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2018年06月01日 イイね!

【MGZ2000】 『フォグランプの“プロジェクター”化』 ② ~夜の明るさ・範囲~


■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【第弾】

プロジェクター・フォグの明るさの実力は

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前回は、社外フォグ装着にあたり、
防錆、見栄えの配慮、光軸調整の工夫などの、
【『フォグランプの“プロジェクター”化』 ① ~下準備~編をお送りしましたが。


今回は―

プロジェクター・フォグの明るさ、範囲、配光などの変化は実際どうなのか、
夜間の点灯の様子どんな感じ?~】…をお送りいたします。



※お断り―

 純正ヘッドライトではなく、下記画像の社外ヘッドライトでの画像比較ですが、
 光軸調整などの結果、照射範囲等はほぼ純正と同等です。

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■■ 夜間の点灯ぐあい ■■


クルマを降りて、フォグの照射形状を見てみると。


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完全に “スポットライト” のような指向性のある光の差し方になりますね。


ではでは、運転席に座ったときの、
フロントガラス先に見える照射の具合はいかほどでしょう。



■■ 運転席からの光景 ■■


[ロービームのみ]↓
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[フォグのみ]↓
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[ロービームとフォグ]↓
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[ロービームとハイビーム(フォグ無)]↓
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[ロービームとハイビームとフォグ、いわゆる“全部”]↓
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―という感じです。


つづいて、比較していきながら照射をちょっと分析します。


まず、ロービームを軸として考えます。


【ローだけの場合の照射距離・範囲】

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 ・進行方向への照射範囲は、だいたい40~50mぐらい。(『赤矢印↓』の反射棒が目印)

 ・左右横方向もほどほどに広がっている。

 ・運転の視認に必要な部分は良く見える、一番バランスの取れている印象です。


【プロジェクター・フォグだけの照射距離・範囲】

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 ・画像の奥の矢印()が指す反射棒は、約150m先。
  手前の矢印()は、「ロービーム」がやっと届いている、約50m先。

  よって、縦(進行)方向への光の伸び方・届き方は、
  純正フォグと比べると、異次元レベルに変化しています。


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 ・画像右側(黄色い斜線部分が境目)を見ると特に分かりやすいのですが、
  照らす部分と、照らさない部分の区別がハッキリ。まさにプロジェクターらしい特徴。


■上記の理由で左右横方向は、ほぼ光が当たらず、
  横方向への広がりは非常に狭くなっている↓

もう一度[ロービーム]
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[プロジェクター・フォグ]
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 ・クリーム色の線で囲った部分は、ロービームの光が若干でも届いていた部分。
  さすがに指向性の強いプロジェクターでは、そこは照らせなくなります。



という感じで―



“真上” から見たとすると、
「純正フォグ」→「プロジェクター・フォグ」の照射範囲の変化はこのような塩梅です↓

【Before】
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【After】
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■■ 総評 ■■


フォグだけで、全く街灯のない道でも夜間走行できるほどになりました。


照度、輝度、(進行方向への)範囲拡大のそれぞれのUPグレード具合、文句なしです。


光にもムラが全くなく、くっきり、きれいで見やすい照光です。


個人的に一番視認性が良い組み合わせは、【ローとフォグ】
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ただ、対向車が出現したり、前走車がいる場合は、
もちろんフォグはOFFにしないと100パーセント迷惑になりますので、
そのへんのマナーと気遣いは欠かせません。


純正フォグの照らし方に不満があり、
もっとヘッドライトのように前方を照らせたら…と悩む方には、とてもお奨めできるアイテムです。


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ちなみに―

このヘッドライトのポジションだけでも、けっこう明るいんです↓

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[ポジションのみ]



目の前だけしか照らさないので。これだけで夜間走行は無理ですが。
外に出て見ると、ポジション・ライトの域を越えた明るさです。



■■ プロジェクター化による、レンズ高の違い ■■



最後にオマケ。


レンズの前方への突出ぐあいを比較。


[純正フォグの出具合]↓
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[プロジェクター・フォグの出具合]]↓
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プロジェクターのほうが、15~20mmぐらい前に出てくるようです。


だから何だ、っていうハナシなんですけどね(汗)



ちなみに、23Zの純正バンパーでもブラケットは一緒なので、
  このフォグはポン付けで問題なく装着できます。



Posted at 2018/06/01 11:47:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGZ2000 | クルマ
2018年05月27日 イイね!

