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今日も午前中雨のあいにくの天気。

悲願のアカデミー賞を受賞したディカプリオ主演の

”レヴェナント 蘇えりし者”を観ることに。

オンラインチケットで予約をして、そろそろ出発という時に

ＳｕｐｅｒＧＴ富士の決勝があった事に気付きます。

映画は明日にしてGTの決勝をナマで見れば良かったのですが、チケットを予約してしまったので後の祭り。

さすがゴールデンウィーク、席はぎっしり埋まっていました。

レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、エマニュエル・ルベツキ

　

そして坂本龍一

このメンバーが揃ったら悪い英画になる訳がありません。

実話を元にしているというこの映画、リアルな描写、極寒の地でのサバイバルということで、

カップルや家族で楽しもうという映画では有りません。

でも映画好きの方は是非観てもらいたい映画。

レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディの鬼気迫る演技も素晴らしかったですが、何と言っても圧巻なのは

エマニュエル・ルベツキの映像です。坂本龍一の音楽とも相まって本当に引きこまれました。

ライティング無し、自然光に拘り、朝晩のマジックアワーのみで撮影したという映像、美しいの一言。

シーンの合間に挿入される森の木立の間から見上げる空のシーン、

そしてオープニングから流れる水のシーンが印象的でした。



スタッフ、演者は大変だったでしょうけど。

スタント無しでの過酷な撮影にトム・ハーディと監督がつかみ合いの喧嘩になったとのエピソードも。

ディカプリオ演じるグラスが瀕死の重傷を負うグリズリーに襲われるシーン。



こうして画像に落とすとVFXだと分かりますが、映画ではまさに本物の迫力でした。



素晴らしい映画、そしてディカプリオの演技も文句の付けようが有りませんでしたが、チョットだけ残念だったのは

瀕死の重傷を負い、水も食料もまともに取れなかったはずの主人公グラス。

実際にはガリガリに痩せたと思うのですが．．．

流石にそこまではダイエットできなかったんでしょうね。

最後にエマニュエル・ルベツキのこれまで手がけた映像集を