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土曜日の話です。

宮城からの帰り道。

いつもの様にクルーズコントロールを上限でセットし巡航。

宮城では待っていた雪も止み潤腸に走行中のこと。

花巻インター辺りまで戻って来た時の事でした。

『ん。．．．』なんか違和感を感じました。

暫く進むとやはりおかしい。

お尻がムズムズ。と言っても車のお尻の話。

ほんの僅かですが、前輪を後輪がトレースしていない感じ。

最初は強風の影響かと思いましたが、吹き流しを確認してもホンの僅かに動いているだけ。

そこで、コレは路面が凍結していると確信しました。

路面は濡れているとは言え、気温はマイナス1度。

普段路面が真っ白になるくらい撒いている筈の融雪剤が効いていないということ。

肉眼では濡れているのか凍っているのか全く見分けがつきません。

凍っていると分かってみると、かなり滑る路面、チョットハンドルを切っただけでズルっときます。

これまでの冬みち運転の中でもコレだけ滑るのはそんなにありません。

特に普段融雪剤が効いている高速道路でコレだけ凍結した路面は初めてでした。

ドラレコのログを見ると直線なのにＧが記録されています。



嫁さんは「もっとスピードを落として」と言いますが、この路面、他のドライバーは気づかない可能性高し。

下手に追い越しをかけられ、スピンに巻き込まれたくないので、追い越されない程度に減速して走行。

暫く進むと、やはり被害者が。



幸い被害は対してなかったようなのですが、問題はドラーバーの立ち位置。

自分の車の前に立っています。

こういうパターンで、後続車が突っ込み、亡くなったというニュースを何回聞いてきたことか。

自分の車の状況が心配だったり、寒くて大変なのは分かりますが、何より大切なのは命。

即座にガードレール、ガードロープの外に避難しないと。





奇しくも今日のニュース。

群馬・下仁田の多重衝突　「だめだー」事故処理中の警官が絶叫後に衝撃　大破した軽乗用車の女性「あのまま中にいたら…」

群馬・下仁田の多重衝突　「完全にアイスバーン」　群馬県内で人身・物損事故相次ぐ

軽自動車の女性、急いで脱出したので九死に一生を得たようです。

と言っても後続車に轢かれないように状況確認は忘れずに。

と言ってはいても、いざ事故の当事者になると、気が動転し、冷静な行動を取るのは難しいものですけど。