【MGZ2000】 『フォグランプの“プロジェクター”化』 ① ~下準備~


■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【第弾】 前編


今回はバンパー交換のついでに、夜間の視認性を高める小細工のお話です。


運転席から外を見て、
フォグが点いているのかいないのか分からない程度の純正フォグには辟易していたので。


特に正面前方(進行方向)の照度拡大、輝度のUPグレードにつながるよう、
純正フォグの本体ごと社外品のフォグに入れ替えます。


今回の前編では、おもに選定したパーツの紹介と、
保護(延命措置)のためにやった数々の小細工をご紹介します。



■■プロジェクター式フォグの採用 ■■

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ヤフオク、楽天などでよく見かけるプロジェクター式フォグです。


 ●プロジェクター式により、集光効率が高い。

 ●「カットライン」付き。(ロー使用時)

 ●外部電源・スイッチ接続により「ハイ/ローの切り替え」可能。

 ●フォグをバンパーに装着するための「車種別ブラケット」付き。


という特徴があり。


「マツダ・アテンザGH」用という代物。


「 GH 」用なんですが、普通に「 GG 」に流用できました。


GG(GY)、GH、…そして裏の形状を見た限り「 GJ 」もいけそうです。


マツダの多くの車種でフォグ自体の形状が共通なんだと思います。
メーカーの長期的コスト・カット部品の一つですね。


フォグのブラケットは、
2002~2009年あたりではアテンザ以外の多くのマツダ車種で使え。 


GJのようにヘタすると現行車の一部にも使えると思います。

実物を“要確認”ですが。


…責任は持てないのですが、
ご自分の装着している純正フォグの形状が似通っているなら、
ブラケットと適合してマッチする確率はとっても高いです。


初代アテンザは、下記のブラケット対応のバンパーでしたら、100%取り付け「可」です。


 ●G22G-51-684 フォグブラケット(R)

 ●G22G-51-694 フォグブラケット(L)



■■ サイズと品質 ■■


サイズ(寸法mm)は下記の通りです。

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  ■全長: 130 mm
  ■高さ(最前部): 72 mm
  ■高さ(最後部): 55 mm
  ■最大高さ(中央部): 83 mm
  ■レンズ口径: 62 mm


さてこの社外フォグの品質ですが。


パッケージからして明らかに海外製品ですが、及第点だと思います。


シンプルな機構と造りで、実用性・耐久性重視。


淵にLEDライトが無いグレードゆえ、
社外品に替えたっていう満足感がない地味な外見で、
洒落っ気がないのが玉にキズ。


本体の素材は金属。
メーカーの公表では “アルミ” らしいのですが、
どうみても “鉄(スチール)” にしか考えられません。


しかしそれゆえに、頑丈さは明白で、振動や衝撃への耐久性は高そうです。


が、見た感じ明らかにすぐ “サビ” が出そうだったので。


塗装して防錆することにします。


表記には「台湾」製とあったので、「CHAINA」よりは信頼できますが。
日本は湿気や雨(突然の豪雨)が多いので、恐らく数ヶ月~1年でサビが……。


フォグって位置的に、走行中には水がよく当たったり入ったりし、
停車(駐車)状態で、湿気や水分が溜まりやすい場所なので、
塗装による防錆はやっておいて損はないと思います。


サビてダサく見えるようになるぐらいなら、最初の手間を惜しみません。


本当に「台湾」製なのか…もし「CHINA」製だったら……、という懸念もありますし。



というわけで、まずこの社外フォグの弱点を補完すべく施工した、
防錆」・「耐錆対策についておもに触れていきます。



■■ 防錆と若干の見栄え向上のために ■■


サビ対策には、やはり塗装です。


まずマスキング。

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プライマーの後、防錆塗料(ブラック)を吹き。

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マイカが少し入ったブラックを吹き。仕上げのクリアを吹きます。

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何回か磨きをかけて、コーティング加工をし終了。

これでサビ対策は安心。…と思います、表面的なものは(苦笑)。

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塗装前よりは、少し光沢が出て、見た目にも良い感じ^∀^

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マイカが入っているので、光に当たると薄赤~紫ぽく輝きます。



■■ “耐錆” と、取り付け強度UP ■■


フォグに付属の“プラスねじ”(鉄製)も耐久性と防錆に不安があったので、
すべてステンレス製フランジボルト(M4×10mmとM5×8mm)に変更してあります。

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これで、付属のねじのプラス穴が錆びたりつぶれたりしたら…、
という不具合へのリスク・マネージメントになります。


