■AutoExe 「MGZ2000」 取り付け前シリーズ 【第③弾】 後編
プロジェクター・フォグの明るさの実力は?
前回は、社外フォグ装着にあたり、
防錆、見栄えの配慮、光軸調整の工夫などの、
【『フォグランプの“プロジェクター”化』 ① ~下準備~編】をお送りしましたが。
今回は―
プロジェクター・フォグの明るさ、範囲、配光などの変化は実際どうなのか、
【夜間の点灯の様子~どんな感じ?~】…をお送りいたします。
※お断り―
純正ヘッドライトではなく、下記画像の
社外ヘッドライトでの画像比較ですが、
光軸調整などの結果、照射範囲等はほぼ純正と同等です。
■■ 夜間の点灯ぐあい ■■
クルマを降りて、フォグの照射形状を見てみると。
完全に
“スポットライト” のような指向性のある光の差し方になりますね。
ではでは、運転席に座ったときの、
フロントガラス先に見える照射の具合はいかほどでしょう。
■■ 運転席からの光景 ■■
[ロービームのみ]↓
[フォグのみ]↓
[ロービームとフォグ]↓
[ロービームとハイビーム(フォグ無)]↓
[ロービームとハイビームとフォグ、いわゆる“全部”]↓
―という感じです。
つづいて、比較していきながら照射をちょっと分析します。
まず、ロービームを軸として考えます。
【ローだけの場合の照射距離・範囲】
・進行方向への照射範囲は、だいたい
40~50mぐらい。(『
赤矢印↓』の反射棒が目印)
・左右横方向もほどほどに広がっている。
・運転の視認に必要な部分は良く見える、一番バランスの取れている印象です。
【プロジェクター・フォグだけの照射距離・範囲】
・画像の奥の矢印(
黄↓)が指す反射棒は、約
150m先。
手前の矢印(
赤↓)は、「ロービーム」がやっと届いている、約
50m先。
よって、縦(進行)方向への光の伸び方・届き方は、
純正フォグと比べると、異次元レベルに変化しています。
・画像右側(黄色い斜線部分が境目)を見ると特に分かりやすいのですが、
照らす部分と、照らさない部分の区別がハッキリ。まさにプロジェクターらしい特徴。
■上記の理由で左右横方向は、ほぼ光が当たらず、
横方向への広がりは非常に狭くなっている↓
もう一度[ロービーム]
[プロジェクター・フォグ]
・クリーム色の線で囲った部分は、ロービームの光が若干でも届いていた部分。
さすがに指向性の強いプロジェクターでは、そこは照らせなくなります。
という感じで―
“真上” から見たとすると、
「純正フォグ」→「プロジェクター・フォグ」の照射範囲の変化はこのような塩梅です↓
【Before】
【After】
■■ 総評 ■■
フォグだけで、全く街灯のない道でも夜間走行できるほどになりました。
照度、輝度、(進行方向への)範囲拡大のそれぞれのUPグレード具合、文句なしです。
光にもムラが全くなく、くっきり、きれいで見やすい照光です。
個人的に一番視認性が良い組み合わせは、【ローとフォグ】
↓
ただ、対向車が出現したり、前走車がいる場合は、
もちろんフォグはOFFにしないと100パーセント迷惑になりますので、
そのへんのマナーと気遣いは欠かせません。
純正フォグの照らし方に不満があり、
もっとヘッドライトのように前方を照らせたら…と悩む方には、とてもお奨めできるアイテムです。
ちなみに―
このヘッドライトのポジションだけでも、けっこう明るいんです↓
[ポジションのみ]
目の前だけしか照らさないので。これだけで夜間走行は無理ですが。
外に出て見ると、ポジション・ライトの域を越えた明るさです。
■■ プロジェクター化による、レンズ高の違い ■■
最後にオマケ。
レンズの前方への突出ぐあいを比較。
[純正フォグの出具合]↓
[プロジェクター・フォグの出具合]]↓
プロジェクターのほうが、15~20mmぐらい前に出てくるようです。
だから何だ、っていうハナシなんですけどね(汗)
※ちなみに、23Zの純正バンパーでもブラケットは一緒なので、
このフォグはポン付けで問題なく装着できます。
Posted at 2018/06/01 11:47:19 | |
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