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先週混雑で観る事が出来なかったエベレスト３D

何故か今週末には上映終了なので今日観る事に。

ところが昨晩寝る間際に観たかったグラスホッパーも今週末で終了。

レイトショーでやってくれれば良いのですが、１０時３０分の一回のみ。

観るチャンスは今日だけでした。

ちょうどエベレスト３Dは午後からの上映で、どちらも観る事が可能。

ハシゴをする事に。

ところが朝二度寝をしてしまい起きたのは９時を回ってしまいバタバタ。

嫁さんは以前から殺人シーンが続くグラスホッパーは観ないというので、一人で出発です。

朝一番、それも最終週の上映ということでガラガラを予想していましたが、結構カップルで埋まっていました。

グラスホッパーは伊坂幸太郎原作の映画。

仙台市在住ということもあり、伊坂幸太郎原作の映画は殆ど見ています。

今作も期待を裏切らない良い映画でした。

内容を事前に知ってしまうとツマラナイので、今回は何も事前情報を収集せずに観る事に。

生田斗真演じる鈴木、婚約者を殺した裏社会に復讐という事前予告。



てっきり鈴木の復讐劇かと思ったのですが、予想を裏切り最後まで普通の冴えない青年。

彼を巻き込む裏社会のキャラクターがどれも良かったです。

まずは鈴木を追いつめる裏社会の"ヤンキーセレブ"比与子（菜々緒）



今やっているドラマでも冷血な殺し屋役、冷徹さクールな感じでいい演技をしていると思うのですが、

単純な嫁さんは、「この人キライ！」だそうです。そろそろ全く違うキャラクターを演じてもイイかと。

ナイフ使いの殺し屋、”蝉”を演じる山田涼介はアイドルグループ・Hey! Say! JUMPのメンバーとの事



アイドルにしておくには勿体無いですね。役者に専念したほうが．．．

”蝉”の相棒、”高西”も良かったです。



事ある毎に彼の敬愛するロックシンガー、ジャック・クリスピンの名言を引用するキャラクター。

”ジャック・クリスピン”？？？知らない．．．

と思ったら伊坂幸太郎が作り上げた架空のキャラクターでした。

「死んでるように生きたくはない」等々、なかなかの名言です。


浅野忠信演じる自殺屋”鯨”自殺させた人々の亡霊にとりつかれる演技、こちらは安定の演技。





終盤の以外な展開も楽しめました。

原作はかなり面白そうですが、中々本を読む機械がないもので．．．

早くも伊坂幸太郎原作の映画、次が楽しみです。