締付トルクを少し強くもできるので、取り付け強度を上げられるメリットも。



■■ “光軸調整” を容易に ■■


“光軸調整”用のボルトは「蝶ボルト(M6×15mm)」に変更。(ブラケットの穴を“長穴加工”後)

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というのも、フォグ下付近にあるホイールハウス・インナーに、
既存の「水抜き用」の大穴がありまして。

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手の小さい人ならそのままで。
大きい人でも拳骨が入るぐらいにハサミでカットして一回りぐらい大きくしてあげると…。
ちょうどフォグ裏付近に手が入ります。そうすれば…。


工具無しでも、仰向けに寝転んでその穴から手を突っ込めば、
フォグ下の調整ボルトがどこにあるのか“見えなくても”、
蝶ボルトの頭は特徴的なので指先の感覚で蝶ボルトを探して頭をツマむことができ、
指で緩締できます。(工具じゃなくても、かなりキツく締められます。)


かつ、仰向けで寝ながら顔は進行方向を向いていますから、
フォグの照射範囲(上下)がどう変化するかを見ながらすぐに調整できます。


これで、タイヤを外したり切ったり、ジャッキアップしたり、
ましてバンパー外しをする必要もなく、どこでも、工具不要で楽々調整です。

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工具ではなく、指でひねって締めることになるわけですが、
かなりキツく締めることができるので緩む問題はほぼないかと思います。

チェックして緩んでいてもすぐ締められるわけですし。


※追記:

   バンパーに装着後数週間経ちますが、
   その間お山で、それなりのペースでサル走りしたり、
   高速走行や道路工事後の荒れた凸凹が続く道を走ったりしましたが、
   フォグの光軸がズレたりしていないので、指で締めた程度でも十分のようです。



■■ バンパーとの“すき間” を埋める ■■


さてこのプロジェクター、純正フォグと比べるとレンズがかなり小径なので、
バンパーとレンズとの間にけっこうな“隙間”ができてしまいます。


[純正フォグ] (前期タイプ/CIBIE)
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    ↓
[プロジェクター・フォグ]
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隙間から色んなものが見えちゃってますね(苦笑)


近くに立った場合、バンパーに相対して正面にしゃがんで見なければ分かりませんが。


少し離れて立ってクルマを見ると、『ああ、フォグにすき間があるな』…と気になります。


ほぼすき間が無い「純正フォグ」に対して、
この「プロジェクター」に替えた場合、クリアランスが9~10mmぐらい広がっています。


ダサく見えるのも嫌ですし、
ここから走行風や水があまり入ってきてほしくないというのもあるので。


『隙間テープ』をフォグの外殻に貼って、バンパーとの隙間を埋めることにしました↓

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使用した隙間テープはコレです↓

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 ・水に強く(染みこまない、ほぼ吸わないタイプ)
 ・屋外用で耐久性もそこそこある
 ・テープの厚みが大体すき間の幅とほぼ同じである



この位置に貼ると、バンパーに収めた時に、
前後左右ともに絶妙な具合に隙間が埋まります↓

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[Before]
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[After]
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これでほぼ隙間がなくなりましたね^^

純正フォグとほぼ同じか、それ以上にすき間が消えたかと。

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フォグを「LED」か「HID化」にした場合、“冷却”だけを考えるなら、
隙間を埋めないほうが良いかもしれません。


見栄えの良さ、Cd値の悪化やサビを気にするのであれば、
隙間を無くして塞いだほうが良いと思います。



バンパー側にすき間テープを貼る、という手もありますが、
圧着が非常にしにくいので、フォグ本体側に貼りました。


それに、フォグ側にテープを貼れば、
下記の画像のようにマスキング・テープで簡単に圧着できます↓

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マスキングの粘着面は外側にして貼り付けています。←重要
すき間テープ側に粘着面を向けて貼ると、
マスキングを剥がすとき隙間テープの表面も一緒にベリベリ剥がれてしまうので。


グルりと巻くときに、隙間スポンジの形が崩れない程度に、
ややキツメに縛るようにすれば、十分な圧着になります。


完全接着までこのまま3~4日放置です。



■■ ついでのHID化 ■■


最後に、フォグ替えついでにハロゲンフォグを「HID化」します。


新品の【“オールインワン”タイプのHID/H11/55W仕様】を装着。


振動でコネクターが抜けないようにタイラップでクロス固定。

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小賢しい小細工の数々でしたが、
これにて、プロジェクター・フォグ換装のインストール作業は終了です。

