御神渡りを見てきました！

今年は５季振りに御神渡りが現れたので、見に行って来ました。

とは言っても、実は毎年この時期は御神渡りを期待して、信州まで来ていたのです。
今年は宿をとった日がバッチリ、御神渡りの出現に当たりました♪


出発はのんびりと昼前から。
相棒はもちろん、雪道仕様のミニカです。

道路に積雪はなく、いつも通り動くシケインを演じながら諏訪湖SAに到着。

流石に話題になっているだけあって、駐車場も満車でした。

全面結氷の諏訪湖を見るのも初めて！

ん～でも、どれが御神渡りか判らない…（爆

他の人からも、どれが御神渡りですか？って聞かれましたが、どれでしょうねぇ…としか答えられずw

全体を見渡せる立石公園へ行けば判るかと思って、行ってみましたがやっぱり判らん。

でも、雪が積もって真っ白な諏訪湖が綺麗でした♪

諏訪湖の周辺道路は観光客でかなり混んでいて、移動に時間がかかったので、この日は諏訪大社の下社春宮と秋宮だけに参拝。

下社秋宮

下社春宮

参拝し終った頃にはすっかり日も暮れて、諏訪湖の景色も望めそうに無かったので宿に向かいました。

今回の宿は上諏訪温泉しんゆです。

前にも一度泊まった所で、宿の雰囲気、部屋、食事、温泉とどれも満足度の高い旅館です。

このロビーのアートが綺麗で好きです。

音楽とともに刻々と変化する様子を眺めていたくなります。


私が泊まった部屋は一番安い部屋ですが、それでも広くて快適。

到着前にしっかりと部屋は温めてあり、空気清浄機なども常備されています。

それでは早速夕食に。

半個室の部屋で頂きます。

二十四節季ごとに違う料理を用意するという手の込んだ創作料理で、本日は大寒のメニューでございます、との説明。

おや？この日は2月4日で、「立春ではないのですか？」と、思わず聞いてしまいました。

「すみません、本日まで大寒のメニューなのです。申し訳ありません。」との事。
何か痛いところ突いちゃったかも…。

恐らく、食材の残りなどを考慮したのでしょうね。

でも美味しいから全然大丈夫！







食事と一緒に熱燗も注文しましたが、これが神渡というお酒だったようです。
食事によく合いました♪

こちらの宿はスタッフの皆さんとても丁寧です。
若い子は流石にセリフを喋っているような口調ですが、一生懸命な姿に好感が持てます。

食後は少し諏訪湖畔を散歩して、御神渡りの確認に行きました。

事前に仕入れた情報通りの場所で、それらしきものを確認しましたが、真っ暗なため写真には写りませんでした。
それにしても、外は氷点下で寒い！

そして冷えきって宿に戻った身体に、温泉がありがたいです。

＜上諏訪温泉しんゆ公式ＨＰより拝借＞
でも凍った湖の湖畔で、温泉が湧いているなんて不思議ですよね。


翌朝は少し早起きし、再び昨晩の場所へ行ってみます。

諏訪湖はしっかり凍り付いていますね。


到着すると既に数人の先客があり、やはりこれが佐久の御神渡りで間違いないようです。

思っていたよりも小さいですね…。

それにしても日の出前なので、昨晩よりも寒い！
-6℃だったかな…。カメラを構えていられない位でした。

朝食の時間があったので宿に戻り、温かい湯豆腐などを頂きました。

朝食も、漬け物などが豊富で美味しいですよ♪
味噌を３種類から選べる味噌汁で、京都の私はやはり白味噌を。

名残惜しいですが、身支度を整えて早めに出発します。

事前情報を元に、次の御神渡りスポットへ。

赤砂崎公園から、左右に伸びる御神渡りが見れるとの事でした。
来てみると、既に結構な人だかり。

確かに、浅く氷の張った湖畔から一の御神渡りが続いているのがよく見える。

ここから東に伸びているのが佐久の御神渡り、南に伸びているのが一の御神渡りと呼ばれます。

