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2014年05月24日 イイね!

【観察してみよう】 RECARO SR-4 (カスタム・リメイク仕様)




買っちゃいました、RECARO。


シート選びに、迷いに迷って、


時代遅れ??の名器、「SR-4」にしました。


20年前に「SR-3」のマイナーチェンジ版として誕生。


実は古いモデルなのですが、


でも、今でも全く衰えないフォルムデザイン。


機能・ホールド性能も優れた、折り紙つきのシートです。




ということで、



【パーツ・レビュー】は後日にしまして。



今回は、「こんなのにしたよ」という画像満載でお送りします―



 ● 「SR-4」をベースにどのようなカスタムしたか。


 ● 純正シートからの変化 【サイドサポート高/各クリアランス】等




を取り上げてまいります。


そして、次回の記事で、


 「RECARO純正シートレール(ver.スポーツフレーム)」


について取り上げたいと思います。




今さらですが、みんカラ等で、

GG系アテンザの、シート変更前後の詳細な比較画像を見たことが無いので、

シート選び、シートレール選びのご参考になれば幸いです。




さて、

先日買いました、念願の「RECARO」。


欧州最大の工業大国が産んだ、座学の極み。


「SR-4」とはいえ、リメイクしたカスタム品なので、

この仕様は世界に2脚(左右)だけです。(今の所)



発注先のショップから発送の連絡がなく、

いきなり休日にデカ箱が2つ届きました↓






で、デカくて邪魔すぎていつまでも置いておくわけにもいかず、

さっそく取り付けた…のですが、


とりあえず、

どれだけ変わったのかを比較するため、まずは純正シートの風景↓






レカロ装着の車内の風景↓





見た目の印象が、

ガラッと変わったようで、

アテンザ(23Z)のブラック&レザーを使用した内装に、

妙にしっくり納まっている、ようにも思えませんでしょうか?



知らない人に、


 RECARO・エディションです。


23Zの特別仕様車なんですよ、と言っても、

疑われずに通用しそうです。



RECAROシートがクリーニング済みで、

さらに新しい生地が使われていますので、

「新車の臭い」が漂っています。

個人的には好きなので、◎です。



やはり、シートは、

臭いを吸ったり、かもし出したりするので、

車内の臭いに、少なからず影響するようですね。




■ ベースシート

 RECARO: HONDA INTEGRA TYPE-R (DC5) SR-4


■ 使用生地素材:

 ・サイド/レザー

 ・センター/アルカンターラ(パンチング)