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コレをご覧の方の中には、


 『1個のパーツを取り付けるのに、一体どこまでウルサクこだわってんだよ!』


という方もおられて当然かと思います。


しかもこれ、
“バンパーを装着する”というメインの目的において、
そのついでに付けるパーツに、さらについでの小細工をあれこれ施すという、
いいかげん遠回りもイイとこのDIYです。


自分でも呆れるぐらいの凝り性っぷりです。


しかし、自分の性分として、
【買ってきたパーツをただそのまま付ける】…なんて考えられません。


もちろん一つのパーツを長く大事に使うために、というもありますが、
自分オリジナルのエッセンスを散りばめたいんですよね。


通常の…ショップや板金屋では、こんな採算の取れないことヤレねぇ。
というのを、やれるのがDIYの特権ですから。





次回の後編は、【夜間の点灯の様子どんな感じ?~】です。



Posted at 2018/05/27 02:14:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGZ2000 | クルマ
2018年05月19日 イイね!

【MGZ2000】 『ネット無しアッパーグリルにネットを新規設置』 ② ~完成編~


■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【第弾】 後


『MAZDA SPEED』エンブレムを付けたいがためだけに、アッパー・グリルにネットの設置。

…の「完成」編です。


   →前編【準備・作業編】はこちら


■■ ネットを張った状態 ■■


正面(表)から↓

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このままでも良い感じです^^

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ネットだけでもアッパー・グリルの印象がグッと引き締まり、良くなりましたが。


エンブレムの装着、これがメインの目的です。


■■ 「MAZDA SPEED」のエンブレム固定における一工夫 ■■


作業自体に特別なことはありません。


ただ―

このエンブレムに付属するネジ類は一切使いません。すぐサビます。


というか、品物の個体差によっては…、
新品なのにすでに “赤サビ” が出始めているモノも……(苦笑)


なので、わたしは下記のボルト類を用意しました。


   ・M5×8フランジボルト(ステンレス製)…2個。
   
   ・M5ワッシャー(ステンレス製ブラック:18×1.5mm厚)…1枚
   
   ・M5ワッシャー(ステンレス製:13×1mm厚)…3枚



上記のボルト類を使った、ネット裏側の固定の様子↓

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ちなみに、エンブレム自体に「クリア塗装」を入念に施しています。重ね塗り 7 回ぐらい(笑)


2年も経つと色アセするんです…、このエンブレム。


(上):2年ぐらい使用したエンブレム. (下):新品&クリア塗装

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“延命” のため、クリア塗装は必須です。



■■ AutoExe製‐MGZ2000‐エアロバンパーのアッパーグリルに
       ―『MAZDA SPEED』エンブレム付グリルネット設置 ∞総括∞ ■■



長い道のりでしたが、やっと―


エンブレムをネットに装着した様子↓

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エンブレムがあると、グリルに良いアクセントになる感じです。


バンパーは、マツダスピード製ではないですけど…(笑)


というわけでして、これにて、
アッパーグリルにネットを装着&エンブレムを追加する作業、完了です。


念願成就。


手間ヒマかけた分、満足のゆく仕上がりになったかな、と自負してます。

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作業はアッパーグリル部分だけの些細な仕様変更ですが、
フロント・マスク全体の印象(雰囲気)の変化の度合いは侮れません。


エンブレムの有り無し、
どっちが良いかは、人によって好みの問題ですけど。


ご覧の方は、どちらがお好みでしょうかね^^↓


[エンブレム-有-]
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[エンブレム-無-]
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実際に “ネット” を付けてみると、エンブレム抜きにしても、
やはりこのバンパーは、アッパーグリルにも「ネット有り」のほうが、
個人的には断然カッコイイかな~と思います。


Autoexeさん、ネット有りをデフォルトで販売して欲しかった…。

コストの問題…なんでしょうけどね。


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日中の透過率もかなり下がるので、ラジエーターとその周辺をブラックで塗って、
目立たなくする必要もなくなります。


