない複雑な構造。
仕方ないんでとりあえず手前の4本のみNGKのグリーンプラグというのを
買ってきて取り付けました。
それだけでもアイドリングのバラつきがかなりマシになりました。
でもデスビ、プラグコードもかなりイカれてそう・・・。
しばらくしてキャブのスクリュー調整方法がわかり、
少し触ると嘘みたいにエンジンの調子がよくなるじゃないですか!
しばらくしてプラグも残りの4本が交換できましたし。
こうなってくると、かえって愛着が生まれるってもんです。
そうそう保険に入らんとってことで姉の車をMIRAを購入したダイハツの方にお願いしました。
「もうすぐ21歳ですね。保険料が安くなりますからそれからにしましょう。」
といわれても、スミマセン乗ってました。
この後、サーモスタット故障でオーバークールになったり
フューエルポンプ故障でドナドナされ、点検ついでにタイミングベルトの切れかけや
クラッチ異常(主にレリーズだったかな?)を指摘されて
一式交換になったり、いろいろなことが起こり手がかかりました。
『タダほど高いものはない』を実感するほど
結果的にいろいろお金がかかった車でしたが
細かなところは○ビだった自分でメンテナンスをすることが多く
クルマってこんな風に出来てるんや、っていう勉強をしました。
通学、部活、バイトの往復、ドライブ・遊びに活躍し
慣れると結構軽快な走りを披露してくれました。
でも、やっぱりAMラジオのままでは悲しかったので
安いカセットステレオとフロントスピーカーは買ってつけました。(笑
社会人になって大阪に引越してからは自宅に置いたまま乗らなくなってしまい
妹にはこのクルマは扱いにくく運転したがらないので
新しい車を買う話が再浮上し、結局このクルマは廃車になりました。
母親も
『やっぱりあの時新車を買っとくべきやったわ』と言うておりました。
オヤジは
『まだ乗れるやないか!』と憤慨しとったらしいですが。(苦笑
ウチに来て2年程で2万kmくらいは走ったかな。
最後の姿を見られなかったのは今でも残念でなりません。
ボローバードと呼んでましたが、四角くて車両感覚がつかみやすく
結構荷物も載せられる、そんなMIRAとは違う普通車の良さを覚えました。
思い出深い我が戦闘機(?)第1号でした。
コレが次からのクルマ生活に大きく影響していくとは・・・。
長かったですが、次はプリメーラ篇につづく・・・
Posted at 2007/08/01 09:39:57 | |
トラックバック(0) |
My Car | 日記