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朝カーテンを開けるとイイ天気。

週間予報では今日の方が悪かったのですが、

結局スキーは今日の方が良かったみたいです。

とは言え今日は色々予定が。

まずは、お正月のしめ飾りを焚き上げてもらいに近所の神社へ。

出掛けたので今年は観る事が出来ませんでしたが、

午後には裸参りが行われた筈です。

去年は見ているのも辛い寒さでしたが、今日は路面も乾き、陽射しもあったので良かったのではないでしょうか。

次は職場の先輩が入院する病院へ見舞いに。

脳梗塞でした。左半身が動かないとの事でしたが、頭と口ははっきりしているので良かったです。

近所の病院でのリハビリとなるので、これからちょくちょく顔を出そうと思います。



午後から映画へ。

観たのは「海難１８９０」、会員になっているいつもの映画館では上映されていません。

調べてみるとヤフオクで格安の前売り券が沢山出回っていました。

ＮＰＯ法人が特別価格で販売していたんですね。

ルミエールという映画館、初めての映画館でした。

昔ながらの懐かしい映画館でした。



映画の序盤、淡々とした展開、後ろの席からいびきが．．．自分も睡魔が。

意識が戻ったのはエルトゥールル号海難事故の直前でした。

まだ外国人と接する機会が無かった当時の人々が自分達の貴重な食料を提供し、

何百という棺桶を準備したのだろうかという疑問もありますが、

逆を言えば海で遭難したものは誰であっても助けなければならないという

当時の純粋な日本人であればこそ出来たのかもしれません。



時は経ち、1985年のイラン・イラク戦争、

イラクのサダム・フセインは、イラン上空の航空機に対する無差別攻撃宣言を発し、期限が迫る中

イラン在住の日本人の脱出が急がれる中、日本航空は救援機を拒否、自衛隊は法律上派遣できず、

215名の日本人が脱出できない状況に。

そんな中、支援要請に答えてくれたのがトルコ、救援機２機を派遣してくれたおかげで脱出に成功。

恥ずかしながら、自分はこの話を聞くのは初耳でした。

イラン脱出のため、空港に集まっていたのは日本人だけでは無く、トルコ国民も５００名居たとの事。

映画でも当初はトルコ航空機なので自国民を優先して載せろと騒ぐトルコ国民達。

そこでトルコ大使館の職員が説得し、トルコ国民は陸路脱出することに。

素晴らしいシーンでしたが、時分の命の危機が迫っているのに、他国民の日本人にああいった形で

譲ることが本当に出来たのだろうかと疑いたくなります。


「『海難1890』を成功させる会」の最高顧問は安倍首相との事。

鋼板のイラン・イラク戦争時の自衛隊機派遣の話は安保法制を進めたい安倍首相の思惑が見えてしまいます。

政治の影が見えてしまうとどうも素直には楽しめないですね。


さて明日から荒れ模様になる様です。

雪は降って欲しいのですが、お手柔らかにお願いしたいところ、暴風雪は勘弁して欲しいです。