ブラック塗装で誤魔化すとなると、バンパーを外してからの作業になるうえ、
脱脂&プラサフなどで、念入りにしっかり下地作りする必要があります。


ラジエーターとその周辺を塗るとなると、かなり広範囲の作業になります。
凸凹も多いし、入り組んでいますから、下地作りがかなり大変です。


しかも、塗料の完全乾燥まで、半日~3日ぐらい待たなければいけません。
最低2~3日は晴れが連続する期間を狙う必要もあります。


…そこまでやっても、
高熱と冷却の繰り返しが年がら年中繰り返される部分ですから、ヘタすると…、
ブラックの塗装部分が自然劣化で1~2年ぐらいで剥げてきます。


ただでさえ、ネット無しだと裏のゴチャゴチャが透けて見えてイケてないのに、
塗装がボロボロにハゲてるのが見え出しちゃったら……。


それを考えますと比較的簡単に張り替えられるネットのほうが、
長期で見ると「見た目の維持」や「メンテナンス」的にも良いんじゃないかと思います。


ネットのほうも下準備やら設置やらで、それなりに手間がかかりますけど。
苦労は最初だけ、それも楽しい苦労かと。


気長さは必要ですが、
作業自体はDIYで十分できるものなので、お奨めのカスタムです。


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メリット


 ・ちょっとカッコ良くなる。

 ・グリル裏の隠ぺい率が本当に上がるので、遠目・近目ともに見た目のクオリティが向上。

 ・上記の効果で、日中やフラッシュ撮影での写りが良くなる。

 ・異物(枯葉、花びら、石、小さなゴミ、ムシ)の侵入を防げる。

 ・ネットにエンブレム追加、などのカスタムがアッパーグリルでできるようになる。

 ・苦労(金具設置など)は最初だけ。ネットだけのメンテナンスで美観を保てる。

 ・DIYカスタムが好きな人には、作業中作業後ともに、満足度の高い息抜きが味わえる。


デメリット


 ・複数の道具、ネットの用意など下準備が面倒で、初期費用がかかる。

 ・塗装、接着剤の乾燥(完全硬化)時間が必要で、長期的な(1週間ぐらいの)DIYになる。

 ・ネットが抵抗になり、停車時~渋滞のろのろ低速時のクーリング能力が下がる。
    ※といってもロアではなくアッパーグリルなので、微々たるもの。
  速度が出れば、何も問題ありません。
 
 ・100グラム前後の重量増。

    ネット(小)…25グラム
    ネット(大)…40グラム
    止め金具…20グラム(16個分で)
    ガラスクロステープ…10グラム

  ※ エンブレム追加だと+40gで140グラム前後



意外なメリット


最後に―


結果的にエンブレム表面の取り付け角度が良いのか、
“夜” でも光を反射しやすい(角度の)ようです。


夜間照明のある場所でクルマから4、5歩離れて見ると、
意外とエンブレムがピカッと目立ちます。


すれ違う対向車にも(ライトが良い角度であたり)十分アピールしているようです。

Posted at 2018/05/19 12:10:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGZ2000 | クルマ
2018年05月16日 イイね!

【MGZ2000】 『ネット無しアッパーグリルにネットを新規設置』 ① ~準備編~



■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【第弾】 前編


今回はバンパーを加工し、少しスタイルアップさせるお話です。


先日購入したAutoExe製のこのエアロバンパーは、
アッパー・グリル(画像部分)に、ネットが無い仕様です。

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しかし、どうしても―


MAZDASPEED」のエンブレムを、アッパーグリルに装着したい

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しかし、エンブレムを付けるためには、固定の基盤となるネットが必要。


そこでネットを新規設置することにしました。


ついでに、スカスカ丸見え状態のグリル裏側が、
ネット装着することで “隠ぺい率” も上がれば、一石二鳥かなぁ、という画策も。

 (※説明書には艶消しブラックで塗って誤魔化せ、と推奨されていますが)


MGZ2000 シリーズ第2弾の前編。


アッパーグリルにネットを新規設置する「準備」「設置作業」編です。


  ※“長文注意”企画です。ご覧の方の貴重な時間を奪う恐れがあります。ご注意ください。



■■ 必要なアイテムと作業手順 ■■


グリルの裏に、ネットを固定するための“金具”を新設しなければいけないので、
下記の材料、ツールを準備しました↓

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 ●「サイレックス」(FRPに浸透しやすく、振動にも強く、屋外耐久性が高い接着剤)