天気も良く絶好の場所なんですが、どこにでも居る自称カメラマンが場所取りして動きません。
そして他の人には、そこに立つなとか言ってます┐('～`;)┌ﾔﾚﾔﾚ…

鬱陶しいので次のスポットへ…。

こちらは駐車場が狭いとの事でしたが、私が着いた頃にはまだ余裕があって、楽々停められました。

諏訪湖とのコラボ写真。

こちらからは先程とは反対側の一の御神渡りが見られました。

しかも氷が競り上がっていて、一番御神渡りらしい姿です♪

日が高くなってきて気温が上がってくると、氷からパキパキという音が聞こえてきました。
音は段々と頻繁に聞こえるようになります。

これはもしや…と思って動画モードで撮影していると…

地鳴りのような音と共に割れました！
凄い貴重な体験！

目の前を神様が通ったのかな？
朝10時なので、これから会いに行くところなのか、朝帰りなのかw
・・・邪推は止めましょうw

他の人の動画ではもっと激しく割れるものもありますね♪

初めての御神渡りに大満足したので、諏訪大社へお礼参りに行きます。

こちらは上社前宮。

雪解け水が凍って、不思議な造形に。
諏訪だけに小さなミシャグジ様かな？

こちらが上社本宮。

今回は４社全てを参拝してから、昼過ぎに自宅へ向けてナビを設定しました。

ただし、松本から梓湖を経て木祖村、更に開田高原を経由して秋神温泉～下呂、郡上八幡から東海北陸道という無駄に長いルートですw

地味に500kmありました。

諏訪は晴れていて道に雪も無かったのですが、流石に梓湖を越えて奈川辺りからは良い感じの圧雪路。

時折深い轍もありましたが、4WDはガンガン登ってくれます♪
昨年末に買い換えたスタッドレスも、特に不満な点は見当たりません。

流石に下りのヘアピンは緊張する！

開田高原付近は雪も少なく、ちょっと残念。

高根乗鞍湖まで来ると再び深い雪道に。

湖も凍って真っ白な渓谷、綺麗です。

そして秋神温泉に着いたのは18時前。
ちょうど暗くなってライトアップが始まりました。

毎年来ていますが、今回は-5℃程度。
寒さはイマイチでしたが、今年は早速シャボン玉を飛ばしてくれました♪

表面が凍って模様のようになるのですが、写真で撮るのは難しいので動画で…。

今回は平湯で泊まるわけではないので、30分程度でおいとましました。

いつか、ここの旅館に泊まりたいです。

さて、秋神温泉からの帰りはいつものお気に入り、鈴蘭峠です。

結論からいうと今年は最高でした♪

全線スノー。
圧雪状態良し。
対向車なし。

ずっと３速のままズリズリ滑りながら走りました。
楽しすぎて一度も停まらなかったので、写真がありませんｗ

急な凍結路面や吹き溜まりもなく、本当に楽しめました♪
小坂の道の駅付近までしっかり雪が残っていて、初めて来た時よりも良い路面状態でした。


下呂から郡上八幡へ抜ける峠道もやはり雪。
道の駅パスカル清見もかなり積もっていました。

ここから北上したい衝動を抑えつつも、この先まさか明宝まで積もっているとは思っていませんでしたが、存分に雪道を堪能できて満足でした。

暗くてボケボケですが、雪の積もった道の駅明宝ですｗ

郡上八幡まで来ると路面に雪はなく、関SAで鶏ちゃん焼定食を食べて夕食に。
眠くなって仮眠しつつ、高速も無事に走り抜け、て24時過ぎに京都東ICを出ました。


実のところ1月は忙し過ぎて、宿だけ確保してロクに計画を立てていなかったのですが、目的の御神渡りは見れたし、宿は良かったし、雪道も楽しめたと、内容の濃い旅行となりました。


改めてミニカの走破性はなかなかのモノと確認しましたし、タイヤもバランスよく扱いやすい印象です。
アイスバーンで滑るのは当たり前ですが、その他の路面ではブレーキはしっかり効いていて安心感がありました。

車検では税金＋10万掛かりましたけどね～w
タイベルも替えたので、まだまだ走れます。