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今日はぐずついた空模様。

午後になり、雨が降り始めたころの話。

同僚の端末がフリーズ、操作不能に。

会社のＰＣはThin－Client端末。

サーバーに各クライアントＰＣが仮想環境で構築されていて、ネットワーク経由でリモート接続して使用する環境。

個々人でのトラブルはよく有ることで、過去には自分のＰＣ環境が壊れて数日間使用出来なかったことも。

今日の同僚のトラブルもそれだろうと思っていたのですが．．．

自分の端末も動作が遅くなり、インターネットアクセスは勿論、ファイルサーバーへのアクセスも不可能に。

他の社員たちも同じような状況で、あちこちで声が上がり始めました。

『これは何かあったな。』と思っていると、車内放送が。

「ただいま社内端末がアクセスできない状態になっています。原因究明しますので、しばらくお待ちください。」

社員一人一人に割り当てられているハードディスクの容量が少ないため、社員はファイルサーバーの

ファイルにアクセスして仕事をしています。そのファイルにアクセスできません。

メールの送受信もできず、全く仕事ができない状態。


当初はすぐ直るだろうと、タカをくくっていた社員達も30分ほど経過すると声を荒げる社員も。

すると再び車内放送が入ります。

「原因究明に時間がかかり、本日中の復旧は難しい状況です。」と絶望的な放送。

退社時間まで2時間以上ありますが、仕事になりません。

こんな時こそプレミアムフライデーではないけれど、退社させればいいのに．．．

有給休暇を取って帰る人も。

自分の端末はローカルファイルと送受信は出来ないもののメールは見えたのでファイルとメールの整理を。

そのうちポツポツと復活する端末が出始めました。

自分の端末も退社30分前に復旧。しかし４分の３位は復旧しないまま退社。

今晩、担当者は必死で復旧作業を行うのでしょうけど、明日の朝までに復旧していれば良いのですが。

今回のトラブルも少なくとも100人単位、下手をするともう一桁上の社員が仕事にならなかった可能性も。

シンクライアントの導入はメリットも多いのですが、こういうトラブルが出てしまうと被害は甚大。

お客さんへの提案も躊躇してしまいます。

さて、明日の朝、どうなっているでしょうか？