 ●配線止め金具

 ●ガラスクロステープ


グリルの固定に必要な能力としては、数(固定点数)さえ不足なければ、
一般的な「配線止め金具」で十分です。


が、問題はその金具の接着をいかに強くするかです。



作業手順


 1. 下地作り…裏の金具を貼るグリルの裏部分をよく脱脂し、ペーパーで研磨。

 2. 両面テープを剥がした配線止め金具の裏に、「接着剤」を塗ってグリル裏に貼り付け。

 3. 貼った金具の上とその周囲に、接着剤をヘラで塗りたくる。

 4. そこに、金具よりやや広めの面積で切った「ガラスクロステープ」を貼る。

 5. 貼ったガラスクロステープの上にも、やや広めに接着剤をヘラで塗って浸透させる。

 6. 接着剤が半硬化した3日後、金具とその周辺に防錆塗料を塗布する。

 7. 接着剤が完全硬化する一週間後まで待って、グリルを装着。



■■ 金具の取り付け位置と数 ■■


アッパーグリルは横フィンで上下2つに区切られていますので。


まず開口部の広い上側は「12ヶ所」金具を設置。

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狭い下側は「6ヶ所」設置します。

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金具はもうちょっと少なくすることもできるのですが―。


グリル部分は微妙なRがついているので、
ネットもそのRに沿って固定されるよう、多めに金具を設置しました。念のためです。


これでネットがヨレずに、見栄えがきれいで、しっかり固定されます。



裏の金具は、UPでみるとこんな感じで接着しています↓(仮塗り状態)

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このあと、ガラスクロス全体に十分染み渡るまで接着剤を上塗りしまして。


あとは、接着剤が十分硬化するまで、1週間ほど安置。


金具の固定強度に不足があれば、
もう2~3枚ガラスクロスを重ね貼りしようと思ったのですが、
「クロス1枚貼り」でも十分しっかり固定できていました。


金具の設置は、これでOKです。


続いて、ネットです。


■■ ネットの下準備 ■■


●アルミ製のネットを購入。


 ■利点:軽い。安い。加工が簡単。切るのも簡単、ハサミでOK。

 ■欠点:白サビが発生するとメッチャ厄介なので上塗り塗装は必須。

      塑性疲労しやすいので、折り曲げ時のやり直しは厳禁。

      基本、高荷重に弱く、傷が付きやすく、物が当たると凹みやすい。


アルミネットは作業性は良いのですが、
上記のアルミの特性を踏まえて、下準備(塗装)と作業をする必要がありますね。

 
 寸法測定・加工・塗装などの、下準備は念入りに。

 本番の作業は、一発勝負。


●ついでに、全てのネット交換をする場合、または全てのネットの予備が欲しい場合。
  
  120cm×40cm(1200mm×400mm)
  サイズのネットをご購入することをお奨めします。
  
  価格は3000円前後です。[※2018年5月現在]


  (※STDのままの場合、5箇所。ネットはバンパーと一緒に梱包付属されています。
    わたしのようにアッパーグリル追加の場合、7箇所にネットが必要。)

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 →購入サイト(※サイト先が消える場合があります)



ネットは、防錆と見栄えのために、厚めに塗装しておきます。

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ご覧の方々の中で、
グリルやその他の部分にネットを加えたい、取り替えたい、と思っておられる方。


ネットが手元に届きましたら、必ず上塗りすることを、強くお奨めします。


アルミ製でも、スチール製でも塗ってください。


すでに塗装がしてある商品も、シャシブラでも良いので必ず塗ってください。


  ●耐久性、耐錆性が段違いによくなりますし、艶も出て見栄えが良くなります。

  ●塗装に厚みが出て、隠蔽率も少し上がります。

  ●触った時や動いている時の金属同士のコスれる、カサカサも消えて防音効果にも。


できれば、これでもか!って言うぐらい重ね塗りをするとGJです。


自分の場合、アホみたいに塗り重ねています。

  ●表:ブラック4回、クリア3回

  ●裏:ブラック2回、クリア1回



■アッパーグリルにはめ込むネット・サイズ


 】側…690mm(幅)×90mm(高さ)

 】側…490mm(幅)×90mm(高さ)



■■ ネットの装着作業 ■■


接着剤が硬化したのを確認後、いよいよネットの固定に移ります。


この作業に難しいことは何もありません。


まず、ネットの網目に金具すべてを通して。


折り曲げる所(支点)を片方の手で押さえつけながら、
丁寧に、少しづつ折り曲げてゆくことが、仕上がりを綺麗にするコツです。


やり直し(曲げ直し)は基本的に厳禁。一発勝負です。


やり直すと、塑性疲労で折れた部分が千切れやすくなったり、塗装が剥げやすくなります。


なりより、微妙に波打つヨレヨレ状態になり、
仕上がりの美しさの良し悪しに大きく影響します。



実際に固定した様子―


【上】の開口部↓

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【下】の開口部↓

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【上下】の様子↓

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面に凸凹もなく、ヨレもなく、綺麗に折れ、
いいテンションでネットを固定できたかと思います。



次回、【「完成」編】に続く~

Posted at 2018/05/16 18:04:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGZ2000 | クルマ
2018年05月14日 イイね!

