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今日は嫁さんと映画を観てきました。

ファンタスティック･ビーストと魔法使いの旅

コレが今日から公開とのことで、

映画館はとんでもない混み具合でしたけど。

ハリー・ポッター人気いまだ衰えずです。

自分の目当ての映画、「聖（さとし）の青春」もぎっしりでした。

この映画との出会いは何とNHKでした。

朝、通勤の身支度をしながら見ているNHK,ニュースに続き、7時20分すぎに特集が有ります。

７時３０分からＢＳで始まる朝ドラ”べっぴんさん”までの繋ぎに流れているだけなのですが．．．

この日は”べっぴんさん”2チャンネルを変えませんでした。

この日の特集は伝説の棋士　将棋にかけた青春

隣県、青森出身の俳優、松山ケンイチが演じたということで見入ったのですが、

『怪童』と呼ばれながらも２９歳で亡くなった、棋士・村山聖を描いた映画との事。

残念ながら知りませんでしたが、コレに驚きました。



子供の頃から使っていたという将棋の駒、プラスチックの駒ですが、使い込まれ擦り減っています。

プラスチックがココまですり減るというのに驚きました。

コレだけで将棋への執念が伝わってきます。

生涯のライバル羽生善治役は東出昌大、二人の生涯最後の対局を同じ部屋で撮影。

二人に棋譜を全て覚えてもらい、2時間半ノーカットで撮影。まさに命をかけた対局が撮れたとの事。

これは絶対観なければと思ったのでした。

しかし、ドキュメンタリーに近いとは言え、ＮＨＫが映画の宣伝をしたという事実も驚きましたけど。

クローズアップ現代でも取り上げていたようです。観たかった。

伝説 いま再び ～夭折の天才棋士・村山聖～




映画の方は、擦り減った駒から、ストイックに将棋に打ち込む人生を想像していましたが、

エピローグから漫画を読むのに夢中で、昇段を祝う会に遅刻するシーンから始まります。

意外にも少女漫画好きなオタク青年、酒を浴びるように飲み、麻雀好きな青年でした。

対象的に羽生善治役は寝ても覚めても将棋漬け、それでも将棋となるとまさに真剣勝負。



素晴らしいシーンでした。

出演している俳優陣も、いい仕事してました。リリー・フランキー、柄本時夫、安田顕、染谷将太。

そして驚いたのがこの人。



『声は聞いたことが有るけど。。。。』しばらく思い出せません。

トレンディドラマで９０年台に活躍していた筒井道隆でした。

すっかりおじさんになっていました。まあ自分もそうなのですが．．．

何と言っても原作を読んで村山聖役をやらせてくれと直訴、体重を２０キロ増やし他役作り。

本人が乗り移ったかのような演技でした。



命が残りわずかになってきた時に残したメモ

「神様がすることは、僕にはわからないことばかりだ。」

深いです。