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今日は社内のメンタルヘルス研修を受講

講師の先生がディスカッションテーマとして出した事例。

入社2年目の社員、プロジェクトを任され、連日帰社時間は

朝3時、出勤時間は9時。

土日もイベントに駆り出され、休み無し。

飲み会には必ず出席、一気飲みは勿論、会社の伝統で

ビールを上司の靴に注ぎ飲まされる。

やがて、見るからに疲れが見えて、「人間としてダメかも」という発言

上司と２台で出かけた際、信号無視をしたことを目撃。



「こういう社員の先輩のあなたは何が考えられ、どうしますか？」という設問でした。

即座に『これは自殺っしちゃう。』と答えました。

講師の先生の回答は．．．

この事例は実際に起きた事例で、この２年目の方はプロジェクト完了後、自殺してしまったとのこと。

なんと、電通の社員だったそうです。

昨年１２月に亡くなり、１０月に遺族が労災申請したことでニュースになった”高橋まつりさん”の事例と

あまりにも似ています。

この設問の事例は２００８年に起き、遺族の訴えでで２０１２年に1億6300万円を支払ったとのこと。

この判決を機に、国の労災の基準が厳しくなるターニングポイントだったとのこと。

電通は３年前にも過労死した社員が居るそうで、繰り返される悲劇に労基署も抜き打ち家宅捜索。

あまりにも酷い労働環境に、公共事業への入札資格を停止し、東京五輪から締め出されるのでは？

という声も上がっているようです。

電通、靴でビール飲み強制…「社員過労死」文化は20年以上前から、東京五輪の発注停止すべき


今年のブラック企業大賞、最有力候補という所でしょうか？

電通社員の手帳にはこれまで社長が残した仕事の掟十ヶ条を電通鬼十則として記載していたそうです。

さすがに　　”取組んだら放すな！　殺されても放すな！　目的を完遂するまでは．．．”

手帳から削除されるそうです。

先日のハロウィンも電通の戦略で日本全国へ拡大、東京五輪誘致も電通が暗躍した模様。

メディアも広告スポンサーを押さえている電通には及び腰。

こういう企業は本当に嫌いです。