【MGZ2000】 『スリ傷アンダー・プロテクター』 貼付 【底スリ対策】


■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【



最近ですね、自分のアテ小僧に、「AutoExe」製の 「MGZ2000」、
別名「GG02」フロント・バンパーを装着しました。

 →AutoEXE Atenza GG/GY WEBカタログ

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つきまして、取り付け前に―


 ●バンパー保護

 ●見た目のスタイル・アップ

 ●夜間での実用性向上


…のための色々と小賢しい “小細工” をしましたので、
そのうちの幾つかをMGZ2000 シリーズとして連載でご紹介していけたらと思います。


  このバンパーを装着の方。

  これから購入(廃盤ではないのでまだ可能)を検討される方。

  そのほかご覧になる方の、カスタマイズにおける何かのヒント…


…みたいなものになれば、コレ幸いと思います。


  ※“長文注意”企画です。ご覧の方の貴重な時間を奪う恐れがあります。ご注意ください。


今回は、その第1弾… ダメージ防止緩和策 です。


■■ 底スリ対策が特に必要な理由 ■■


このバンパーを実物で見ると、装着した方々が仰るとおりだと実感しました。


前方のリップ部分の底が、“擦りやすい”のが一目瞭然ですね。


この名品が、ノーマル車高ですら場所によっては底スリするそのワケをおさらいします。



まず、【低い】。


  純正バンパー比で―

  平均的に「-40mm」、最大で「-50mm」ほどダウン。

  フロント・リップ先端は、地面からその底まで「130mm」ぐらい。

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  自分のアテは、“見た目”より、“操縦性”・“ストローク” 重視なので、
  フロントはフェンダー~タイヤ間に指が2本半ぐらいは入る程度の軽い車高ダウンです。

  それに加えて、このバンパー装着にあたり事前に車高を約10mmUPしてあります。
  底擦りのリスクを少しでも減らすためにです。
  
      (※車高調ではない車高UP方法は別の記事で…)


  にもかかわらず、この下がりっぷり(汗)


次に、【あご長】。

  リップ・スポイラー部分が前に約「30mm」ぐらい出ちゃってる…。

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とどめは、【頑丈】。


  えらいシッカリ造られています、このバンパー。

  FRP製で柔軟性がないのを踏まえても、
  社外品ってどこか、頼りなげにネジれる箇所があるもんですが。

  そういうのが全くありません。全身満遍なくシッカリしてる。


例を挙げていきますと―


上部の中央グリルを、あえてフィン無しにせず、
横フィンを1本追加してるのも曲げ剛性に良いですし。


基本的に、折り返しが多用されていること。

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無駄とも思えるダクト&スリットの多さ。

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ダクトやスリットなどは、おもに見た目重視の「デザイン性」に振っているものですが、
ダクト周辺の凹凸がある種の“リブ”となり、
かえって複合的に「面剛性」を上げています。


カーボンやFRP製のボンネットでも、表面がフラットの物より “ダクト有”で、
ダクト周辺に吸引効果を高める “ガーニーフラップ” のような突起があるほうが、
表面の面剛性が高いのと同じ理屈です。


アウトレット・ダクトの数や位置、形状がベストな例↓

alt


細かく区切った連続アウトレット・ダクト(穴)がほどほどにあると面剛性的にはベスト。


もちろん切ってただ穴を空けただけの場合は、剛性はガクンと下がります、し。
競技用の極薄軽量ペラペラものや、ダクトが多すぎるのは剛性的にNGです。



ささ、話を戻しまして…


要は、さすがディーラーで買えるパーツの造り、というわけで。


社外でここまで頑丈なのはなかなか珍しい。


しかし、それが良いようで、そうでもないのが現実―。


  つまり、ヒットしたら“逃げがない”…(汗)


下から強い衝撃があった場合、この頑強さが “仇” となり。


当たった上部のリップ部分の破壊にとどまらず。
衝撃はスリットやダクトやグリルの “角(コーナー)” に集中するであろうことは明白で。
その周辺に、FRP特有の “小さいクラック(ヒビ)” が発生するはずです。


