遺体 明日への十日間～ダイ・ハード/ラスト・デイ

仕事を終え退社時間。

しばらく映画を観ていなかったので映画館へ。

ちょうどいい上映時間の映画はというと

東京家族、脳男、そして遺体 明日への十日間

どれも見たいという気持ちはありましたけど．．．

嫁さんがちょっとこれは無理と言っていた遺体を観る事に。

東日本大震災の津波に襲われた釜石が舞台。

釜石の遺体安置所でボランティアとして働いた実在の方のお話。

冒頭で釜石の震災前の町並みが映った後、津波の映像は有りませんが

ほとんど遺体安置所の映像。

遺体回収を行う釜石市職員を始めとする方々

遺体安置所で検死を行うお医者さん。

安置書で遺体を尊厳を持ち、生きている人と同等に扱おうとする主人公。

そして、遺体から離れようとしない残された家族。

それぞれに泥にまみれながら極限の状態だったことが伝わって来ました。

津波に被災した方にはあまりにも酷でお薦め出来ませんが、多くの方に現実を見て頂きたいです。

本作の配給によると本作の収益金は被災地に寄付されるとのことです。

特に被災地から遠く離れた地域の方々は。

館内で観ている方も泣いている方が多かったです。

自分のなこの映画だったら泣けるかなと思ったのですが．．．

泣けませんでした。何時以来泣いていないのか思い出せません。

チョットどこかおかしいのかも。

見終わるとちょうどレイトショーが始まる時間。

食事を取った後ダイ・ハード/ラスト・デイを見て来ました。

こんな組み合わせで一日２本映画を観た人なんて映画評論家ぐらいでしょうね。

こちらはいとも簡単に人が殺されて行きます。

自分でもなんでこういう組み合わせで連続して観なければいけないのか．．．




上映館に入ってびっくり、3人しか観客が居ません。

ウイークデイとはいえ明日は休み。ついこの間上映が始まったばかりだと思うのですが。

思わず一旦外に出て確認してしまいました。

期待を裏切らない良い作品だと思うのですが．．．

チョットもうありえないシーンの連続でしたけど。お金はかかっていますね。

何台車を潰したのやら。