 
■ カラー

 ・サイド/ブラック

 
 ・センター/ダーク・グレー


■仕様

 ・分解/全クリーニング

 ・ウレタン補修

 ・表皮生地全張替え

 ・センター生地パンチング加工

 ・縫い目変更:シルバー・ダブルステッチ




■ ヘッド形状と「RECARO」のロゴ↓





画像では「白く」見えますが、パールのような光沢のある「シルバー」の糸です。

角度によって、キラリと光ります。


このヘッドの形状は「SR-3」よりも高くなり、

座った時のわたしの頭のてっぺんより少し高いくらいで、

しっかり鞭打ち対策もできますし、

硬めの素材のベルトホールに後頭部がぶつからず、完璧です。


インテRの「SR-3」の時は、

10~20mmぐらい頭がハミ出していましたし(ヘルメットなんてかぶった日には…)、

ベルトホールが、ちょうど後頭部がぶつかる位置にあって、

インテRの「SR-3」のベルトホールはフェルト素材で覆ってあるのですが、

悪路を走って首が前後すると、

ベルトホールに後頭部がガツンガツン当たって、

「った!!」…と、痛かった嫌な思い出が何度も…。


ですので、このヘッド形状は、絶対条件でした。


これが、「SR-3」を候補から外した理由でもあります。




■ センター生地は、「アルカンターラ」↓




アルカンターラなので、非常に手触りが良いです。

パンチング加工」が施され、「通気性」が考慮されています。

滑らかな「肌さわり」と「滑り止め」のバランスにも貢献する加工です。


すべての表皮が「レザー」だと、

夏場、汗をかいているときは最悪ですから…。

冬場は、最初座った時、ひんやりしますし。


体の大部分に触れるセンター部分を、

パンチング加工したアルカンターラにしているのは、

その対策でもあります。





■ サイド部分の「レザー」と「ステッチ」↓




アルカンターラの部分以外は、

シート全域にレザーが使用されています。


イメージとして滑りそうでホールド性能が低そうですが、

圧力をかければギュッとレザーが服を “つまんでくれる” 感覚で、

意外とほとんど滑らず、ホールドに不満は全く有りません。

擦れて経年劣化して表面がツルツルになってきたら、

滑るようになるかもしれません。

今は大丈夫です。



シート全域に渡って施されている「ステッチ」は、

シルバーの糸で、ダブル・ステッチ仕様です。


スポーツ・グレードにありがちな「レッド・ステッチ」も考えたのですが、

見た目をシックに大人仕様にしたかったのと、

前後に敷いている「純正OPフロアマット」がシルバーなので、

そのマッチングとも考慮して、「シルバー・ステッチ(銀糸)」にしました↓







■ 通称?おにぎり「リクライニング・ダイヤル」↓




ベースがメーカーに純正シートとして供給されたRECAROなので、

「片側(ドア側)」しか、おにぎりは付いていません。

なので、シートの左右の入れ替えは、基本できませんね。

ですが、片側だけでも普段の使い勝手に支障は出ませんので、OK。





■ これが現在の、「コックピット」↓







■ 助手席側から↓






■ 後部座席からの視界↓




左右の張り出しが多少増えたもの、

実はそれほど純正シートと横幅は変わりません。

センターコンソール付近にはスペースがたっぷりあり、

視界は遮られずに開けており、

それほど圧迫感はありません。




■ 後部ドア、「運転席」側から入った場合↓






■ 後部ドア、「助手席」側から入った場合↓





つづきまして、

 
 【座面のサイドサポート(ふともも部分)の高さ比較】



純正シート↓





そして、RECARO「SR-4」↓




明らかに、サポートの高さが違います。

が、太腿よりも、

お尻横~腿の付け根の横あたりまでがビッチリとホールドされます。




…しかし、

サイドを比較するこの写真を撮ってビックリしたのは、

着座位置の高さ変化


ステアリング太股のクリアランスにご注目。



純正シートのときは、

ステアリングのチルト機構は一番下にせず

10mmぐらい余らせていたのに、

ステアリングと太股がかなりギリギリ。


つまり、チルトを一番下まで下げると、

腿に当たっちゃっていたので、

10mm上げていたわけです↓





なのに、RECAROにしたら、


こんなに、クリアランスが↓




これ、

実はチルトを一番下まで下げきっています。



一番下にしたにも関わらず、

逆にスペースが出来て、

この腿の余裕っぷり。



シートレールがRECARO純正の普通の「ベース・フレーム」ではなく、

高さ調節が出来ない分、最初から低い「スポーツ・フレーム」というものなのですが、

そのレールとシート自体が純正より少し薄くなったのが相まって、

かなり下がっています。



計ってみると、

驚愕の下がり幅…!


どれだけ下げ幅が出たのかは、

次回の【観察してみよう】「シートレール」にて(苦笑)





●シート先から「ふくらはぎ」までのクリアランス



純正シート↓






RECAROシート↓




座面の奥行きが、

RECAROのほうが30mmほど短くなっているため、

このように広がりました。


逆に、奥行きが増すと、

ペダル操作に支障が出ますので、

このように短くなる分には、さほど問題では有りません。




●センターコンソールとシートとのサイド・クリアランス



純正シート↓





RECAROシート↓






RECAROは腿のサポート部分が大きいですから、

その分クリアランスが無くなって、キツキツになってしまうかも…

と、シートがコンソールに擦れるのを心配していましたが、

逆に、ちょっと広がりました(笑)

安心しました。




わたくし、身長176cm.

基本痩せ型の、上半身のみ筋肉質。

というのを前提に―


■ 「肩のサポート(ホールド)具合」と、「ドアトリムから分かる肩の高さ変化」↓





着座位置が低くなって、

位置が高くなったステアリングを握っている状態なので、

肩が少し上がって写っていますが、

しっかりホールドされています。

背中中央~肩甲骨~肩あたりまでガッチリです。



純正シートの場合、

背中はソフトに、肩甲骨はしっかり、肩は全く無し。

という感じだったので、雲泥の差です。



ちなみに、「SR-4」は日本人仕様と噂されているとおり、、

「SR-3」よりも肩の張り出しは少し狭く、かつ大きくなり、

腰周りは少し窮屈になっています。

間違い有りません。



また、上の画像では、

肩の高さから、着座位置のダウン具合も分かりますね。


顔は写っていませんが、

ドアトリムよりも顔は半分下にいっています。

つまり、ウィンドウから頭半分しか出ていません。

車外からは、

背の低い人が座っているように見えるそうです(笑)





●最後に、「シート・センター」と「ステアリング・センター」↓





ドア側に10mmほどズレています。

センターコンソールとシートとのサイド・クリアランスが広がっていた分でしょうか?

でも、純正シートのときも、

元々このぐらいズレていたような…??




ということで、

長々と綴らさせていただきましたが、


以上ー



 中古で左右2脚を安く仕入れて、

 クリーニング&ウレタン補修を惜しまず、

 ついでに自分好みの使用にカスタム・リメイクしてしまおう!



という作戦でした。




【※推奨



中古でRECAROをご購入される方、

クリーニングは絶対したほうがいいですよぉ……。

汚れ。ダニ。タバコのヤニ。全オーナーの体臭・アカ。

見ためが比較的美品でも、蓄積されたおぞましい汚れが…。

買って何もせずに着けてそのまま乗るのは……。


クリーニングは相場で1~2万ほどです。

潔癖症ではなくても、ぜひ。





●おまけ―


ベースシートとなった、DC5のSR‐4↓





新品価格:


「運転席」

 品番:81100-S6M-Z00ZB
 価格:268,600円(税抜) 

「助手席」

 品番:81500-S6M-Z00ZB
 価格:268,600 円(税抜)

Posted at 2014/05/24 16:58:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | RECARO | クルマ

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