なので、1回そこそこ派手に “やっちゃう” と、
広範囲に小さなダメージが飛び火して、修復費用が……(ry


下部のスポイラーを擦ったら、高確率で“割れが入る”と評判なわけです。


■■ 実施した対策 ■■


観察の結果、ウワサどおり(以上)の代物だと納得。


気をつけていても、きっといつかどこかで擦るでしょうから、
せめて衝撃が緩和できる(ダメージを抑える)よう、
すりキズ・ガード」を貼り付けることにしました。


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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 【メーカー】 (株) アールエル
 【商品名】 スリ傷アンダープロテクター
 【品番】 RP203
 【仕様】 長さ: 2700mm 幅: 30mm 厚さ: 5mm

 メーカーWEB商品ページ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


バンパー貼り付け部分とプロテクターの接着面を、
ドライヤーで十分に温めながら、バンパー下部に貼り付け。


さらに圧着を良くするため、
「マスキング・テープ」で隙間なくテンションを掛けながら固定しました↓

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なるべく強固に接着するよう、たっぷり余裕を見て、
このままの状態で一週間ぐらい放置する予定だったんですが。


貼り付けたのが今年の2月半ば。バンパー装着は5月。


なんだかんだ、このままで2ヶ月半ほど放置してました(爆)


おかげで、かなりしかっり接着されたようで、
触ってみるとバンパーと一体化してるんじゃないかと思うぐらい、
全く剥がれる気がしません。

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「耐久性」は期待できそうです。


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この商品と、「MGZ2000」バンパーの組み合わせの場合ですと、
画像のように“端から端”まで使うと、「34~35cmぐらい余る」ので、
スリ傷ガードをつける場合は、「236cm」ぐらいの長さは必要みたいですね。


ちなみに―


この期間で気づいたのは、マスキングテープの凄さ。

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この期間中、カバーをしていたとはいえ、バンパーを屋外にずっと放置してました。


雪もあれば、低気圧の雨風の嵐もあり、
氷点下から真夏のような暑さ、多湿から乾燥まで様々な気候の変化を体験したでしょう。


それにもかかわらず、剥がす時まで、
ピンっとプロテクターを押しつけたテンションのまま、しっかり粘着してました。


そして剥がす時は、
抵抗なく、ノリも残らず、スッと剥がせる。


この使い勝手のよさ。


マスキング・テープは、素晴らしい。



■■ オプション的ダメージ緩和策 ■■


ちなみに、破損を最小限に抑えるためにもっとできることがあるとしたら。


昔ながらの定番、タイラップ留めです。


バンパーをボディに締結する時、
「ボルト」ではなく「タイラップ」で軽く締める程度に装着すると、
バンパー全体が動いて衝撃をかなり逃がしてくれます。


例えば、このタイラップ固定のおかげで、
たった5mmでも可動範囲が広がるとしたら、
それだけで、かなり衝撃を逃がせます。


下記の赤丸部分↓をタイラップ留め。

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 ※黄の部分のボルトは指で軽く締める程度までに締結を抑えておく。


初代アテンザのバンパー固定構造と、
「Autoexe」GG02バンパーの “柔軟性のなさ” と、“精度バッチリ成型” のおかげで…。


ボルト固定せずとも、
バンパー・スライド」と「ヘッドライト・ブラケット」に、
カチッとハメるだけも、バンパー全体をかなり強く固定できる構造です。

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なので、他の場所をやや太目のタイラップで留めても問題ないかと思います。
それで走行してもバンパーは揺れないはず。落ちないはず。(絶対とは保証しかねます)


ただしこれは、あくまでも衝撃緩和を優先させる場合に限ってです。


チリ詰め、面合わせなどの美観の完成度にこだわるのであれば、
純正のボルトで締結したほうがいいです。


タイラップでは、左右均等&チリ詰め、面あ合わせはかなり難しいですし、
ちゃんと合わせたようでも、雰囲気的に、なぜか安っぽさがにじみ出ます。


あと、タイラップ留めのデメリットは、
半年に一回ぐらいは、タイラップを新品に差し替える必要があること。


タイラップの柔軟性と強度も経年劣化しますし、
フロント・バンパーは常に衝撃と振動にさらされていますから。


車高調&ボディ補強などでクルマの動きを固めているなら、
タイラップの寿命はなおさら縮まりますので、定期交換は必須です。


…ある日、走行中に突然バンパーが外れないために…(爆)



Posted at 2018/05/14 09:22:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGZ2000 | クルマ

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